DATE: 04月19日(木)08時25分11秒
TITLE:S601のトルコンについて
NAME: グマントーン  MAIL:


自分の乗っているのは、S-601A型です。どなたかトルコンオイルの交換について教えて下さい。


DATE: 04月20日(木)11時40分06秒
TITLE: 601のトルコンについて
NAME: Dream  MAIL: 

グマントーンさんトルコンのオイルの件ですが、自動車用のものを入れていませんか?私も経験が
あるのですが粘度の違いなのか、膨張して吹いてしまったことが有ります。
シェルのトルクフルードLLというトルコンオイルがあります、これが純正のものに一番近いようです。
それと、エアー抜きですが、必ずエンジンが冷えているときに行うことと、センタースタンドを立てて
さらに車体を右に傾かせてドレンが完全に真上にくるようにやること、オイルがオーバーフロウ
してきたら直ぐにドレンを締めるのではなく、かるくコツコツと叩いてみたり、トルコン本体をゆすって
完全に気泡を抜くことが大切です。トルコン内部には細かいタービンが入っており、その中に
抜けきれない気泡が隠れていることがあります、エンジンを掛けてドレンを上にして一晩おき
エアー抜きしてということを2,3日続けることをおすすめします。それでもエアーが入るようであれば、
オイルシールのリップ、オイルシールとフリーホイールの密着不良、オイルタンクとフリーホイルの
バイパスホースの不良が考えられます。トルコンオイルは中と外に漏れる事があります、
外に漏れるのは目視できます。
中に漏れるのは、チェンケースの中に入ってしまうため見落としがちです、チェンケースのオイル量を
たまにはチェックすることも大切ですね。
まずは、オイルが正常であるかどうかからはじめてみられてはいかがでしょうか。


DATE: 04月20日(木)12時03分21秒
TITLE: 601のトルコンについて
NAME: グマントーン  MAIL:

Dream様、はじめまして。仰せの通り、僕はトルコンオイルはずっとホンダの純正トルコンオイル
(自動車用)を4リットル缶で買って使っていました。 またエア抜きに関しては、冷えているときに
していたのですが、2,3日連続してやるということまでは気づきませんでした。 
現在海外にいるのでみてやる機会がありませんが、帰国して早速仰せのようにシェルの
トルクフルードLLに替えてみます。
この掲示板に出会って早く家に帰ってラビットに乗らねばという気になってきました。 
貴重なアドバイス有難うございます。


DATE: 04月21日(金)20時50分47秒
TITLE: トルコンオイルの抜き方
NAME: 八木  MAIL: 

Dreamさん「601のトルコンにつて」は参考になりました。私もトルコンオイルはM井様から、
お分け頂いた昭和シェル石油のトルクフルードLLを使用いています。このトルクフルードLLは、
すでに製造中止になっており現在はトルクフルードLが製造されています。
LLとLの違いについては近いうちに確認しておきます。私のエアー抜き方法は、盲詰を外した
あとに50cm程度の燃料ホースを差込み、ホースの先を容器(LLが入っていたペットボトル)に
差込ます。この状態でトルコンユニットをゆっくりと正方向・逆方向に回し、エアーが出なくなるまで
時間をかけてエアーを抜きます。容器に溢れたオイルはオイルタンクに回収します。
注意点としては、エアー抜き中はオイルタンクのキャップを外し、タンク内のオイルを
切らさない様にします。。
近日中に601で高速道路を走る予定ですが、同じようなトルコンのトラブルが起きないか若干気になります。


DATE: 04月22日(土)00時20分07秒
TITLE: そうそう!
NAME: Dream  MAIL:

八木様、そうなんです、大事なことを忘れていました。トルコンのオイルタンクのキャップを外して
エアー抜きすることは基本中の基本ですよね。それと、私は601を9台程持っていますが、
全て乗り味が違います前のオーナーの癖や乗り方なんでしょうが一台一台味があっていいものです。
トルコンを左右に振ってみるとカタカタいいますよね、うちのはそうなるものとぜんぜんそうならない
ものがあります、これってトルコンの中の凹凸の溝の減りなんでしょうねうちのは18000K以上
走っているものはありませんが、カタカタいっても絶好調です。
5000Kのものや8000Kのものはカタカタいいません。これって気にしたことないですか?


DATE: 04月22日(土)08時00分01秒
TITLE: トルコンオイル
NAME: ラビット・ハウス  MAIL: 

スーパーフロー用の当時の純正トルコンオイル仕様は
	比重  :  0.9000 以下    
	反応   : 中性
	引火点 :  130度C      
	流動点 :  -40度C以下
	水分  :  0.01% 以下   
	粘度  :  30度C--124 センチストローク以下    
       	             50度C--  4 センチストローク以下
尚、水分の含有率は極めて重要で 0.02%をこえると、オイルの温度が85度C以上になると
沸騰しはじめます。また、粘度はトルコンの性能に大きく影響します。


DATE: 04月20日(木)12時11分13秒
TITLE: すみません
NAME: Dream  MAIL: 

文章の内容をよく見ていませんでした。「更にトルコンの円盤と本体の間から云々」というくだりを
見ていませんでした。これは、完全にトルコンオイルシールの故障ですね。どれだけエアー抜きしても
駄目です、オイルシールを交換するしか方法はありません。ただ,トルコンのオイルシールは、
神様がお作りになったものが手に入るのですが、中のスプロケ内のオイルシールが抜けていると大変です。
これはないようです。
S601の一番マイナーなトラブルです。急発進、急加速、が一番良くありません。
S601はのんびり走りましょう。80K巡航もできますが常にはよくないですよ、古いものですから、性能一杯に
だすのではなく労わって可愛がってやってくださいこの手のトラブルは誰でも経験することです。必ず直りますよ!


DATE: 05月26日(金)21時04分09秒
TITLE: トルクフルード
NAME: 八木  MAIL: 

以前、ラビットハウス様から当時の純正トルコンオイルの仕様について紹介がありましたが、
この度、昭和シェル石油のトルクフルードL(現行商品)とLL(製造中止)の仕様がわかりましたので紹介します。
「 」内がトルクフルードLLです。
           比重:0.873「0.900以下」 
           引火点:188度C「130度C」
         流動点:−50度以下「−40度以下」
          粘度:40度C・・17.8センチストローク以下「13.4センチストローク以下」
          粘度:100度C・・4.1センチストローク以下「3.3センチストローク以下」
          粘度指数:132「120」
Lの方がLLに比べて粘度が若干高いのですが、スクーターに使用する場合は、問題ないでしょうとの回答でした。
ほとんどの方がLLを使用されていると思いますが、入手難になった場合、Lを使用しても良いと思います。