荒野の声 NO.120


アニメ映画「グスコーブドリの伝記」

 7月13日(金)に公開予定の「グスコーブドリの伝記」というアニメ映画がある。原作は宮沢賢治の童話なのだが、そのテーマが“人工的な火山噴火”だというのでびっくりした! 読者は311の前年2010年に韓国映画として公開された"TUNAMI”という映画をご存知だろう。前に私も取り上げたがその中に日本の東北地方が分断された映像があった。要するに311が予言されていたのだ。彼らは何らかの方法で、彼らの凶行をあらかじめ知らせることをやりたいらしいのだ。何で今、“人工的な火山噴火”がテーマとなるのか? 私は信じたくなかったのだが、どうも本当に富士山の噴火はありそうだと思いはじめた。(この記事はインターネットの“さてはてブログ”を参考にさせていただいた。)
 思えば富士山は日本の象徴である。日本人の心には美しいあの姿が焼き付いている。富士山は単なる山ではなく、日本人の心のふるさとなのだ。それが無くなったら、などと考えるのもいやだ! それにしても、そこまでやるか・・・・! そんなことが出来るのか・・・・!
 もちろん、宮沢賢治その人がこのような計画に預かったというわけではない。まさかそんなことはありえない。イルミナティの世界破壊の計画はごく最近になって動き出したものだ。たまたまそういうテーマがあったから、これは良いと作らせたものだろう。ちなみにスポンサーはワーナーブラザースである。TUNAMIもスポンサーはハリウッドだった。かなり前から計画されていたが 一時立ち消えになったのを再発させたと言う。
 映画そのものは猫をモチーフとしているが原作は人間である。また宮沢賢治の童話の奇妙なネーミングはエスペラント語らしい。宮沢賢治は当時キリスト教会にも出入りし、賛美歌を訳したりしているが、本人はクリスチャンにはならなかったようだ。

宮沢賢治の原作のあらすじ

 グスコーブドリ(ブドリ)はイーハトーブの森に暮らす樵(きこり)の息子として生まれた。冷害による飢饉で両親を失い、妹と生き別れ、火山噴火の影響による職場の閉鎖などといった苦難を経験するが、農業に携わったのち、クーボー大博士に出会い学問の道に入る。課程の修了後、彼はペンネン老技師のもとでイーハトーブ火山局の技師となり、噴火被害の軽減や人工降雨を利用した施肥などを実現させる。妹との再会もはたすのであった。ところが、ブドリが27歳のとき、イーハトーブはまたしても深刻な冷害に見舞われる。火山を人工的に爆発させることで大量の二酸化炭素を放出させ、その温室効果によってイーハトーブを暖められないか。ブドリは飢饉を回避する方法を提案するがしかし、クーボー博士のみつもりでは、その実現には犠牲となることを覚悟した誰か一人が最後まで火山に留まる必要がある。ブドリの才能を高く評価するクーボー博士もペンネン老技師も彼をとめようとするのだが、ブドリに冷静に説得されてしまうのだった。そうしてブドリが最後の一人として残り、火山を爆発させると冷害は食い止められイーハトーブは飢饉から救われたのだった。

 その他、列島全体で火山噴火の兆候が見られるというので、人口的な噴火があっても事実は隠蔽されるだろう。まさかそれほど広範囲に人工的な噴火を計画しているとは思われない。自然を利用することも彼らの手なのだから。

以下“カレイドスコープ”より無断転載。
「このように十勝岳は、常に水蒸気が出ています。望岳台に上ると、山腹が崩落するときに聞こえるドカンッという発破のような音がするときがあります。十勝が噴火すれば、連鎖的に大雪山系の旭岳の噴火も連想されます。これと関係があるのかどうかは分かりませんが、九州・霧島の新燃岳にも噴火警報が出ています。今のところ現象面だけから、素人が予測することは控えたいと思いますが、多くの地震学者が訴えているように、列島全体でマグマの上昇があることは確かなのでしょう。」