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花期 | 4〜11月 |
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花径 | 5〜8mm |
花色 | 黄色 |
草丈 | 茎はよく分枝して下部は横に這い、上部は斜上して高さ40〜60cmになる |
茎葉 | 互生、菱形を帯びた卵状三角形で葉柄を持つ。 |
根生葉 | |
生活史 | 多年草 |
生育場所 | 海岸の砂地 |
分布 | 北海道(西南部)、本州、四国、沖縄 |
別名 | ハマヂシャ |
その他 |
浜辺にもわもわっとした緑のかたまりを見つけ、近づくとこの植物が生えていました。葉っぱはふちがクルッと外側に巻き気味のものが多かったです。 近づいてよく見ると葉腋に小さな黄色の花を付けています。花期は長く、春から秋にかけてほぼ年中咲かせます。花弁のように見えるのは実は萼で、ツルナの花には花弁はないそうです。萼は4〜5裂して内側は黄色です。雄しべの数は、上の写真ではやや数が少ないですが、普通は9〜16個あります。また雌しべの花柱は4〜6個に分かれます。なお花は非常に短い花柄を持ちます。 この植物の茎や葉をクローズアップして見てみると、小さな粒状のものがたくさん見えます。これは表皮細胞が粒状に突起したものだそうです。 菜の名が付くようにこの植物の葉は食べられ、味はほうれん草に似ているとか。 |
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花柄の写真 那賀川町 2007.10.07 |