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花期 | 8〜11月 |
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花径 | 2〜3cm |
花色 | 白色 |
草丈 | 5〜25cm |
茎葉 | 対生、細長い線形で縁は全縁。 |
根生葉 | |
生活史 | 2年草 |
生育場所 | 日当たりのよい草地や山野 |
分布 | 本州、四国、九州 |
別名 | トウヤク |
その他 | 全体に強い苦味があり、古くから健胃薬として有名である。 |
小さいながらも凛とした印象を受ける花です。花冠は深く5裂し、その上に紫色の縦すじがありますが、それがそんな印象を与えるのかも知れません。なかなか美しい花です。 花冠の裂片の基部付近には2個の蜜線溝があり、その回りに長い毛があります。この長い毛はいったい何の目的で生えているのでしょうか。蜜を吸いにくくすることで昆虫を長くとどまらせ、受粉の確率を高めるためでしょうか? それとも特定の昆虫のみに蜜をあげたいためでしょうか? いろいろ想像をはせるのも面白いものです。 センブリは苦味のある健胃薬として有名で、煎じて千回振りだしてもまだ苦味が残るということから、その名が付いたと言われています。 この日は花冠が4深裂のものも見かけました。 |
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4深裂の花冠の写真 上勝町 2005.10.16 |