荒野の声 NO.103


北京からエルサレムへの高速道路

新年のご挨拶を申し上げます。本年もよろしく。
 昨年末、中国に行って来た。中朝国境地帯から瀋陽、北京と2500Kを走破した。片側4車線のすばらしい高速道路が出来ていて、平均時速150キロは当たり前。中国は西側諸国が100年架かったことを10年でやっている。行くたびに大成長、大発展している。都市は車の洪水である。
 驚いたことに瀋陽の実業家が壮大な神学校を作っていた。何で、共産中国でそんなことが可能なのかと聞くと、公認教会なのだという。表向きだけ従順なら良いのだろう。
 この実業家から不思議な話を聞いた。今、北京からエルサレムまで高速道路が建設中だという!彼らはその道路に沿って布教をしてエルサレムまで行くのだと言う。聖書には次のようなキリストの言葉がある。
ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう。使徒行伝1:8
 確かにキリスト教はイスラエルから見て「地の果て」中国と日本に到達した。今や中国では人口の10%1億人以上がクリスチャンであるという。そしてこれからその言葉がUターンしようとしている! 地の果てからエルサレムに。しかし、私は別の意味でその高速道路を考えた。
 終わりの日にイスラエルのメギドの丘の西側に開けるエスドラエロン平原に世界の軍隊が集結する、特に東からは2億人の軍隊が来ると預言されている。
第六の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、一つの声が、神のみまえにある金の祭壇の四つの角から出て、ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。「大ユウフラテ川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ」。すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。 騎兵隊の数は二億であった。わたしはその数を聞いた。黙示録9:13〜16
第六の者が、その鉢を大ユウフラテ川に傾けた。すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、かれてしまった。 また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。 16:14 これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。 (見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。)三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンという所に、王たちを召集した。16:12〜16
 これがいわゆるハルマゲドンでここ以外にはどこにも書かれていない。他の全ては単なる思い込みか意図的な誘導である。ここに2億という数字が書かれているが、当時の世界総人口が2億人もいたかどうかという数字であるので、ヨハネはわざわざ「わたしはその数を聞いた」と書いている。さすがのヨハネも大法螺吹きといわれることを覚悟したのだろう。
 私は前に、この軍隊をどうやって中国がイスラエルまで送るのかと考えて、本誌にも書いたような記憶がある。船、航空機も考えられるがやはり陸路であろう。北京からエルサレムまでの高速道路を無数の車が向かう日が間もなくやってくるだろう。

インチキ・ウイクリークス

 ウイクリークスのアサンジは、盛んに911陰謀説を批判している。この点だけでもアサンジが何者かがはっきりする。アサンジはビンラデンと同じく、NWOの便利な駒である。彼のウイクリークスがリークする情報は、どんなに暴露的であってもアメリカ・イスラエルにとって良いことしかないだろう。多分、彼はモサドだろう。

フリッツの偽メール

 12月のことだった。フリッツからのメールが来た。ロンドンからで、財布を盗まれたので、帰国とホテル代が払えないのでロンドンの某所に送金して欲しいという内容だった。私はフリッツがイギリスに居ることに違和感を覚えたが、疑うことはなかった。しかし、幸いなことに・・・?金がなかったので心痛んだが送らなかった。イギリス在住の親族なども頭に浮かんだが行動に移せなかった。しばらくしてフリッツから手紙が来て、彼のIDが盗まれハッカーによってそのメールが送られたということだった。危なかった。もし金があったら100%送っていた。
 フリッツは社会復帰施設にいて、そこは外出も厳しく制限されていて、外国に行くことなどありえない。よくよく注意しなければならないと思った。もし、読者の方でそういうメールを受け取った方はご連絡いただきたい。

ヒラリーの引退声明

 ヒラリーが引退声明を出したという。もう公的地位にはつかないという。これは意外だった。私のつかんでいる情報では、オバマが何らかの形で地位を退き、後にヒラリーが座るというものだった。本当だろうか。NWOの方針に変更があったのだろうか。まだ時ではないのか。これからも注意深く見守ってゆかねばならない。

小沢氏への追求

 小沢一郎氏への執拗な追求が続いている。何だか田中角栄氏を思い出す。単純な話、要するに小沢氏は田中氏の路線の継承者であり、離米、親中露に行くと見られているのだろう。菅総理は中間、前原氏は親米路線であり。今後、前原氏に総理の座は回ってくるのかもしれない。それにしてもジョン・コールマン氏の第三次世界大戦はアメリカ・イギリス・中国とロシア・ドイツ・日本という奇想天外な図式は実現するのだろうか。

イルミナティの偽情報

 ロックフェラーとロスチャイルドは対立している。イルミナティは分裂している。イルミナティはフォトンベルトに恐れおののいている。こんな馬鹿情報が陰謀論者の間で語られている。馬鹿馬鹿しいにもほどがある。イルミナティは人間の組織ではあるが、その最上部はサタンからの指示に従っている。というよりイルミナティそのものがサタンによって造られたのだ。サタンという一人の超自然的な霊的存在は分裂するはずがない。彼は世界制覇に向けて6000年以上も努力してきたのだ。もう少しでその夢が実現する。神のようになろう。神を越えて見せよう。彼の野望はもう間もなく世界に実現しようとしている。その時、キリストが来てそれを打ち砕くだろう。信じようと信じまいとその通りになる。下らないごみ情報に騙されないでほしい。
黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。 あなたはさきに心のうちに言った、『わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く神の星の上におき、北の果なる集会の山に座し、雲のいただきにのぼり、いと高き者のようになろう』。しかしあなたは陰府に落され、穴の奥底に入れられる。あなたを見る者はつくづくあなたを見、あなたに目をとめて言う、『この人は地を震わせ、国々を動かし、世界を荒野のようにし、その都市をこわし、捕えた者をその家に/解き帰さなかった者であるのか』。もろもろの国の王たちは皆尊いさまで、自分の墓に眠る。 しかしあなたは忌みきらわれる月足らぬ子のように墓のそとに捨てられ、つるぎで刺し殺された者でおおわれ、踏みつけられる死体のように穴の石に下る。イザヤ書14:12〜19
 これはサタンの一番嫌いな聖書の箇所であろう。