軽率だった。自分でも、冷静さを欠いた行為だったと思う。 では、なぜ僕はあのとき、前日になって講演会への参加をドタキャンするという、多くの方からお叱りを受けるような愚挙に至ったのか。 ここに記しておきたい。
この会を企画された先生は、この会を盛会にしたいと強く念じておられたようで、 数ヶ月前から、何かの勉強会でお会いするたび、「5月25日は空けておいてくださいね。」とお願いされ、私も「もちろん」と答えていたし、 正式な案内が来た時も、返信用のはがきに出席に丸をして投函した。
だが、この日はすべてタイミングが悪かった。 二日前の23日の夜、私は病診連携の会に参加。私が還暦を迎えたことを知っていた主催者が、バースデーケーキを用意してくれていた。 感激した私は、すぐさまFacebookにバースデーケーキの写真を投稿。 24日早朝、娘から事務長にメール。親父の還暦祝いに25日夜帰宅したいと。 事務長は、院長は勉強会に行くけど、どうぞと返事したらしい。
そうすると、娘からペンディングの返事。 今だかって、そんなことはなかった。私がいないと帰宅する意味がないという判断を娘がしたことは。 なので、私は、25日の講演会をドタキャンするということを、すぐに決断。 担当者にすぐにドタキャンのメールをした。
さらに私には、最近話題に上る高血圧の薬について、循環器内科医の意見も聞きたかった、という事情もあり、 講演会への参加をドタキャンするという選択をしてしまった。
もちろん、すべてこちらの事情なのだが、娘とホタルも観たいし、ディオバンの話も聞きたいという思いが、 企画された先生との約束を裏切ることに。
実は娘は、翌日、産業医になるための研修が静岡であり、その前に寄ったのだそうで、 来週も静岡に行くらしかった。 つまり、私が都合が悪いといえば、1週間延期になっていただけかもしれない。
でも、来週はオフィシャルのホタル観賞会があるそうなので、 それとかち合って、ゆっくりホタル観賞できないかもしれないし。
今回の件でドタキャンした僕に対して批判的な方が、このブログを読んで考えを変えてくださるとは思っていません。 でも、ウソをついてまで、何かを偽ってまで釈明しようという気にはどうしてもなれませんでした。
ここまで書いたことが、あの夜に思ったことすべて。これ以上でも、以下でもありません。 長文を最後までお読みいただき、心から感謝します。
今日のブログはこことここを参考にして書きました。というかパクリです。
2013年5月28日の院長ブログ原稿