ブタクサ (豚草)
Ambrosia artemisiaefolia var. elatior キク科ブタクサ属
全体
徳島市 2007.10.21
花
徳島市 2007.10.21
花期7〜10月
花径2〜4mm(雄頭花)
花色黄色
草丈30〜120cm
茎葉茎の下部は対生、上部は互生。葉身は薄くて軟らかい。
三角状卵形で2〜3回羽状に細かく分裂する。
根生葉
生活史1年草
生育場所やや乾いた空き地や路傍
分布北アメリカ原産、全国に分布
別名
その他花粉症の原因植物の1つである。

風で花粉を散布する風媒花の植物で、花粉症の原因植物として有名です。

雌雄同株で雄頭花は枝の先に細長い総状につきます。雌頭花は雄花序の下の葉腋に2〜3個つきますがほとんど目立ちません。雄頭花の総苞片は合生して皿状となり、まるでクラゲの頭のようです。総苞の外面はかたい短毛が散生すると辞典にありますが、毛の数は咲き始めの頃と後では違うように感じました(咲き始めの頃のものは多い)。雄頭花の中にあるのは筒状花であり、そのため花弁はありません。

茎や花軸にはやや長い毛が生えており、全体的に毛羽だった印象を受けた植物です。ブタクサとは英名のhogweedを直訳したものだそうです。

葉
葉の写真 徳島市 2007.10.21
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