The Globe Sessions Tour Edition
(アルバム, '99)
ポリドール, POCM-9064 〜 5(日本盤)
A&M, 541 025-2(英盤)


曲目

Cover of The Globe Sessions Tour Edition
写真は英盤ジャケット

(ディスク1)
1. My Favorite Mistake
2. There Goes the Neighborhood
3. Riverwide
4. It Don't Hurt
5. Maybe That's Something
6. Am I Getting Through (Part I & II)
7. Anything But Down
8. The Difficult Kind
9. Mississippi
10. Members Only
11. Crash and Burn
12. Carolina
13. Resuscitation

*12は日本盤のみのボーナストラック。英盤はエンハンストCD。

(ディスク2)
1. A Change (Would Do You Good)
2. River Wide
3. It Don't Hurt
4. Strong Enough
5. The Difficult Kind
6. Everyday is a Winding Road
*日本盤のみ1の前にEveryday is a Winding Road(アルバムバージョン)がボーナストラックとして追加


解説

'99の2月にリリースされたボーナスディスク入り限定バージョン。ボーナスディスクには前年の11/13のカナダ・トロントのトリニティ・チャーチでの演奏が収録されている。アメリカでは発売されていない。英盤ではそれまでアメリカ盤The Globe Sessionsにのみ収録されていたマルチメディアコンテンツが追加収録されているのに対し、日本盤では車のCMに使われたEveryday is a Winding Roadが代わりに(場所は違うが)収録されるに留まっており、買う価値はない。また英盤のジャケットには写真では分かりにくいが銀色の文字で左端に"sheryl crow"と実にかっこいいレタリングが入っている。

このライブはThe Globe Sessions発売後、プロモーションで来日した際に行われたアコースティックライブ同様、ギターのTim Smithと二人だけでの演奏となっている。いち早く新曲のライブバージョンがCDで聞けるということで重要な意味を持つ一枚。

特筆すべきトラックは3と6。3ではSherylのハーモニカとTimのギターが抜群のグルーブ感を生んでおり、アルバムバージョンよりも数段いい。東京でのアコースティックライブでは演奏されたにもかかわらず放映されなかったので、この曲のライブバージョンは日本では初お目見えということになる(海外においてはこのライブの前に既に演奏されていた)。

6は前回のツアー時はわりとさらっと演奏されていたが、東京でのアコースティックライブ、このライブ、後のツアーのいずれにおいてもアンコールでの演奏であり、アレンジはもちろん歌への感情の入れ方も多少変えられていて、この名曲に対してSherylがそれに相応しい扱いをしていると感じる。

2もストリングス抜きでもここまで聞かせられるというところにSherylの着実な進化を感じ取ることができる。

それ以外の曲もアコースティックセットで演奏されているということで、通常盤を複数枚持っている人(はい、私です)でも手に入れる価値のある作品と言える。

 

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