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花期 | 6〜7月 |
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花径 | 長さ約3cm |
花色 | 黄褐色 |
草丈 | 50〜100cm |
茎葉 | 退化し鱗片状 |
根生葉 | |
生活史 | 腐生植物 |
生育場所 | 落葉樹林下または笹の群落中 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
別名 | ヤマノカミノシャクジョウ |
その他 | 葉緑素を持たない腐生植物 |
まったくもって不思議な姿をしています。葉緑素を持たないため全体的に褐色で、それがまた異様さを増しています。花を見ると真ん中に白い棒状のものがありますが、これはずい柱と呼ばれるもので雄しべと雌しべの合着が進んだものなのだそうです。 全体の姿にも増して変わった形をしているのが果実です。まるでソーセージのような物体がたくさんぶら下がります。果実の色は紅色で長さは6〜10cm、直径3cmほどですが一度見たら忘れません。この果実がアケビに似ているからツチアケビという名がついたそうです。 ツチアケビは腐生植物であり、きのこのナラタケと共生します。 |
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果実の写真 佐那河内村 2006.09.03 |