泌尿器科医・木村明の日記


昼の勉強会2012秋


[木村泌尿器皮膚科公式ブログ](2012年秋)

昨日のお昼はチオカルバミン酸系の外用抗真菌薬についての勉強会でした。
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抗真菌薬の真菌検査室レベルでの評価基準には、最小発育阻止濃度と最小殺菌濃度がありますが、
チオカルバミン酸系のゼフナートはイミダゾール系に比べ、最小殺菌濃度で勝るという特徴があること、
最小発育阻止濃度のほうが優れた薬では発育阻止はできるので、かゆみなどの症状は早く改善するが、
早く殺菌できる薬のほうが、環境(家庭)に真菌をばらまかなくなる、
などを教えてもらいました。
常勤・非常勤の職員が全員揃うのは、
春と秋の昼の勉強会だけ(納涼会と忘年会を除くと)なので、
引き続き、レセコン業者(この日に合わせてお願いしていた)に、
レセコン操作についてのQ&A。
年2回実施が義務付けられている消防訓練なども行いました。
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