無課金、しかも一匹狼で戦闘機をエリート2へ昇格するためには、どれだけの期間と作業が必要なのだろうか。それを確かめるべく挑戦してみた。
結果としてもちろん昇格は可能であるのだが、長い期間に渡る忍耐強い作業が必要であった。
特定のグリーンモジュールを集めるのは、アクティブなディビジョンに参加して、モジュールリクエストで集めることが最も簡単で効率的である。
これを一匹狼で行おうとすると、実質的には戦闘機用レートアップチェストでコンテナを購入する方法しか無い。
レートアップチェストとは、特定のグリーンモジュールが必ず含まれているコンテナである。
必ずと書いたが、厳密に言うと予め提供される可能性のあるグリーンモジュールは2種類で、そのうちの1種類が必ずコンテナに含まれることになっている。
この提供対象グリーンモジュールの2種類は、１週間毎に変更される。
ティア1戦闘機は32種類あるので、16週(約4ヶ月)あれば全ての種類のレートアップチェストを購入できることになる。
戦闘機のレートアップチェストは1つにつき240ジェムが必要である。
これを自分が必要なグリーンモジュールが対象となっている週にどれだけたくさん購入できるか、突き詰めればどれだけ無料でジェムをたくさん確保できるかが、重要となってくる。
無課金の場合、１ヶ月でどれだけのジェムを集められるだろうか。
ジェムを無料で取得する方法は主に以下の方法がある。
| 戦闘機レベル | ジェム | レンチ | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| ティア1 | 100 | 150 | 200 | 1000 | 1500 | 2000 |
| ティア2 | 125 | 200 | 250 | 1250 | 2000 | 2500 |
| ティア3 | 150 | 225 | 350 | 1500 | 2250 | 3000 |
| エリート | 200 | 300 | 400 | 2000 | 3000 | 4000 |
では、エリート2昇格のためにはどのくらいのジェムが必要なのであろうか。
まず単純に考える。
戦闘機1機分の2000グリーンモジュールをレートアップチェストで確保するとする。
レートアップチェストで目的のモジュールが出る確率を50％、1つのレートアップチェストで約50モジュールを確保できるとすれば、
2000÷50÷0.5＝80個
80個のレートアップチェスト購入が必要である。
1つのレートアップチェストの価格は240ジェムなので、
240×80＝19200
19200ジェムが必要となる。
4機分8000グリーンモジュールでは、その4倍の76800ジェムが必要となる計算となる。
1ヶ月に確保できるジェム量を考えれば、レートアップチェストが1周する4ヶ月で、全てのグリーンモジュールを確保するのはほぼ不可能である。
もう少し具体的に考えてみる。
レートアップチェストが2周する間に8000グリーンモジュールを確保することにしてみる。
レートアップチェストが2周する間に、目的の戦闘機がすべて出てくる延べ期間は、運が悪ければ8ヶ月、良ければ5ヶ月となる。
ここでは平均的な6ヶ月を仮定しよう。
マルチ報酬のコンテナや、日替わりの戦闘機モジュールのコイン購入等で、1ヶ月に1つの戦闘機について、約50モジュールを自然と確保できるとする。
とすると6ヶ月で1つの戦闘機につき約300モジュールを確保できる。
とすればレートアップチェストで購入すべきグリーンモジュールは、
2000－300＝1700
となる。これをレートアップチェストで確保できれば良い。
さて前の説明ではレートアップチェストで目的のグリーンモジュールが出る確率を50％と仮定したが、実はこの出方はかなり癖がある。
詳細は後述するが、この癖を利用し、目的の物が出る確率を60％に出来たとする。
1つのレートアップチェストで約50モジュールを確保できるとすれば、
1700÷50÷0.6＝57個
57個のレートアップチェスト購入が必要である。1つのレートアップチェストの価格は240ジェムなので、
240×57＝13680
13680ジェムが必要となる。
4機分を考えれば
13680×4＝54720
全体として約55000ジェムを確保できれば良い。
なお、エリート2への昇格処理自体に別途4000ジェムが必要なので、全体として約60000ジェムがあれば、十分足りると思われる。
レートアップチェストで目的の対象グリーンモジュールが出る確率は、建前上は50％と考えられる。
しかし実際に試してみると、かなり出方に癖がある。
どうも同じ種類のものが連続して出やすいようだ。
私の場合、この癖を利用し、
これにより、目的のグリーンモジュールが出る確率をトータルで60％以上に上げられるだろう。
もちろんプログラムの修正により、この確率アルゴリズムは変更される可能性はある。
レートアップチェストの対象グリーンモジュールは2種類で、そのうちの1つが必ずコンテナに含まれている。 この対象は1週間毎に変更される。
ティア1戦闘機は32種類あるので、16週(約4ヶ月)で全ての種類のレートアップチェストが出ることになる。
Terminator を構成する4つのティア1戦闘機は、
①F-15 Eagle
②F-86 Sabre
③Lockheed F-117 Nighthawk
④McDonnel Douglas F-4 PhantomⅡ
であるが、実際にどのような順番でレートアップチェストに出現するかを記録してみたところ、
①→②→6週間→③→④→6週間→①
のような間隔となった。
対象戦闘機が2週連続で出てきたためジェムの配分が苦しくなるが、それを見越して計画を立てるとよい。
なお、Terminator 以外ではどのような順で出てくるかは未調査である。
以上のような考察を踏まえ、今回は以下のような方針でレートアップチェストを購入した。
これにより、レートアップチェストの出現順にも恵まれたため、約6ヶ月でエリート2への昇格を果たすことが出来た。
レートアップチェスト以外で、グリーンモジュールを取得する方法は主に以下のようなものがある。
戦闘機用コンテナでは、運が良ければ対象戦闘機のグリーンモジュールが入ってことがあるため、地道に収集しておくことも重要である。
なおモジュールショップやディビジョンショップでは、種類が前もってわからないグリーンモジュールを購入できるが、一種の博打なので今回は利用していない。
また戦闘機コンテナの場合、かならず金のモジュールが含まれるので、投資が無駄になることはない。
戦闘機のエリート2への昇格は、本当に長期間にわたる地道な作業が必要であった。
約60000ジェムが必要と計算したが、実際には、レートアップチェストで目的のモジュールが2個以上出ることもあり、さらに通常の戦闘機コンテナでのモジュール積み重ねもあり、そんなにはかからないというのが感想である。
感覚的には4～5万ジェムぐらいであろうか。
今回の経験を踏まえると、もしウィングマンのエリート2への昇格を行う場合、4ヶ月以内で可能である。
これはレートアップチェストの価格が1つ120ジェムで戦闘機の価格の半分であることが大きい。
また戦闘機のエリート1への昇格は、グリーンモジュール数が半分で済むので、これも4ヶ月以内に可能であろう。
エリート昇格は、やはりアクティブなディビジョンへ参加してモジュールリクエストで達成するのが、効率も良く早道である。
ただディビジョンの縛りがきつかったり、一緒には闘いたくないメンバがいるなど、他人に縛られたくないという人もいるだろう。その場合、ここに上げた情報を参考にしてもらいたい。
レートアップチェストによる昇格は、グリーンモジュールを集める間に金のモジュールもそれなり集まるので、エリート昇格後にある程度早く戦闘機をレベルアップできるだろう。
Last updated: 2022.11.28