Live on Letterman - Music from the Late Show
(コンピレーション, '97)
ワーナー, WPCR-1739(日本盤)
Reprise, 9 46827-2(米盤)


曲目Cover of Live on Letterman

1. Friend of the Devil
2. Strong Enough
3. Sweet Jane
4. Too Much
5. Think
6. I Don't Want to Wait
7. God Give Me Strength
8. Funny How Time Slips Away
9. Have I Told You Lately That I Love You?
10. You Were Meant for Me
11. Reason t Believe
12. Crush with Eyeliner
13. Are You Gonna Go My Way
14. Who Do You Love

アーティスト
1. Jerry Garcia and David Grisman
2. Sheryl Crow
3. Lou Reed
4. Dave Matthews Band
5. Aretha Franklin
6. Paula Cole
7. Elvis Costellos and Burt Bacharach
8. Lyle Lovette and Al Green
9. Van Morrison, Sinead O'Connor and the Chieftains
10. Jewel and Flea
11. Rod Stewart
12. R.E.M
13. Lenny Kravitz
14. Patti Smith

解説
アメリカの人気トークショウ、Late Show with David Lettermanでのパフォーマンスをまとめたコンピレーション盤で、Sherylの2が収録されている。他のトークショウに関してもこのような企画盤はリリースされているが、そのなかでもこのアルバムが一番豪華な顔触れで良質なのではないだろうか。

SherylによるStrong Enoughは'95年2月16日の収録で、初来日公演よりも前で、この頃のバンドメンバーでアンプラグドのときと同じ楽器構成で演奏されているようだ(ドラムを使ってないということ、けどBill Bottrellはいない)。Sherylはいつものようにアコーディオンを弾いている。Sherylの歌声は適度にリラックスしており、Roy Scott Bryanによるバックコーラスが良く聞こえる。

Sherylの他にも聞きごたえのある演奏はいくつもあってこのCDを魅力的なものにしている。Paula Coleが素晴らしい歌声を聞かせる6、'98に共同でアルバムをリリースする前のElvis CostelloとBurt Bachrachによる7、Al Greenのスムースな歌唱が楽しめる8、大ブレイク直前('96年9月の録音)のJewelがRed Hot Chili PeppersのベーシストFleaとの共演でエモーショナルな歌声を聞かせる10、Unpluggedの時期のRod Stewartによる11(アルバムバージョンとは違いバックコーラスが入っている)などは代表的な名演だろう。9におけるVan Morrisonの歌声はやっぱりソウルフルだが、VanとSinead O'Connorの息が微妙にあってないところは御愛嬌(けど観客は優しい声援を送っている)。コーラス隊を率いてのAretha Franklinによる5、晩年のJerry Garciaによる1なども無視できない。Patti Smithはちょっと変(^^;;

Sherylの前後で顕著だが(終わりの部分をLou Reedと切り分けるのは結構面倒、しかもDavid Lettermanの紹介が邪魔:-( )、このアルバムでは各曲間を観客の歓声で自然に繋げるようにしており、豪華ラインアップによるジョイントコンサートのような趣きが味わえる。

 

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