簡易視野検査プログラム
(Ryoku.exe)

■説明
簡易視野検査プログラム Ryoku.exe は視野で欠けている部分がないかを検査するソフト(ソフトウェア)です。 検査は点滅する点の確認、もしくは移動する点の確認によりおこないます。
緑内障かもしれないと不安のある方の、自宅での気軽なチェックにお役立てください。

■画面イメージ
点の点滅検査時 検査結果画面例
点滅検査 検査結果

■インストール、アンインストール方法
下のダウンロードからRyoku.zipをダウンロードしてローカルディスクに保存してください。 その後、zip を展開して Ryoku.exe を取り出します。 Ryoku.exe は自分のお好きな場所に移動して結構です。Ryoku.exe を実行すればプログラムが起動します。Ryoku.exe 以外に必要なプログラムはありません。Ryoku.exe は単体で動作します。
アンインストールは Ryoku.exe を削除するだけでOKです。

■ダウンロード
ここをクリック (Ryoku.zip 251KB)

■動作OS
WindowsXP
(他のWindowsOSでも動作するとは思いますが確認していません)


■使用方法
Ryoku.exe をエクスプローラーからダブルクリックするなどして起動します。すると Ryoku.exe が最大化された状態で起動します。
次にメニューから「点の点滅検査」、「点の移動検査」のどちらかを選びます。
点の点滅検査 − 点の点滅による視野検査行います。
点の移動検査 − 点の移動による視野検査行います。

●点の点滅検査
(1) メニューから検査したい領域を選びます。
全エリア、左上のみ、左下のみ、右下のみ、右上のみのどれかを選びます。
 全エリア−すべての領域の検査を行います。
 左上のみ−視野左上部分だけの検査を行います。
 左下のみ−視野左下部分だけの検査を行います。
 右下のみ−視野右下部分だけの検査を行います。
 右上のみ−視野右上部分だけの検査を行います。
全エリア選んでテストすると15分以上かかり、非常に疲れますのでやめておいた方が無難です。左上〜右上のうち気になる部分だけを順番に検査していくことをお奨めします。
あるいは事前に以下のメニュー項目を選んでおくと検査点が少なくなり、検査レベルはやや落ちますが、検査にかかる時間を短縮できます。
 検査点を少なくする−検査する点を少なくします。
検査点を通常に戻したい場合は、「検査点を少なくする」をもう一度選びます。
(2) 「検査を開始します」のダイアログが表示されます。 マウスカーソルは点滅する点と重なる可能性があるのでここで画面端に移動しておきます。 その後、検査したい目の反対側の目を手などで覆います。
以上の準備が出来ましたらスペースキーを押してください。検査が開始されます。
(3) 画面が暗くなり中央にオレンジの点が表れますので、画面から20〜30cm離れた場所からこの点を片目で見つめます。検査中は視点をこのオレンジの点から動かさないようにします。動かしてしまうと正しい検査結果が得られません。
(4) 点の点滅が確認できたらスペースキーを押してください。見えなければ何もしません。
(5) 点は明るく、あるいは暗くランダムな場所で光ります。その都度、点が見えたらスペースキーを押してください。
(6) 検査がすべて完了すると、画面が自動的に検査結果画面に切り替わります。
青い升目で区切られた領域が検査の完了した区域です。 異常がなければ青い升目は白色です。異常があると灰色もしくは黒色となります。黒に近くなる程視野が失われて程度が高い可能性を示します。
(7) 検査途中で検査を止めたくなったら、ESCキーを押してください。「検査を中止しますか」というダイアログが表示されますので、「はい。検査を中止します」のボタンを押します。 すると検査は終了し、画面が自動的に検査結果画面に変わり、その時点までの結果が表示されます。

●点の移動検査
(1) メニューから検査したい領域を選びます。
全エリア、左上のみ、左下のみ、右下のみ、右上のみのどれかを選びます。
 全エリア−すべての領域の検査を行います。
 左上のみ−視野左上部分だけの検査を行います。
 左下のみ−視野左下部分だけの検査を行います。
 右下のみ−視野右下部分だけの検査を行います。
 右上のみ−視野右上部分だけの検査を行います。
事前に以下のメニュー項目を選んでおくと検査点が少なくなり、検査レベルはやや落ちますが、検査にかかる時間を短縮できます。
 検査点を少なくする−検査する点を少なくします。
検査点を通常に戻したい場合は、「検査点を少なくする」をもう一度選びます。
(2) 「検査を開始します」のダイアログが表示されます。 マウスカーソルは移動する点と重なる可能性があるのでここで画面端に移動しておきます。 その後、検査したい目の反対側の目を手などで覆います。
以上の準備が出来ましたらスペースキーを押してください。検査が開始されます。
(3) 画面がやや暗くなり中央にオレンジの点が表れますので、画面から20〜30cm離れた場所からこの点を片目で見つめます。検査中は視点をこのオレンジの点から動かさないようにします。動かしてしまうと正しい検査結果が得られません。
マウスカーソルは移動する点と重なる可能性があるので、画面端に移動しておいた方がよいでしょう。
(4) 点が表れゆっくりと移動していきます。移動する点が確認できている間はスペースキーを押し続けてください。見えなくなったらスペースキーを離してください。
(5) 検査が完了すると、画面が自動的に検査結果画面に切り替わります。 青い升目で区切られた領域が検査の完了した区域です。 異常がなければ青い升目は白色です。異常があると灰色もしくは黒色となります。黒色はまったく移動を認識できなかった点となります。
(6) 検査途中で検査を止めたくなったら、ESCキーを押してください。「検査を中止しますか」というダイアログが表示されますので、「はい。検査を中止します」のボタンを押します。 すると検査は終了し、画面が自動的に検査結果画面に変わり、その時点までの結果が表示されます。
注意: 点の移動検査でも一応検査結果は表示しますが、スペースキーを的確に押し続けることが難しいのであまり当てになりません。点の移動検査は点の点滅検査で異常があった時、その場所が本当に物を認識できないのか確認する際に使用することをお奨めします。

■検査結果の見方
・正常な人でも、盲点と呼ばれる視野の欠損した部分があります。右目なら視点中央からやや右側に離れた部分です。この部分が見えなくても問題ありません。
・他の部分が見えなかったりした場合は、何度か検査を行ってください。いつも同じ場所が見えないようであれば視野欠損の疑いがあります。緑内障の可能性も否定できません。
・正常な検査結果例(右目)はこちら
・異常な検査結果例(右目)はこちら

■検査結果の出力
・検査結果はテキストファイルとして出力することができます。[ファイル]-[検査結果を保存]を実行してください。


■注意
・本プログラムをインストール、あるいは実行したことにより生じた損害のすべてに対して責任はとりません。インストールは個人の責任においてお願いいたします。
・本プログラムは医学的な資料に基づいて作成したわけではありません。ズブの素人が作成したものです。本結果で異常が出なくても視野欠損がある場合もあり得ます。結果は参考程度にとどめておいてください。なお本格的な視野検査は眼科で行ってください。
・本プログラムのお値段は無料です。

■お詫び
・本プログラムはあまりきちんとテストされていません。ごめんなさい。

■更新履歴
2006.06.26 Ver1.01 検査結果がメモ帳で見ると正しく表示できなかった不具合を修正。
2006.06.25 Ver1.0 検査結果のファイル出力機能を追加。
2006.04.08 Ver0.3 メニューテキストをわかりやすくした。また「検査点を少なくする」の機能を追加した。
2003.11.29 Ver0.2 検査開始時、検査中止時にダイアログを表示するように改良。
2003.11.02 Ver0.1 試験公開


<トップページに戻る>