荒野の声 NO.119


富士山爆発の夢

 ここに来て富士山爆発の夢を見るクリスチャンが現れている。まず次のメールを見ていただきたい。彼は私のSECONDCOMINGは読んでいない。

お久しぶりです。 お元気でしょうか? 実は昨日、変な夢を見たのですが、富士山が爆発した夢を見ました。 かなりリアルな緊迫感のある夢でした。うなされる夢は久しぶりだったので報告しました。 今年の12月に何かあるのでしょうか? 少し気になります。

 さらに次のようなメールも送ってきた。

こんにちは。富士山爆発の詳細です。 まず時間は礼拝時間の前後…天気は快晴、透き通る青空だったのでおそらく季節は冬でしょう。 きれいな青空ですけど鳥の鳴き声などは無く生命感はありません。 きれいな青空〜晴天ですけど無機質なぐらい静かな午前です。爆発ですけど、まずドーンっという音と共に黒い噴煙が上がります。 その時は隣の友人に、おいおい富士山が噴火したよという、どっちかというと他人事〜野次馬的なノリです。でもだんだん遠目で見ても赤い溶岩が流れているのが分かって来て、自然と心臓がバクバクして来ました。 空は快晴と噴煙が交差する複雑な空模様です。 そして溶岩が次第に横に大きく広がり神奈川県を赤いレッドカーペットで敷き詰めるような感じで下降して来て、気がつくと下から煙が出て来て、あー街まで溶岩が来たんだと分かった瞬間、涙がポロポロと出て来ました。 そしてウワッと目が覚めました。 まあこんな感じの短い夢ですけど、受けた感じが後味の悪いぐらいのリアルさだったので最初は母親に話して、知り合いにもメールしました。 夢は水曜日ですね見たのは、ただ泉先生に報告しようかは悩みました、病気になられてるから不謹慎かなぁと、まあでもリアルな夢だったので怒られてもいいやと思いメールを送信しました。 確か1日おいた金曜日に送ったと思います。まあ内容はそんな感じです。

 また別の女性の方からも富士山爆発のはがきをいただいた。彼女はその夢があまりにも恐ろしくて誰にも話さなかったが、私のホームページを見て書いてきたのである。それによれば、富士山は三回の爆発で“消滅”する。彼女はわざわざ“噴火ではなく爆発です”と書いている。彼女が爆発という言う言葉を使うのは驚きである。もちろんこれらの話はその通りになると断定できるものではない。しかし、もしかするともっと多くのクリスチャンがこういう夢を見ているのかもしれない。ただあまりにも途方もない話なので誰にも言えないのかもしれない。
 恐らく、東京まで溶岩が流れてくることはないだろうが、火山灰は降ってくるだろう。シスコが言うように東京だけで700万人も死ぬことはないだろうが、相当数の死者が出るだろうし、一時的にもせよ首都機能は完全に麻痺するだろう。出来れば静岡県の東部、山梨県、神奈川県からは逃避したい。水や食料も蓄えたい。そんな程度のことしか出来ないのだが。

神の日時計イスラエル

 これから世界はどうなるのか。それは聖書に書いてある。イスラエルがそのスケジュール表である。これまでにも書いてきたがもう一度復習してみよう。
 まずロシアがアメリカ、イスラエルの横暴に対抗して立ち上がる。
主の言葉がわたしに臨んだ、「人の子よ、メセクとトバルの大君であるマゴグの地のゴグに、あなたの顔を向け、これに対して預言して、言え。主なる神はこう言われる、メセクとトバルの大君であるゴグよ、見よ、わたしはあなたの敵となる。わたしはあなたを引きもどし、あなたのあごにかぎをかけて、あなたと、あなたのすべての軍勢と、馬と、騎兵とを引き出す。彼らはみな武具をつけ、大盾、小盾を持ち、すべてつるぎをとる者で大軍である。ペルシャ、エチオピヤ、プテは彼らと共におり、みな盾とかぶとを持つ。ゴメルとそのすべての軍隊、北の果のベテ・トガルマと、そのすべての軍隊など、多くの民もあなたと共におる。あなたは備えをなせ。あなたとあなたの所に集まった軍隊は、みな備えをなせ。そしてあなたは彼らの保護者となれ。多くの日の後、あなたは集められ、終りの年にあなたは戦いから回復された地、すなわち多くの民の中から、人々が集められた地に向かい、久しく荒れすたれたイスラエルの山々に向かって進む。その人々は国々から導き出されて、みな安らかに住んでいる。あなたはそのすべての軍隊および多くの民を率いて上り、暴風のように進み、雲のように地をおおう。エゼキエル書38:1〜9
 もう一度言うがメセクとはモスクワの語源、トバルはトボルスクの語源であるという。その他東欧諸国、ペルシャ(イラン)、エチオピア、プテ(リビア)が同盟軍を形成する。それらが大軍をイスラエルに派遣する。イスラエルだけではなくサウジアラビア、イラク、ヨルダン、エジプト、シリアなど全ての中東諸国を「暴風のように進み、雲のようにおおう」。
主なる神はこう言われる、その日に、あなたの心に思いが起り、悪い計りごとを企てて、言う、『わたしは無防備の村々の地に上り、穏やかにして安らかに住む民、すべて石がきもなく、貫の木も門もない地に住む者どもを攻めよう』と。そしてあなたは物を奪い、物をかすめ、いま人の住むようになっている荒れ跡を攻め、また国々から集まってきて、地の中央に住み、家畜と貨財とを持つ民を攻めようとする。 シバ、デダン、タルシシの商人、およびそのもろもろの村々はあなたに言う、『あなたは物を奪うために来たのか。物をかすめるために軍隊を集めたのか。あなたは金銀を持ち去り、家畜と貨財とを取りあげ、大いに物を奪おうとするのか』と。38:10〜13
 ここはヘンリー・グルーバー師によれば別の作戦を意味し、アメリカへのロシア軍の侵攻を言っているという。驚くべきことに現在テロ対策として多くのロシア兵がアメリカ国内に進駐している。トロイの木馬のような先遣隊となるだろう。
 イスラエルに侵攻したロシア同盟軍は強力な反撃にあう。
しかし主なる神は言われる、その日、すなわちゴグがイスラエルの地に攻め入る日に、わが怒りは現れる。わたしは、わがねたみと、燃えたつ怒りとをもって言う。その日には必ずイスラエルの地に、大いなる震動があり、 海の魚、空の鳥、野の獣、すべての地に這うもの、地のおもてにあるすべての人は、わが前に打ち震える。また山々はくずれ、がけは落ち、すべての石がきは地に倒れる。38:18〜20
 そしてロシア同盟軍は同士討ちを始める。その殺戮は激しく、地は死者で埋め尽くされる。
イスラエルの町々に住む者は出て来て、武器すなわち大盾、小盾、弓、矢、手やり、およびやりなどを燃やし、焼き、七年の間これを火に燃やす。彼らは野から木を取らず、森から木を切らず、武器で火を燃やし、自分をかすめた者をかすめ、自分の物を奪った者を奪うと、主なる神は言われる。その日、わたしはイスラエルのうちに、墓地をゴグに与える。これは旅びとの谷にあって海の東にある。これは旅びとを妨げる。そこにゴグとその民衆を埋めるからである。これをハモン・ゴグの谷と名づける。イスラエルの家はこれを埋めて、地を清めるために七か月を費す。国のすべての民はこれを埋め、これによって名を高める。これはわが栄えを現す日であると、主なる神は言われる。39:9〜13
 ここで興味深いのは「イスラエルの町々に住む者は出て来て」という言葉である。「帰ってきて」ではなく、すぐそばにいたかのように書いている。どこから出てくるのか? 
 イスラエルは核シェルターが100パーセント普及した国である。周りの砂漠地帯に逃げるものもあるだろうが、厳重な管理の下で数ヶ月密閉したシェルターに隠れるものも多いのだろう。こうしてイスラエルは「名を高める」。名だけではない、巨大な国となるだろう。
 こうして(これこそ推測なのだが)ロシアと闘いを交えないEUとイスラエルと中国が世界を制覇することになるだろう。ここに反キリスト、あの666の獣が登場することになるだろうと思う。詳細は違うかもしれない、一つの推測である。

日本解体と戦う

 これは冗談ではなくなった。今起きていることを一言で言うと、日本は解体されつつあるということである。国民は世界最高の頭脳と能力を持ち、最高品質の製品を作り出し、優秀な経済基盤を持ちながら、政治的に低脳のこの国はもはや解体されるしかない状態だ。我々は解体された後の生き方を考えなければならない。問題は解体されるかどうかではなく誰が解体するかであるとさえ言えるのではないか。もはや隠すこともなくあからさまな解体工事が続いているのだ。
 福島の4号機の問題にしても、日本政府に処理能力なしとして米軍の管理が取沙汰されるようになるだろう。ジムストーン氏によれば、もともと地震でも津波でもなくイスラエルのセキュリテイ会社が仕掛けていた監視カメラに似せた爆弾が使われたという。凶悪なアメリカとその支配者であるNWOの強引な作業はますます激しくなるのだろう。
 ここで読者は私が解体作業への反撃を口にしないことに不満をもたれるかもしれない。私の論調は事態の好転ではなく、逃避方などのマイナーなものだからだ。しかし、敵は大きすぎる。到底、一国の能力でさえ反撃できるものではない。これらは残念ながら神が許されているサタンの最後の働きであって耐え忍ぶ以外に方法はないのだ。
 間もなく、黙示録の666の獣が現れる。それまでに世界の全ての国は解体される。日本は最も解体しにくい国なのだろう。反政府の民衆蜂起も仕掛けられない。円高でも倒れない。アメリカ国民のように阿呆ではないから騙すことも出来ない。結局、自然災害を模した攻撃しかない。
 かつて太平洋戦争の末期に日本国内でのゲリラ戦が計画された。私はそのために活動した元少尉と話したことがある。もしゲリラ戦になったら相当期間米軍を手こずらせることが出来ただろうと言っていた。それは10年にも20年にも及んだかもしれないという。それで米軍は原爆を落として見せしめにしたのでその計画は消滅した。
 我々の取り得る手段はゲリラ戦である。実際に武器を取るのではなくとも、精神的なゲリラ戦を戦うのだ。我々は心においてパルチザン、魂のレジスタンスとなろう。そして考えられるかぎりの抵抗をしよう。

私に起こった奇跡について

 それを奇跡と呼ぶにはまだ早すぎるかもしれないのだが、私の身に不思議なことが起こった。私の手元に千葉県がんセンターの血液検査の表がある。PSAという前立腺がんのデータが書かれているのだが、4月23日の数値は62.9だった。4.0までが正常値だから、これは途方もない数値である。それで医師も余命1年を告げたのであった。ところが5月24日の欄には3.0とある。透析を受けているので、手術、抗がん剤、放射線全てが使えなかった。一応、ホルモン療法に入ったのだが、一ヶ月でそんなに激減するはずがない。医師も首をひねるばかりだ。
 考えられることは一つである。それは5月の連休中にマレーシアから来たレイモンド・ムーイという伝道者に癒しの祈りをしてもらった。私はこの手の伝道者が嫌いなのだが、彼だけは聖書に忠実で真摯な人柄であった。どう考えてもそれしかない。まだなんとも言えないが、もしかすると今でも聖書の通りの本物もいるのだろうか。どうも私はこれからのスケジュールを変えなければならないのかもしれない。