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花期 | 7〜8月 |
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花径 | 写真の中の大きなものは約14mm |
花色 | 白色 |
草丈 | 1m前後 |
茎葉 | 互生、3出葉か単羽状複葉で3〜5小葉を出す。 各小葉はさらに裂け、縁には鋸歯があり先はとがる。 |
根生葉 | |
生活史 | 多年草 |
生育場所 | 四国の高山 |
分布 | 四国の高山(剣山地、石鎚山脈) |
別名 | |
その他 | 環境省絶滅危惧II類、徳島県絶滅危惧II類。剣山が基準産地である。 |
白い小さな花が多数集まったものが、さらにいくつも集まって、大きな花を形作ります。その様子はまるで花火のようです。このような花の付き方を複散形花序とよびます。 上の花の写真は、複散形花序のなかの1つの塊部分(小散形花序)をクローズアップしたものです。小散形花序の外側の花は、内側の花と比べると大きくて、形も違いますね。外側の花の花弁は、外側のものほど長くなっています。 全体的にハナウドとよく似た姿をしていますが、ハナウドの花期はツルギハナウドよりも早く5〜6月です。またハナウドの葉は両面に毛がありますが、ツルギハナウドの葉は毛はほとんどなく、さらにハナウドの小葉に比べて丸みを帯びています。 |
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茎の写真 徳島県内 2006.08.06 |