|
|
花期 | 4〜6月 |
---|---|
花径 | 長さ12〜18mm |
花色 | 紅紫色 |
草丈 | 20〜50cm |
茎葉 | 互生、葉柄があり、2〜3回羽状に細かく裂ける。 裂片はややくさび形で深い切れ込みがある。 |
根生葉 | 長い葉柄があり、形状は茎葉と同様。 |
生活史 | 越年草 |
生育場所 | 低地の林縁など |
分布 | 日本全土 |
別名 | ヤブケマン |
その他 | 花が白色、または花の一部が白色のものがまれにある。 |
紫色の花を茎の上部にみっちりとつける植物です。エンゴサクやキケマンの仲間は見分けに苦労するものが多いのですが、この植物は花が密につくこと、苞葉の切れ込みが鋭いことから簡単にわかります。 各花は筒状くちびる型をしており、花弁は4枚から成ります。外側の2枚と内側の2枚は形状が異なり、内側の2枚は先端が合着します。上の花の写真で、花を正面から見た時に、上下に開いている紫色の濃い部分が外側の花弁です。そして中央部の白く平たくみえているのが内側の花弁となります。 雄しべや雌しべは内側の花弁のなかに収まっています。パッと見た目、内側の花弁は上下に合着しているように見えますが、じつは左右に合着しているそうです。 萼は非常に小さく、各花の花柄との接合部分にちょこんと着いています。 |
|
|