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花期 | 11月 |
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花径 | 写真のもので約9mmほど |
花色 | 乳白色 |
草丈 | 花茎の高さ3〜7cm |
茎葉 | 対生、鱗片状の葉をふつう6対つける。 ただし北限(徳島県)では3対、南限の沖縄では8対まで増減する。 |
根生葉 | |
生活史 | 1年生の寄生植物 |
生育場所 | ツブラジイ、スダジイの根に寄生する。 |
分布 | 四国、九州、沖縄 |
別名 | |
その他 | 徳島県絶滅危惧II類 |
ヤッコソウの名は、その姿をやっこの練り歩く姿に例えたものだそうです。上の写真を見ると、確かに人の姿に見えますが、私にはどちらかというと両手を挙げて踊っているようにも見えます。 ツブラジイ、スダジイの根に寄生する寄生植物で、7月頃につぼみの基が半球状のイボとして寄主の根に現れます。このイボ、実は寄主の皮層だそうで、これが次第に大きくなって破れ、その中からヤッコソウが現れるのだそうです。 花は最初は雄しべが筒状になって雌しべを包んでいますが(雄性期)、やがてその筒は抜け落ちて丸い柱頭が現れます(雌性期)。上の両方の写真は雄性期、下の左側が雄しべの筒が落ちかけているもの、下の右側が雌性期の写真です。 花からは蜜が多く出ているので、アリなどがよく集っています。徳島県が北限の植物です。 |
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