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花期 | 春から秋。暖かい場所だと冬でも咲く。 |
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花径 | 2〜2.5cm |
花色 | 濃黄色 |
草丈 | 30〜70cm |
茎葉 | 互生、線状披針形〜披針形、先は鋭形〜鈍形。 基部は多少とも茎を抱き、ふちには少数の浅い鋸歯がある。 |
根生葉 | |
生活史 | 一年草、または多年草 |
生育場所 | 海辺の埋立地、空地、路傍、河川脇など |
分布 | マダガスカル原産。徳島県、兵庫県、和歌山県,岡山県,高知県,鹿児島県で生育を確認。 現在も分布を広げていると思われる。 |
別名 | コウベキグ |
その他 | 特定外来生物に指定されている。 |
黄色の小さなかわいらし花を咲かせます。茎も細くて頼りなさそうですが、これが意外と堅く丈夫で、時に木化して大きな株となることもあります。 ナルトサワギクは、徳島県の阿部近一氏が1976年に徳島県鳴門市で採取し、発表しました。サワギクの花を見たことがある人なら、ナルトサワギクとはうまい名だなあと思うでしょう。ただ学名の同定は困難を極め、「Senesio madagascariensis」であることがわかったのは、発表から20年以上経った1997年のことです。この辺りの話は徳島県立博物館のウェブページに詳しいので、そちらを是非ご覧下さい。 花のかわいらしさとは裏腹に、ナルトサワギクは強い繁殖力を持ち、またアルカロイドを含んで家畜には有毒です。そのため従来の植物の生態系や家畜へ被害を及ぼす可能性が高く、2006年に特定外来生物に指定されています。 特定外来生物対象の植物なので、持ち帰ったり家で栽培しようとは決して思わないでくださいね。 |
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