シコクブシ (四国附子)
Aconitum grossedentatum var. sikokianum キンポウゲ科トリカブト属
全体
上勝町 2005.10.16
花
上勝町 2005.10.16
花期9〜10月
花径長さ3〜4cm
花色青紫色
草丈1m余り
茎葉互生、切れ込みが深くほとんど3〜5全裂する。
裂片は披針形〜線状披針形の欠刻片に欠刻する。
根生葉
生活史多年草
生育場所やや高い山地の林内
分布本州(関東地方西部〜近畿地方)、四国
別名
その他カワチブシ(河内附子)の変種である。

徳島でみかけるトリカブトは、そのほとんどが本種かタンナトリカブトです。見分け方は、タンナトリカブトの花柄には毛がありますが、本種には毛がありません。

名前の由来は四国に生えるブシ(附子)のことだそうです。地中に烏の頭に似た根茎(烏頭(うず)という)があり、その横につくった子球を附子と呼びます。トリカブトの仲間はふつう猛毒を持ちますが、根を減毒してリウマチ等に利用するそうです。

花は集まって咲き、総状もしくは散房状を成します。時に色の薄い花も咲きます。果実は袋果です。

果実
果実の写真 上勝町 2005.10.16
シロバナ
シロバナの写真 上勝町 2005.10.16
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