1KWで送信すると、ピンポーンとなるので、次のところに電話をしてみました。
パナソニックコミュニケーションズ(株)
CNG 品質保証G
ホーム機器国内CS
福岡市博多区
092−477−1856
無線による障害に詳しい担当の人がいて、親切に対応してくれます。
すると、送られてきたのが左のもの。
ST101Aが2つついています。
一番左が、配線をさす端子
その右の白いテープで巻いてあるのは、ST101A 2つ。
今回を振り返って・・・
きちんとメーカーに症状を訴えることが必要だと思います。インターフェアが起こると、電波を出す方が原因であると考えられがちですが、設計上の理由で機器がインターフェアに弱いというのも原因だと考えます。実際、このドアフォンも「はじめからこのフィルターをつけておいてよ!」と声を大きくして訴えたいです。この積み重ねが、インターフェアに強い機器がはじめから販売されるきっかけになると考えるます。
これで、1kwの夢も一歩近づいたかな???
これを、玄関子機から配線と本体の間に挿入しました。
(青の線が巻いてあるトロイダルコアは、効果がなかったのですが、はずすのが面倒でそのままにしていたので一緒に写っています。)
すると・・・・、なんとピンポンとならない!!
「えええ」と驚き、この部品をはずして、7メガで送信するしてみると、見事に勝手に「ピンポーン」。
また、つけて送信すると、鳴らない・・・。
見事でした。
この部品は、アイホンなど他メーカーでも効果があるはずなので、他メーカーで同様の症状で困っておられる方は、試してみられるとよいと思います。
私も、近隣でドアフォンIが発生した場合、する対策できる自信となりました。
品番 ST101
品名 フィルター
パナソニックコミュニケーションズ
(写真に写っている基盤と黄色の線は後でつけたもの。)
見た瞬間、「これは効くかもなぁ。でも、あれだけトロイダルコアで試して効かなかったから、だめかなぁ」と・・・
左の写真が月刊ファイブナイン2008年1月号P40に掲載されました。
ドアフォンに対する電波障害について記事が掲載されているものは
月刊ファイブナイン
2007年11月号「カメラ付きドアフォンIレポート」
2007年12月号「(続)カメラ付きドアフォンIレポート」 2008年 1月号「(続)カメラ付きドアフォンIレポート」
説明書によると
この部品は、「終端器」といい、画像が乱れた場合に使ってくれとのこと。
映像信号の反射により、画像が乱れることがあるとのこと。
この終端器は、必ず最終端の室内子機のみに接続してくれとある。
我が家でいうと、2階の室内子機の配線に接続することになります。
品番 V653AKHZCR
品名 シュウタンテイコウキ
パナソニックコミュニケーションズ
対 策
本体をはぐってみると、電源と玄関子機からと、2階に増設した室内子機からの配線がありました。
配線が、アンテナとなって電波がのっていると考え、玄関子機からと2階室内子機からのどちらの配線が悪さをしているか調べました。
2階からの配線だけにした場合には、症状がでませんでした。2階からの配線をはずし、玄関子機からの配線だけにした場合に、症状がでることを確認しました。
まさか、30Wでインターフェアがでるとは思っていませんでした。
7メガ、10メガ、14メガで送信すると、ドアフォンがなる。
7メガは30Wぐらいから、症状がでる。
症 状
設置状況
パナソニック製。
2階にも増設しています。
ドアフォンが勝手にピンポンとなる。
我が家の1KW用対策のまとめ
本体から玄関子機へいく配線(本体側)に、ST101を2つ、ST201を2つを挿入
本体から2階増設機へいく配線(本体側)に、ST101を1つ ST201を1つ挿入
これで、大丈夫!!
100Wなら、ST101が1つで効かない場合、ST101を2つ挿入すれば解決できますが、1KWになると、ST101とST201の組み合わせがよいようです。
ST201だけで効くのか興味がありますが、ST101とST201で効くので、これの組み合わせにしています。
部品を見ただけで、「これは効かないな」と思いました。それは、配線がアンテナになっているからいけないのであって、こんな抵抗をつけても意味があるはずがないからです。それに、確かに画像も引っ張られたように乱れるのですが、ピンポンと勝手になる方の対策が先であるからです。
だめもとでつけてみました。やっぱりだめでした。本体にもつけたり、玄関子機にもつけたりましたが、だめでした。
また、しつこくN社に電話をかけました。詳しく状況を説明し、しつこく聞いたことで、次に送られてきたのが、この部品。これも有料。
玄関子機への配線に、ST101を2つとST201を2つ(計4つ)
ST101とST201はNEC/TOKINで購入
2階増設機への配線に、ST101を1つ ST201を1つ
これで、解決です。
Amateur Radio |
Station |
JK4USW |
since 1992 |
|
|
すでに、玄関子機への配線にST101を2つ挿入ずみ。
100Wでは大丈夫なのに、1KWではなぜ誤操作をするのか???
2階増設機の配線をはずすと、誤操作がなくなることから、この配線に上の部品を挿入してみると・・
見事、解決!
と思いきや、アンテナの向きによって鳴るときがあることが判明。
そこで
いっこうに症状が消えないので、電源を疑い、ACコードをきって、コンセントにつないでみたり・・・・。でも、だめ・・・・・
そこで、N社の電話相談口に電話をしてみました。すると、送られてきたのが、この部品。もちろん、有料です。
分割型のコアを、玄関子機からの配線と2階室内子機からの配線両方に巻いてみたり・・・・
今まで、この方法で、インターフェアを止めていたのですが、今回は、だめでした。
ここからは、もう泥沼化して、大変でした。
玄関子機をはずし、配線を同じようにして巻く。
しかし、効果なし・・・・
アンテナになっている玄関子機からの配線を、トロイダルコア(43材)にキャンセル巻きする。これによって、配線がアンテナとなり電波がのることを防ぐ。
しかし、効果なし・・・・
43材と61材の違いについて
43材と61材ではインピーダンスが異なる。
43材は10〜200mhz帯除去用 61材は100〜500mhz用だが、巻くことによりインピーダンスが下がる。
50メガでは61材や63材が良い。
トロイダルコア
左2つが、大きさが114、右が82
左が61材で、右2つが43材
分割型トロイダルコア
このタイプは43材だそうです。