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花期 | 11月 |
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花径 | 2.5cm前後 |
花色 | 白色 |
草丈 | 写真のもので50cmほど |
茎葉 | 互生、3〜5中裂し葉身の基部はくさび形で葉柄に流れる。 |
根生葉 | |
生活史 | 多年草 |
生育場所 | 川岸近くの崖など |
分布 | 四国(徳島県) |
別名 | |
その他 | 環境省情報不足、徳島県地域個体群 |
ナカガワノギクとシマカンギクの自然雑種で旧鷲敷町で発見されたため、この名があります。ただナカガワノギクに比べて個体数は少なく、なかなか見つかりませんでした。 葉の形や総苞などは、ナカガワノギクとシマカンギクの両者の中間的な形態を持っています。総苞外片は線形でシマカンギクよりも細いのですが、ナカガワノギクよりは広いことが多いそうです。また葉はシマカンギクのように5中裂しますが、基部はくさび形でこれはナカガワノギク的です。葉の裏面には毛が生えますが、ナカガワノギクよりも量は少なく葉もやや薄いです。 自然雑種のためか形態は一様ではなく、さまざまな中間型があるそうです。各個体で交雑の回数も違うでしょうし、ナカガワノギク自体が幅広い形態をもつので、それも頷けます。今後、ワジキギクの生態はどうなっていくのでしょうか。 |
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葉表と葉裏の写真 徳島県内 2008.11.15 |