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花期 | 8〜10月 |
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花径 | 正面幅25〜27mm、側面の長さ35〜40mm |
花色 | 紅紫色 |
草丈 | 50〜80cm |
茎葉 | 互生、菱状楕円形、先はとがり基部はくさび形で縁に鋸歯がある。 |
根生葉 | |
生活史 | 1年草 |
生育場所 | 山野の湿地 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
別名 | |
その他 | 徳島県絶滅危惧I類 |
じつに不思議な形をした花を咲かせます。この花は3枚の花弁と3枚の萼からなるそうで、一番の特徴である後ろのクルリと巻いた部分(距)と、その前の筒状の部分は花弁ではなく萼だそうです。なお距の部分には蜜がたまります。 花弁は花の前面にあり、帽子のつばのような部分と下に垂れている2枚がそうです。この下側花弁の付け根の部分には、まるでサメの歯のような並びをした小突起が並んでいます。花を見る機会があったらぜひ観察してみてください。 花序には数個の花がつくのですが、それらが同時に咲くのではなく順番に咲くようです。そしてまだ咲いていないつぼみの形が、花をちょうど小さくした形をしており、これもまた不思議な形をしています。 |