ハンゲショウ (半夏生)
Saururus chinensis ドクダミ科ハンゲショウ属
全体
土成町 2005.07.03
花
土成町 2005.07.03
花期6〜8月
花径花穂の長さ10〜15cm
花色白色
草丈50〜100cm
茎葉互生、卵形、基部は心形
根生葉
生活史多年草
生育場所低地の水辺や湿地
分布本州、四国、九州、沖縄
別名カタシログサ(片白草)
その他花穂は基部から順に咲き始め、初めは下垂し、やがて上を向く

この野草を見てまず目につくところは、茎の上部の葉の下半分が白くなることでしょう。最初は薬剤でもついているのかと思いましたが、そうではありませんでした。ただ葉が白くなるのは花の咲く時期だけで、それが終わると淡緑色に変わるそうです。このことから葉が白くなるのは昆虫を誘引するためだろうと言われています。

半夏生、片白草という名前は、それぞれ花の咲く時期や葉の様子が由来だそうです。半夏生とは半化粧とも書くそうで、個人的にはこれがピッタリのイメージだと思います。

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