沖縄あれこれ

「りんバンにはまった理由」
わたしもりんけんバンドのファンになったきっかけは「ちゅらぢゅら」です。
NHKの大河で流れていた「ちゅらぢゅら」がすごくきれいな歌だなーとおもいました。
そのころ「りんけんバンド」なんてまったく知らなくて、本土(ましてやこんな田舎に)にりんけんバンドのCDがあると思わなかったので、沖縄の親戚に頼み、アルバムを買ってもらいました。
自分から聞きたいと思って人に頼んでまで買うのなんて初めてです。今までただ周りが流行っていたからこの曲が聞きたいと思っていただけでしたから。
しかし、飽きっぽいところのある私ですので、しばらくするとまたアルバムの存在を忘れていました。
ところが、中学2年になったある日、国語の教科書に、「春でぇむん」が載っているではありませんか!それでまたりんけんバンドの存在を思い出し、さらに、この辺でもりんけんバンドのアルバムが売られていることを知り、「春でぇむん」は収録されている「アジマァ」を買い、それ以来ずっと買い続けて、今に至ります。
今じゃ、親戚じゅうにファンであることが知られて、「あんたは顔はヤマトンチュだけど、中身はウチナンチュだね。」と言われます。

                               (2003/3/5 by 明日原竜夏)         
「文ちゃんドライバー」
ドラマ「ちゅらさん」を見て、沖縄に興味を持った、という人は多いはず。 
我が家もこれで沖縄が気に入った娘の「沖縄に行ってみたい」の一言で、おととしの夏、初めて沖縄に出かけた。沖縄はずっと気になっていはいたのだけど、ただ遊びに行くというのになんとなく抵抗があって、踏み切れないでいたのだけれど・・・。
さて「ちゅらさん」の魅力はなんといっても個性あふれる登場人物だと思う。
中でも私のお気に入りは、主人公えりいの父、文ちゃんこと恵文。酒と三線をこよなく愛し、仕事は怠けてばかりで、いつもオバアや妻・勝子のひんしゅくをかっている、という役どころだ。しかし一方では心から家族を想い、いざという時には頼りになるという魅力的なお父さんでもある。この恵文が那覇に移ってからタクシーの運転手になるのだが、何せ怠け者なので、車を停めては昼寝をしたり、三線を弾いたりしている。ドラマを見ている時は、昼寝はともかく、いくら沖縄でも仕事中に三線ってことはないだろうと思っていた。
ところが、初めての沖縄で泊まった恩納村のリゾートホテルでのこと。夕方ホテルに戻ってきた時、何の気なしに、ホテルのロータリーで客待ちをしているタクシーを見ると、運転手さんがホントに三線を弾いている!思わず隣にいた娘と顔を見合わせてしまった。沖縄恐るべし・・・。この時片足がずぶっと沖縄にはまり込んだ気がした・・・・。
この数ヵ月後、とあるライブハウスでの某バンドとの運命的な出会いをきっかけに、私は沖縄にどっぷりはまってしまうのだけれど、それはまた別の話・・・(笑)。

                                    (2004/2/29 by ぽち)


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