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花期 | 4月〜5月 |
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花径 | 花序の長さ約1〜3cm |
花色 | 白色 |
草丈 | 15〜30cm |
茎葉 | 茎頂に4枚の葉が対生、楕円形〜卵状楕円形、先は短く急に尖り 基部は円形または鈍形、縁に鋭い鋸歯。 茎の下部の3〜4節には膜質の鱗片葉が対生。 |
根生葉 | |
生活史 | 多年草 |
生育場所 | 山地の林内や草地 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
別名 | ヨシノシズカ |
その他 |
まるで白いブラシのような花を咲かせます。花は見た目はあまりきれいではないのですが、クローズアップしてみると意外とカラフルでビックリします。 茎の先に穂状花序を1個つけますが、花には花弁も萼もありません。各花は1つの雌しべと1つの雄しべからなり、雄しべの花糸は3本に分かれ葯隔(※)は糸状に伸びます。この葯隔が白色で遠くから見ると白いブラシのように見えるのです。 外側2個の花糸の基部には黄色の葯がつきます。上のクロースアップした花の写真を見ると、雌しべ、雄しべの葯隔や葯がよくわかりますね。 ※葯隔:葯(雄しべの花糸に付いている花粉の入っている部分)は普通2つの花粉を入れる袋から成るが、その袋と袋の間をつないでいる部分のこと。 |
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葉が伸びたあとの写真 木沢村 2007.04.29 |