DATE: 12月 6日(木)21時35分08秒
TITLE: S211 チョークを戻すとエンスト
NAME: nnn MAIL: n017@yahoo.co.jp
こんばんはS211に乗って半年たったばかりの初心者です。最近寒くなったせいか調子がかなり悪いです。
チョークをひくとエンジンはかかるのですが停車の度にエンジンが停止します。どなたか原因を教えて下さい
オイル交換はマメにしています宜しくお願いします。
DATE: 12月 7日(金)11時01分37秒
TITLE: nnさん
NAME: Hi-Super MAIL:
211の始動性について私見を述べます。〈正常な状態〉まず、211の始動性は最良のメンテナンスを施さない
限り、決して快適ではありません。冬場は、フルチョークで始動し2〜3秒でもどし、数100m走行後
アイドリングすれば普通です。
キャブレーターのエアパイロットは、締め込んだ状態から、夏:11/2 冬:11/8 戻すのが標準です。
〈点検事項〉始動が悪い場合
(1)ポイントの間隙と点火時期の調整 間隙 0.3〜0.4mm 時期 -16度(フライホィール上の
合わせマークで確認できます)
(2)フロートチャンバーのニードルバルブの作動不良長年使い続けると、燃料中のゴミなどで詰まったり、
ニードルが閉じたままの状態になったりします。簡単に点検・清掃できます。
〈点検事項〉停車の度にストールする
(1)燃料がきていない。 211は、タンク〜キャブの間が長いために、いろんなトラブルが考えられます。
a. 燃料コックの詰まり(とくにリザーブの時)ストレーナーの中を注視して、サビなどが見られたら
かなり重症です。取り敢えずは、下から針金でつっつけばごまかせますが……
b. キャブレーターの詰まり(ニードル・メインジェットなど…… 一応全部ばらして穴という穴を
すべて通します。岩山の洞くつの中のビン・ラディンを探すよりずっと簡単です)
(2)フロートの高さ(滅多に狂うことはないので、触らない方が……触りはじめると泥沼です)
以上が、差し当たって思い付く対策ですが、211の立ち上がりの悪さは、それぞれのオーナーが抱えている
持病の一つぐらいに構えて、根気よく対処することです。何となく無責任のようですが、わたしの2台の
ハイスーパーもそれぞれ一癖ある目覚め方をします。走りはじめると御機嫌なんですが。
DATE: 12月 8日(土)16時01分18秒
TITLE: エアーパイロットの調整の際は
NAME: 八木 MAIL:
エアーパイロットスクリューの調整の際に一旦、スクリューを全閉とする時は、強く締め付けないよう注意が
必要です。スクリューにコイルスプリングが入っているため、つい締め過ぎる傾向になりますが、強く締め
過ぎるとスクリュー先端のテーパー部分に段付き起こしたり、キャブ本体側のポートを変形させて正常にエアー
調整が出来なくなります。 私の場合、仮にスプリング外して軽く全閉に締め付け、この位置をマジック等で
キャブ本体及びスクリューにマーキングを行います。そこから標準量を戻し、キャブ本体からスクリューの面
までの突出長をノギスで測るとともにマーキング位置をメモします。その後、スクリューにスプリングを入れ、
メモした突出長となるようにマーキングを頼りに再び締め込んで調整しています。ここまで気を使う必要は無い
かも知れませんがキャブは精密に製造されていますので取り扱いには注意した方が良いと思います。