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花期 | 8〜12月 |
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花径 | 約1.5cm |
花色 | 黄色 |
草丈 | 側枝の上部が斜上し高さ約10cmになる |
茎葉 | 互生、細い倒卵形、厚質でへりに小さな鈍い鋸歯がある。 |
根生葉 | ロゼット状、倒卵形、厚質でへりに小さな鈍い鋸歯がある。 |
生活史 | 多年草 |
生育場所 | 海岸の岩場 |
分布 | 本州(伊豆半島から紀伊半島)、四国、九州 |
別名 | |
その他 | 亜低木 |
花だけを見るとヤクシソウによく似ていますが葉が全く違います。葉はまるでしゃもじのように肉厚で頑丈です。これなら海岸近くの岩場に生育しても大丈夫そうです。 この植物、なかなか不思議な形態をしています。まず主幹は葉をつけるだけだそうです。主幹は太くて短く葉をロゼット状につけます。これが年々生育して、体が大きくなると葉腋から側枝を出し、その咲きに花をつけるのだそうです。そして果実ができるとふつう枯死するのだとか。このような形態のため花の咲く株は大きな塊のようになってます。 海岸の晩秋を彩る花の1つです。この花が終わればもう冬です。 |
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主幹と側枝の写真 日和佐町 2005.11.20 |