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シアリス 横浜市都筑区

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ハリーポッターの主要登場人物に、シリアス・ブラックとセベレス・スネイプがいますが、イギリスでは、お互いをファーストネームで呼び捨てにするので、シリアスとセベレスがどっちかややこしいことがしばしばありました。で、今日の本題はアズカバンの囚人のファーストネームとそっくりな名前の薬です。
バイアグラ・レビトラに続く3番目のED治療薬・シアリスがいよいよ日本でも9月12日から発売される事になりました。
当院は9月9日から13日まで後半の夏休みを取らせていただきます（12日まで海外にいます。13日の漢方勉強会に出席するかどうは13日の体調で決めます）ので、9月14日の午後から、シアリス10mg・20mgの院内処方を開始します。
シアリスの最大の特徴は血中濃度の半減期が長く、36時間効果が期待できる事。36時間と言うと、金曜の夜9時に飲むと日曜の朝9時まで効果が持続するという事です。
このため、別名ウィークエンドピルなどと呼ばれている薬です。2日間に渡って快楽を享受しようと言うのは、ED治療から外れているような気もしたのですが、昨日イーライリリー社のMRさんがいらして、「焦りやプレッシャーなく自然体に」をキャッチフレーズにしていますという話を聞きました。確かに「薬の効果が切れる前に」と焦ると、かえって上手く行かない場合もあるでしょうから、選択肢の一つとして当院にも置いておく事にしました。
半減期が長い薬は合併症を起こしたときがやっかいです。「持続陰茎勃起症の合併症はどうなの？」と尋ねたところ、海外・ならびに日本での治験では問題なかったが、その点も含めてまずは泌尿器科専門医に使って（使う、と言うのは処方するという意味）みてもらいたい、というような話でした。
シアリスを処方してもらって金曜日の夜に使ってみよう、と思われる方は、土曜日も診療している当院にかかっていると安心ですよ。

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