|
|
花期 | 10〜12月 |
---|---|
花径 | 写真のもので花穂の直径約2.5cm |
花色 | 鮮紅色 |
草丈 | 6〜12cm |
茎葉 | 互生、鱗片葉で花茎を取り巻き、ふつう8〜12個つく。 スプーン形で内側がくぼむ。 |
根生葉 | |
生活史 | 多年草 |
生育場所 | 暖地の海岸に近い自然林中 |
分布 | 本州(三重県、和歌山県)、四国、九州、沖縄 |
別名 | ヤマデラボウズ |
その他 | 徳島県絶滅危惧II類。ハイノキ属の根に寄生する寄生植物である。 |
まるで真っ赤なキノコのような植物です。ハイノキ属の根に寄生する寄生植物で、秋に赤い花茎を伸ばし、その先に単楕円体〜長楕円体の花穂を1個つけます。 花穂の表面を見ると、小棍体と呼ばれる柱状突起がぎっしりと覆っています。この小棍体の間に、たくさんの雌花が埋もれているそうですが、外部からは見えません。 雌雄異株で種をつくる植物なのですが、雄株はまだ見つかっていないそうです。つまり単為生殖により結実する植物です。 ツチトリモチの名は、根茎をすりつぶして鳥もちをつくることからきているそうです。 |