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2007年前半の手術件数集計結果


2007年前半が終了しました。1月から6月までの手術件数を集計してみました。パイプカットと前立腺生検が増加傾向にあるのに対し、皮膚腫瘍切除は激減、包茎手術も減少傾向でした。
皮膚腫瘍切除が激減したのは、皮膚と連続性があって可動性が良好なもの(つまり粉瘤のような皮膚に生じたもの)以外は、整形外科・形成外科に紹介するようになったためです。
包茎手術には仮性包茎に対する私費手術と真性包茎に対する保険での手術があります。今年前半は真性包茎に対する手術は1例のみでした。「翌日と1週間後の2回、診察にいらしていただきます。真性包茎で一度も亀頭が露出した事がない方は、術後、亀頭が下着に触れる刺激のため歩けず、電車で帰宅できない方もおられます。タクシー代等、思わぬ出費が必要になることもありますので、地元での手術をお薦めします。」と、 遠方から来院された真性包茎の方には、地元での手術をお薦めするようにホームページを書きかえた効果でしょう。
それにもかかわらず、昨日は千葉県から手術希望の方がいらっしゃいました。私のホームページの注意書きもよく読まれた上で、「友達が車で送り迎えしてくれる。インターネットでいろいろ探したが、千葉県内に真性包茎を保険でやってくれる病院がなかった。」とおっしゃるのでお受けしました。
「先っぽが真っ赤で、触るとすごく痛いです。」という電話をもらっても、見せてもらわなければ、正常なのかどうかわかりません。痛みが強く手もしびれ始めた(過換気症候群?)ため救急車で地元の泌尿器科に運ばれ、そこで「傷はきれい。」と言われやっと安心された方がいらっしゃいました。自分の亀頭を見るのが初めてなわけですから、まだ角化していないピンク色の初々しい皮膚を「真っ赤」とびっくりされるのかもしれません。

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