泌尿器科医・木村明の日記


皮膚科専門医がいない医療モール


[木村泌尿器皮膚科公式ブログ](2012年秋)

教授にも医局員にも内緒で開業しようと思いたったのが、2003年。
皮膚泌尿器科で開業しようと、皮膚科も勉強し始めました。
なので皮膚科経験はもうすぐ10年。
男性のパンツの中を見る、という点では、すでに34年。
男性非露出部に関しては、若い女医さんより経験豊富です。
でも、決定的に不足しているのは、皮膚科入院患者の診察。
入院患者さんを受け持ったことがないですから。
なので、皮膚癌とこの病気は、経験不足です。
当院のビルの地下には専用駐車場があり、
車椅子の患者さんでも、雨に濡れることなく、受診できるバリアフリーの皮膚科です。
近隣の皮膚科に、雨にぬれずに駐車場から車椅子に乗ったまま来られるクリニックはないみたいなんです。
この病気の専門家がこのビルにいたら、地域医療にお役に立てただろうなと思います。
この病気は、勉強会に出ても、プロにはなれません。
経験が必要です。
まあ、どんな病気でもそうですが。
私は本物の医師免許を持っているちゃんとした医者です。
皮膚科も標榜しています。
でも、皮膚科学会認定専門医ではありません
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