|
|
花期 | 9〜11月 |
---|---|
花径 | 花冠の長さ15〜19mm |
花色 | 白色 |
草丈 | 30〜60cm |
茎葉 | 茎の下部に仮輪状に4〜7枚集まってつき、卵状ほこ形で長い柄がある。 ふちにやや波状の鋸歯があり、しばしば白または紫の斑入りとなる。 |
根生葉 | |
生活史 | 多年草 |
生育場所 | 山中の木陰 |
分布 | 本州(千葉県〜近畿地方南部)、四国 |
別名 | |
その他 | 地域により葉型にかなりの変化がある。 |
花と共に葉も大変美しい植物です。葉には白い斑が入ることが多く、花の咲く前でもその美しさを楽しめます。花は細い白紙テープを短くちぎって貼り合わせたようで、優美かつ繊細さを感じさせます。 花は3つの小花からなり、1小花は5個の白色線形の裂片を持ちます。花の写真を見ると3つの棒状のものが花から飛び出しているように見えますが、これは雌しべの花柱です。1小花が1つの雌しべを持つので合計3つ飛び出していることになります。 上の写真を見ると花柱が褐色の筋状のもので覆われているように見えますが、これは雄しべの葯です。葯は合着して花柱を囲んでいます。花も終わりの時期になると花柱の先は葯から飛び出し、先は2裂します。総苞は筒状で、総苞片は多列で覆瓦状に並びます。 テイショウソウとは何やらいわくありげな名前ですが、由来や意味はよくわかっていないそうです。 |
![]() |
総苞の写真 佐那河内村 2007.09.23 |