荒野の声 NO.123


芸者の国と国家解体

 AKB48だの何だのと若い女の子を食い物にする風潮にうんざりしている。芸能界だけならまだ我慢も出来るが、一般のニュースまでが馬鹿騒ぎに乗っかっているので腹が立つのだ。若い女の子を踊らせ歌わせて金を稼ぐのは、バンドやドレスと三味線や着物の違いこそあれ、昔の芸者置屋や遊郭と変わらないではないか。昔の遊郭の女も舞妓も15〜6歳が中心であったと聞く。18、19は年増と言った。日本は結局変わっていないなあと思う。何の才能もない女の子を無理矢理ヒロインに仕立てて、卒業だの何だのと記者会見をするのは昔の花魁道中と同じだ。まあそれで経済の活性化が図れるならいいとすべきなのだろうか。
 ここへきて日本の存亡に不安を感じるのは私だけだろうか。中国、韓国との国境問題。原油、食料の高騰。中東の春と騒ぎたてた偽民主化のように、日本も不安定化、無政府化が進んでいるのだろうか。日本だけではない、世界全体が不安定化、無政府化しているのを見ると、巨大なグランドデザインが実行されているのだろうかと思わされる。
 アダム・ヴェイスハウプトのイルミナテイ綱要によれば世界の国家は解体されなければならない。現在進行中の事態は、この国家解体の視点から見ると納得がいくのである。国家解体のモデルはアメリカである。先年、アメリカに行ったとき、車で走っていると、シスコさんが「ほらほら、ごらん」と言って指差した。そこにUNと書いた白バイが車を止めて検問していた。アフリカの国の話ではない。アメリカの話である。本当に驚いた。アメリカは国連軍が検問する国なのだ!
 今後、堅固な国家は次々と解体のターゲットとなるだろう。一番狙われているのはロシアだろう。気の毒にロシアはロマノフ王朝の時代から世界統一勢力の最大のターゲットであった。今またプーチン帝のロシアが彼らの目の上のたんこぶとなっている。
日本も解体されつつある。民主、自民などといっているが所詮解体のパワーシャベルがどちらの基礎も崩し終えている。今後、橋下氏がどんな風に彼らのマシンとなるのか注目したい。いずれにしても、芸者AKBはその都合のいい目くらましになっているのだろう。
 ただ、例のイルミナテイ銀貨によれば、日本が中国の支配下になるのではないことだけは確かなようで、それだけは救いか??? 中国に何度も行った者として、あの国に支配されることはごめんこうむりたい。

富士山噴火続報

 またしても、富士山噴火の話である。私はこの件はもう特別取り上げるつもりはなかったのだが、否応なしに向こうから情報が入ってくる。うんざりするので放って置いたが、この情報は無視できない。これは“さてはてメモ帳” *http://satehate.exblog.jp/と言うブログを丸写しさせていただいた。他にも毎日のように色んなところに出てくる。
 問題はシスコさんからの話のように自然災害ではなく人工的なものという点である。本気で心配する段階に入ったと私は思う。以下引用。
富士山の圧力は前回の噴火時よりも高いと専門家が警告している 2012.09.07 Friday
http://blog.chemblog.oops.jp/?eid=993610
本日は、日本のお話なのですが、何故か英国のサイトの記事をご紹介します。
富士山がそろそろ危ないようです。これまでも幾度となく言われて来ましたが、今回はどうなるのでしょうか?出来れば、もっと先延ばしになってくれた方が良いと思っていますが、世界中の火山活動の活発化を見ていますと富士山だけが別とはいかないようです。
周辺にお住まいの方はくれぐれもご用心を、お願いします。

Pressure in Mount Fuji is now higher than last eruption, warn experts  By Liat Clark 06 September 12
http://www.wired.co.uk/news/archive/2012-09/06/mount-fuji

現在の富士山の圧力は前回の噴火時よりも高いと専門家が警告している  記事、Liat Clark 2012年9月6日

現在の富士山のマグマ溜まりの圧力は、この4,000m近い日本の火山が最後に噴火した1707年よりも高くなっており、火山学者達は災害が間近だと考えている。防災科学技術研究所が実施した最新の計測では、圧力は噴火の引き金となる0.1メガパスカルの16倍近い1.6メガパスカルを示したという。藤田英輔主任研究員が共同通信に話したところによると「これは小さな数字とは言えない」という。
 研究者達は、東京の南西100Kmに位置する火山の大幅に遅れている噴火が何時かあると考えている。2000年と2001年には、火山の地下で群発する低周波地震が記録されたことから、噴火が近いという予測が広まった。2011年3月とそれに続く4日後のマグニチュード6.4の地震で、日本国内の緊張は高まっており、また2012年5月には琉球大学の教授が、蒸気とガスの噴火口からの放出、周辺での水の噴出、近辺の巨大な穴からの加熱した天然ガスの放出と、最終的にこの教授が警告を発する極めつけとなった、火山地下の34Kmにも及ぶ断層の発見という、幾つかの主要な要因を挙げて大噴火が3年以内に起きると警告している。断層にさらなるズレが生じた場合、山腹は完全に崩壊し、噴火の際に大量の泥と地滑りを引き起こす崩壊の原因となるだろうと専門家は示唆している。
 2011年に発生した岩盤変動の局部集中は、マグマ溜まりに莫大な圧力を加える結果となった事が最新の計測結果で証明されているが、防災科学技術研究所は圧力は噴火の一要因に過ぎないとして警告の表現を弱めている。しかしながら、1707年の地震それ自体が、その後のマグマ溜まりの圧力を上昇させる結果につながる地震の原因となっている。 「2011年に発生した地震後数年内の富士山噴火の可能性があるため、今後の展開を注意深く見守る必要がある」と代表者は話している。
 2004年の政府報告では、噴火による被害額は190億6,000ポンドと推定されている。しかし、新たな調査が静岡県によって行われている。調査は、さらなる地震の発生が間近であると懸念されている南海トラフに沿った東海、東南海及び南海地域における、一連の同時多発地震による潜在的ダメージに焦点を当てている。この地震の最新モデルによると、最悪の場合32万3,000人が死亡し、震動が富士山噴火の引き金となるという。
 神奈川、山梨そして静岡など影響を受ける地域では、地方自治体間で計画向上と2013年4月の避難所準備のための会合を行い、2014年までに避難訓練実施を計画しているという。


藤本健二氏の身辺調査

 キム・ジョンウンに招聘された元金正日の料理人藤本健二氏に関する中国消息筋からの情報が入った。日本でのスパイ活動の実態も明るみに出ている。公安調査庁はどこまで把握しているのか判らないがちょっと面白いので取り上げる。以下引用。

北朝鮮工作員で、アスベスト除去装置をめぐる詐欺事件で逮捕起訴された兵庫県尼崎市の運送会社経営者 吉田誠一(41)は金正日の専属料理人を務めた藤本健二氏の身辺を調査していました。 捜査関係者によりますと、吉田は06年頃から北朝鮮の軍関係者や対外工作機関「偵察総局」などの指示で情報収集活動を本格化。軍事情報などをまとめたリポートを作成したり、北朝鮮の情報を扱う民間団体に潜入したりしていました。
ジョンウンが金正日の後継者に内定した後、偵察総局から藤本氏の身辺を調べるよう指示を受けて調査を開始。生活状況やメディアでの言動などを報告していました。大阪府警が押収した吉田のパソコンには藤本を事前に調査していた痕跡が残されていたとの事です。
 実際、総連関係者よりますと、吉田容疑者らによる身辺調査の結果、偵察総局などは、藤本氏が「日本の公安当局や韓国関係者と密接なつながりはなく、北朝鮮への忠誠心を保っている」と判断し、招請を決定。7月の入北前には、総連中央本部から傘下の商工会などに対し、ジョンウン名で「藤本氏の招請に際し、必要があれば責任を持って手助けするように」と指示が出されたとの事です。


震災復興予算の横取り

 9月9日のNHKで震災復興の予算19兆円が、全く震災とは関係ないところで使われていると報道していた。私はびっくりして開いた口がふさがらなかった。まさか、そんなこと・・・!
 お役所と言うところは、そんな非情で不正なことが出来るのだろうか。まるで火事場泥棒そのものではないか。東北の被災者たちは震災の災害の上に、自分たちを食い物にしている怪獣に出会ったようなものだ。この国にはカスミガセキザウルスというのが実在しているのか!
 今まで、日本の被災者対策に感心していただけに失望した。どの国に、被災者のほぼ全員が入れるような仮設住宅をこんなにも早く建設できる国があろうか。マスコミは遅い遅いと非難しているが、私は良くやっていると感心していたのだ。
 それにしても、良くNHKがこんなことを報道できるなと思った。しかし、本当に富士山が噴火したら復興も仮設住宅もとうてい間に合わないだろうな。