健康とタバコ.....あなたはどちらを選びますか?
タバコは、毒物のかんづめです。どうして食品扱いではないのか不思議です。
食べ物を食べると、胃腸という消化管粘膜から成分(栄養)が吸収されます。タバコを吸うと、口から肺に至る気道(きどう:空気などの通り道のこと)粘膜から有害ガス成分、ニコチン、タールが吸収されます。これらは食品としてなど、とても売ることはできない成分です。法にふれてしまいます。ところが紙巻きにして「タバコ」とすれば売ってもいいだなんて...全く不思議なことです。
タバコに含まれる成分と、それらの毒性について、みなさんはどれだけご存じでいらっしゃるでしょう。...なにも知らないでいて吸い始め、くせになり、やめられなくなってしまう。ニコチンには大変つよい依存性があります。タバコをすいはじめて2,3ヶ月で、中毒ができあがる、といわれています。また、受動喫煙によってタバコを吸わない人にまで、その害はおよびます。
妊婦の場合、一日一本でも喫煙すると、胎児にグラフのような影響があらわれます。妊婦自身が禁煙しても、父親や同居家族が喫煙していると、やはり影響をうけます。
流産、早産のリスクも増加します。
日本は自他ともに認める先進国ですが、残念なことに禁煙後進国です。欧米はもとより、データのごとくアジアでも、シンガポールは禁煙国家として新しい時代を迎えています。
人類はもう、宇宙旅行にも手が届こうとしています。
これからの時代は禁煙社会。スペースシャトルは、もちろん、禁煙です!
2002FIFAはワールドカップを禁煙にすることによって、WHOから表彰をうけました。