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花期 | 3〜4月 |
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花径 | 約8ミリ、筒の部分は長さ1.3〜1.5cm |
花色 | 薄茶色 |
草丈 | 10〜12cm |
茎葉 | 上部に2枚の葉が対生、さらに花の下に3枚輪生する。 無柄で披針形〜狭披針形。 |
根生葉 | |
生活史 | 多年草 |
生育場所 | 落葉樹林下や林縁、常緑樹林の縁など |
分布 | 四国 |
別名 | |
その他 | 2005年に新種として認められた。 環境省絶滅危惧IB類、徳島県絶滅危惧I類(トサコバイモに準じている) |
徳島県のレッドデータブックではトサコバイモの1種として扱われていたようですが、2005年に晴れて植物学会誌「ボタニカルマガジン」にて新種として紹介されました。 アワコバイモ、トサコバイモと茎や葉の形状は似ていますが、花が両者の中間的な形態を持っています。 アワコバイモの花は釣鐘形で花被片の外面突起は著しく、花を横から見ると正五角形に近いような形をしています。トサコバイモの花は細い筒状鐘形で花被片の外面突起は目立たず、基部は丸い感じです。クシマコバイモの花被片の外面突起は両者の中間ぐらいで、従って花の太さも両者の中間ぐらいです。 葯の色ですが、私が観察した限りでは紫色に近く、花粉の色は黄褐色のようでした。また柱頭の先は3つに分かれるようです。葉の色は緑色のものや紫褐色のものがありました。花被片の外面突起の程度も個体により少し違うようです。 |
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しべの写真 徳島県内 2008.04.20 |