荒野の声 NO.99


オバマのインフラ整備

オバマ大統領が6年間でアメリカのインフラ、道路、鉄道、ガス、水道を刷新するという計画を打ち上げた。雇用対策もあるということだが、私は何とも言えない感慨を感じた。
アメリカはここ数十年、世界の警察を気取って、世界中に爆弾の雨を降らせ、破壊の限りを尽くしてきた。イラクをフセインの圧制から解放すると称して、ごみの山にしてしまった。そしてその戦費たるや天文学的な数値に昇る。 その一方で、アメリカ国民の生活は日に日に窮乏し、ホームレスやカーハウス部落に住む貧困層が膨大な数に達している。元々都市というものはある期間が過ぎると人間の生活に適さなくなるものだと言う。ニューヨークの水道の破損箇所を修理するだけで今後100年以上を要すると、かなり前に聞いたことがある。
アメリカは広大な国なので鉄道は役に立たないと思われてきた。その結果、日本やヨーロッパで開発された新幹線は採用されなかった。今やアメリカはインフラ後進国になった。そして、なにより、自国民の便益、生活向上を掲げる大統領は居なかった。
果たしてオバマの望みは叶えられるのだろうか。私はロシアとの決戦がその前に来るのではないかと思っている。オバマは本気でアメリカの再生を願って居るのだろうか。それとも何もかも知っていて、口先だけのサービスをしているのだろうか。世界支配機構の計画はオバマの希望とは違うような気がする。

尖閣諸島と普天間

尖閣諸島に中国の漁船が侵入し、日本の海上保安庁が臨検し船長を逮捕した。今日の段階で中国の監視船が尖閣諸島に近づいている。日本は固有の領土と主張しているが中国も同じことを言っている。これは今後どうなるのか注目すべきことである。ただ、私は普天間問題の経緯を見ていると、アメリカは何かやってくるのではないかと思っていた。
フィリッピンのグアンタナモ基地が返還され、跡地に商業施設が出来、繁栄しているという。しかし、その後南沙諸島(?)を中国が占拠したときに、武力の圧倒的な差のために、フィリッピンは何も出来なかった。
一旦、戦闘となったら、今の段階では日本の海軍力の方が勝っているかもしれない。しかし、たとえ勝ったとしても、その後中国は反撃してくるだろう。例えば、日中が対峙し、一触即発の事態になったとき、沖縄から米軍の戦闘機が数機飛来するだけで問題は解決する。だからアメリカの基地が必要なのだ、ということになる。尖閣諸島は普天間問題へのアメリカからの駄目押しと見るべきではなかろうか。

イルミナティカード

イルミナティカードなるものがあるらしい。どういう風に使うものか知らないが何かのゲームらしい。ところが驚くべきことに1990年に911とペンタゴンへの同時多発テロが出ているのだ。何と10年前に予言していたのである!
彼らはこのために出版禁止や販売の邪魔をされたと言っているらしいのだが、そんな馬鹿なことがあるものか。インサイダーでなければ知り得ない情報であるし、何らかの仲間内の情報リークであることは火を見るより明らかだ。それにしても・・・そんなに時間をかけて、あれだけの事業をするのか・・・恐れ入った。
以下にそのサイトを載せるが、CUTTING EDGE というのはイルミナティの告発を続けているオーストラリアのグループで、かつてビリー・グラハムのフリーメーソン説を公表したがビリー・グラハム側からの否定で一時、取り下げた経緯がある。しかし、ビリー・グラハム、フリーメーソン説はシスコ・ホイーラーさんの強烈な告発がある。何しろ、彼女は元イルミナティで「私はビリー・グラハムと寝たわよ」と私に言ってのけたのだから。
THE CUTTING EDGE
http://www.cuttingedge.org/news/n1753.cfm

また、もう一つは富井というクリスチャンのサイトでこの人もかなり鋭い指摘をする人である。
イルミナティゲーム。1990年に発売されていた『INWO』(注:Illuminati New World Order)というカードゲーム。『911は少なくとも11年前から計画されていたことがわかる。』+-+霧降散歩+-+Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/osanponikkoonsenmeguri/45209187.html

また、別の人から次の指摘もあった。
イルミナティーカードですが、「Japanカード」なるものがあるみたいです。日本人のサイトにありました。
http://blogs.yahoo.co.jp/jennifer1215b/31908758.html


フリッツ・スプリングマイヤー釈放さる!

136号の発行の直後に下記のメールが入った。フリッツは10月6日に釈放され、オレゴン州の社会復帰施設に移動する。もし、ご支援のご希望のある方はお願いしたい。うれしい!
Izumi,
Good News! Fritz emailed me yesterday and the following is a copy of his email explaining his release! Ya Hoo! He's out!
I will be leaving by bus Weds 6 Oct for the Oregon Halfway House, 6000 NE 80th Ave.,Portland, OR 97218
(503)231-7785 located near the Portland Inter. airport. Will arr. at halfway house Thurs. 7 OCT. first 2 weeks at the house, will be locked in, but from there will begin process to get job and rebuild my life outside of prison. At present have no funds. I will receive vouchers for travel, and $20 to eat during travel. No gate money. My mind, body, and spirit are in good shape. If you know someone who would want to know this news, please pass it on. Will be in touch as possible.  As always,        Heidi

ブレジンスキーは言った
「日本はひ弱な花である」

尖閣諸島の問題は、中国のやり方をはっきりと示した点で日本人にとって非常に有益だったと言える。はあ、こういう国なのだ・・・。もっとも、数十年前の日本の中国侵略の逆パターンとも言えるだろうが。日本の命運も時間の問題だけになっている。
実は、北海道が中国人に買われているというニュースが様々のルートから流れてくる。疲弊しきった日本の経済力に対して、あふれる中国マネーが北海道や富士山周辺に及んでいるという。中には巨大なリゾートホテルの建設計画がある。その絵を見ていていたら、おかしな妄想に取り付かれた。そのホテルが何だか軍事基地に見えてきたのだ。広大な土地を買占め、厳重なフェンスを張り巡らし、監視カメラと警備員に守られた外部の人間の立ち入れない空間を作って治外法権的な権利を主張したらどうだろうか。中国人ならやりかねない。そしていざというときは日本の国土の中で橋頭堡として機能するような戦略的な土地である。
ユダヤ人がパレスチナにイスラエル建設を図ったとき、まず合法的に当時のベドウインの土地を買い漁った。虫食いのように点在するこれらのユダヤ人の“私有地”がある規模になったとき、イスラエルは独立宣言をした。回りの諸国、シリヤ、ヨルダン、サウジアラビア、イラク、エジプトは第二次世界大戦の残留兵器で優勢な軍事力を背景に一気にイスラエルを叩き潰そうと押し寄せた。イスラエルの運命は風前の灯と思われたが、彼らは生き残り、返って領土を広げていた。これが第一次中東戦争でその後の第二次、第三次と次々にイスラエルは領土を広げて行った。今はもう中東諸国はイスラエルに勝つ自信はないから戦争は仕掛けない。イスラエルはその気になればヨルダン川西岸地区やガザなどはいつでも占領し、住民を砂漠に追いやることは出来るだろう。何かきっかけがあればむしろそうしたいのだ。
9月24日のテレビの番組で、中国人が日本の土地を買ってくれることは良いことだ、これは逆パターンのグローバル化だと喜んでいた。私は思った、中国人は国家の思惑や戦略なしで外国での個人の土地所有を認めているのだろうか。何らかの意図があって奨励しているのではなかろうか。これは考えすぎかもしれない。しかし、尖閣のやり方を見ていると、疑心暗鬼にならざるを得ない。しかし、かつて日本はもっと厚かましく、強引に、暴虐の限りを尽くして、中国を侵略した。彼らはそれを決して忘れていない。
アメリカは中国と事を構える気はないことは明白だ。だから菅首相がオバマと会見した直後に船長は釈放された。「まあ、止めておきなさい」ぐらいのことを言われたのだろう。それでも沖縄に基地がある間は中国もうかつに手は出せない。どっちにしてもアメリカは喜んでいるだろう。これでもっと日本に金を出させることが出来る。損はない。あわれ日本。ブレジンスキーが言った言葉を思い出す。「日本はひ弱な花である」。

満州ユダヤ人国家の建設計画

驚くべきことに、中国東北部、旧満州にユダヤ人国家を作るという計画が進行中だという。第二次世界大戦の前に、日本は当時ヨーロッパで迫害されていたユダヤ人を救出し、恩義を売り、ユダヤ人の財力とアメリカの懐柔をねらって満州にユダヤ人居留区を作ろうとした。これは“河豚計画”という暗号で進められた。しかし、その後、ナチスとの共闘に入ったのとユダヤ人自身の希望がパレスチナだったことから実現しなかった。
しかし、今回の計画はユダヤ人、イスラエル国家の計画であるらしいのだ。それというのもイスラエルは中東核戦争を視野に入れているからである。イスラエルは四国ほどの大きさの国である。核兵器を数発打ち込まれただけで壊滅する。だから、イスラエルはすでにアルゼンチンの南部パタゴニアに、非常時に政府機能を移す計画を持っているという。政府首脳らは同地方に土地を買っているという。満州もその保険の一つなのだろう。その満州の中国人を北海道にでも移住させるか・・・・?