かゆみの神経生理学
昨日はあざみ野大正堂~早渕川~山崎公園~北緑道~ライフアンドシニアハウス港北~クリニック。
昨日があうね港北のぶたまる本舗の開店日のようでした。
すきっぷ広場~メゾンふじのき台~葛が谷公園~都筑ふれあいの丘駅~見花山~加賀原バス停~千代橋~青葉公会堂。
昨日は、テニスは1セットのみ。ジョギングの直後だと腰が痛いので2セットはできません。ジョギングの距離を短くしないといけないようです。
テニスコートでは待ち時間に「皮膚科学会雑誌」を読みました。「皮膚科の臨床」はベトナムで読み終わったので。
特集記事はかゆみの神経生理学。勉強になりました。
「前立腺肥大でもPSAは高くなるんですよ。」とか、「膀胱炎は慢性化してはいませんよ。急性膀胱炎が再発しただけですよ。」なんて泌尿器科の説明はカルテを書いたり、オーダーを入力しながらでも、すらすら口が勝手に動きますが、
蕁麻疹や湿疹でなんで痒くなるのか、の説明をしようとすると、カルテ入力はストップ。
患者さんの反応を見ながら、この説明で理解してもらえたかな、という試行錯誤の段階です。
かゆみは「掻きたいという欲求をもたらす不快な感覚」。
かゆみは掻破によって皮疹を悪化させます。
しかし、疥癬などが蔓延していた不衛生な時代には、掻くことで外敵の皮膚への侵入を阻止するのに役立っていたかもしれません。
昨日勉強したこれらの言葉が、電子カルテ入力中にもすらすらと口から出てくるようになりたいものです。
まだ皮膚科のことは勉強すべき事がいっぱいです。
泌尿器科も勉強すべき事はいっぱいあります。米政府の作業部会が75歳以上には健診目的でPSA検査を実施する事を勧めないとする提言をまとめた根拠になった論文も見ておかないといけません。
開業して3年半、飽きてきた、みたいなことを書きましたが、これは経営とかレセプト請求とかのこと。
インフルエンザワクチンを何本仕入れるかなんて、悩むほどのことではない事がわかりました。
関内に保険制度の説明を聞きに行く頻度も減りました。
でも医学の勉強は別。臨床は奥が深いです。
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