荒野の声 NO.78


イスラエル軍潜水艦がスエズ運河を通って

紅海に入った!


【7月6日 AFP】イスラエルのイディオト・アハロノト(Yediot Aharonot)紙は5日、同国のドルフィン級潜水艦1隻が紅海での軍事演習に参加するためスエズ運河を通過したと報じた。同紙は、この動きの背景にはイランにメッセージを送る意図があるとしている。

 このニュースは日本ではほとんど報道されなかったのだが、私には強烈なインパクトを与えた。この潜水艦は原潜ではなくドイツで製作されたデイーゼルエンジンのものだが、ミサイル搭載可能だと言う。目標は当然イランであろう。いよいよイランが追い詰められている。この後、アメリカとイスラエルがイランを攻撃すればロシアは宣戦布告するだろう。直後にアメリカの大都市へのロシア原潜による核攻撃。ロシア、イラン、エチオピア、リビア、東欧諸国の連合軍による中東への侵攻。さらに焼け残ったアメリカへのロシア軍の侵攻。アメリカの降伏と共産化と続くだろうと思う。キリスト教会には“ユダヤは神の時計”という言葉がある。神の時計は]時に向かって最後の秒針を進ませた。

概要

 ドルフィン級潜水艦はドイツにおいて209型潜水艦をベースに設計されたものである。とはいってもドルフィン級は209型とは大幅に異なっており、その大きさは212A型潜水艦をも凌ぐ。エメラルドグリーン塗装の写真が印象的であるが、実際の運用状況がどうなっているかは不明。対艦ミサイルや魚雷の運用、機雷の射出のほか、少人数の工作員を海岸に送り込ませることも任務の内である。しかし、ドルフィン級が注目を集めているのは巡航ミサイル搭載についてである。イスラエルはドルフィン級を2隻追加購入する計画であり、これは実質新型になるものと思われる。具体的には、212型をベースとするAIPシステムを搭載した艦となる模様である。

取得の経緯

 イスラエルは従来から沿岸防衛のため少数の潜水艦を運用していた。80年代後半から、新型潜水艦の導入計画が持ち上がり、ドイツでの建造が一時は決定した。しかし、その費用はあまりに高価と判断され、キャンセルされた。再度イスラエルがドルフィン級の取得に向けて動き出したのは、湾岸戦争による。この戦争で二つの変化が起こった。一つは、戦争においてサッダーム・フセインがイスラエルに数十発のスカッドミサイルを撃ち放ったことである。アメリカの強い圧力により、イスラエルは反撃を断念したが、化学兵器の搭載が懸念されていたミサイル攻撃を実際に受けたことは、イスラエルに、国土が大量破壊兵器による先制攻撃を受けても影響を受けずに報復攻撃可能な潜水艦の価値を改めて認識させた。もう一つは、戦後、イラクの化学兵器開発にドイツの企業が協力していたことが明らかになったことである。これによってドイツは強い非難を受けた。特にそれを使用されるかもしれなかったイスラエルの要求は厳しく、過去の歴史問題も併せて、ドイツは潜水艦建造についてイスラエルにかなりの協力を申し出ることになった。イスラエルはより有利な立場で潜水艦を購入することができるようになったのである。

スペシャルミッション

導入が決まったときから、ドルフィン級はそれまでの潜水艦運用とは異なる運用をされるというのが諸外国の見方であった。ドルフィン級は核弾頭を装着したなんらかの巡航ミサイルを搭載しているというのが、各国研究機関の推測である。ミサイルについては、ハープーンを元に開発された巡航ミサイルなど諸説あるが、有力なのはAGM-142をイスラエルが水中発射型として独自に再開発したものである。ドルフィン級は2000年にインド洋においてすでに実射実験を実施済みと報道されており、現在は本国から遠く離れた海域にローテーション配備され、事あるときにはインド洋や紅海からペルシャ湾に突入してイランに対して核報復を行える態勢を構築していると推測されている。ドルフィン級の配備により、これまで国防軍内でもっとも重要度の低かった海軍部門はその戦略的地位を飛躍的に向上させ ることになり、従来の海軍の歴史とは一線を画すようになった。イスラエルはその核兵器の有無についてと同様に、ドルフィン級の情報を公表しておらず、ドルフィンが核弾頭はもちろん、巡航ミサイルについてもこれを搭載しているとの公式データは存在しない。ドルフィン級については研究機関や報道の推測に頼らざるを得ないのが現状である。

同型艦

艦番号 艦名 就役 退役
ドルフィン(Dolphin) 1999年
リヴァイアサン(Leviathan) 1999年
テクマ(Tekumah) 2000年
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E7%B4%9A%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6" より作成

Last Trumpet Newsletter7月号より

オバマは独裁的な力で崩壊したビジネスを救うためと称して事実上あらゆる業界において君臨し始めている。多くの人々はオバマが結局は一流の共産主義者だという結論に達している。世界中がこのことに気付き始めている。ロシアのプラウダでさえ2009年5月30日に「アメリカの資本主義はすすり泣きと共に去りぬ」という記事を載せた。マルクス、レーニン、スターリン、フルシチョフらの恐ろしい予言が実現している! 我らの愛する祖国に何が起こっているのだろう?

その証拠は至る所にある。2009年6月2日、産業の巨人GMが待ちもうけていた連邦政府の腕の中に崩れた。5月だけで345000人が失業した。政府はそれについて自慢して、もっと悪くなるだろうとうそぶいている。さらにクレジットははるかに重大である。どんなにひどいかって?USA Today紙によれば2009年6月1日の時点で政府の債務は一世帯あたり546668ドル(約5,466,000円)になっているという。多くの人々は自分が売りに出され、打ち落とされることに気がつき始めている。Association of Government Accountants政府会計協会の調査によれば、政府が正直で公正で正確な情報を公表していると信じているのはアメリカ人の5%だけである。

 本当のところは、中国が広範囲にアメリカ経済をコントロールしているのである。2009年5月27日、中国はアメリカ議会の通貨議決に関して連邦準備制度に警告した。その概要は、合衆国はもう金を印刷することも作り出すことも止めよと言うことである。これが最近の二国間の会合の議題であり、継続審議事項である。名門フィナンシャルタイムスが「もし、中国の信用をなくしたらアメリカのドルは崩壊する」と言っていることは間違いない。

オバマは次期最高裁判事に共産主義者であるソニア・ソトメイヤーを指名した。彼女はしばしば自分のことを「賢い女」wise womanと呼ぶが、witchまたはwiccaとは賢いという意味である。(注:witchは魔女、wiccaは魔女の集団)彼女はLa Razaのメンバーである。La Razaは人種という意味で、不法滞在者に移民法の適用なしで運転免許証を与えるように、またアメリカの南部の一部をヒスパニックのコントロールに置くよう主張している。彼女はまた、秘密組織Belizian Groveのメンバーでもある。これは」Bohemian Groveの女性版である。ニューヨークに本部を持ち自らを“影響を与える女性たちの星座”と称する125人のメンバーからなる。Groveは秘密の集会を持ち、高度に秘密の儀式を行っている。

かつて信仰と自由の国だったアメリカは、とてつもないグロテスクな国になっている。5月25日カリフォルニアのサンディアゴから来た牧師夫妻はサンディアゴ郡当局から彼らの家で聖書研究をもってはならないと注意されたと言っている。この集会は15人ぐらいのメンバーだったが、郡当局は彼らの家で聖書研究会を持つことは“この地では違法である”と言われた。

 もっとショッキングなことは尋問した警察官との会話である。牧師夫人はこう聞かれた、「あなたは定期的にあなたの家庭で集会を持っていますか?」「はい」「アーメンと言いますか?」「はい」「祈りますか?」「はい」「神を讃えます、と言いますか?」「はい」。これはかつて共産主義の国々起こったことである。サンディアゴで起こったことは間もなく全米で起こるだろう。今や、この“クリスチャンの国”はwitchによって支配されている。間もなく真のクリスチャンへの迫害が始まるだろう。

 5月7日クリスチャントデイ紙によれば、アフガニスタンに送られたアフガニスタン語の聖書はアメリカ軍によって押収され、ただちに焼却された。ある兵士は聖書研究会を持っていて、聖書を配った。彼は写真に撮られ、急襲された。軍のチャプレンはこれらの聖書を破棄した。これはジェニファー・ウイリス大佐によって確認されている。この国は神の怒りの火によって焼かれるだろう。私が愛した祖国はもうない!

注:この信じられないニュースの意味するところの大きさが分かるだろうか。これは単なる宗教の問題ではない。アメリカという国の途方もない変貌の一端であるのだ。この後、DNAを証拠として認めないというらしい、ナイアガラ法廷の記事があるのだがtazerという重要な単語が辞書に無くて訳すことが出来ない。ご存知の方は教えていただきたい。(小石)

豚インフルエンザは4大陸の人間と動物のウイルスから製作された。それは遺伝子組み換えされ、製造され、インフルエンザの季節でないのに人間から人間にばら撒かれた。これらの事情はチャールズ・ドレイス(ニュージーランド・クライストチャーチ)の優れた研究によって調査発表された。1976年に豚インフルエンザの脅威が宣伝されたが、誰も死ななかった。しかし、アメリカ政府はワクチン接種を強行し、その接種直後に25人が死に、数百人がガイリアンバレル症候群によって不具になった。またワクチン接種によって20歳の健康な青年がまひになった。

有名なタミフルはインフルエンザを予防することは出来ない、ただ12日間が11日間になるだけである。またタミフルは自殺願望を含むさまざまな症状を生み出す、だから日本は子供に使うことを禁じた。過去6年間に鳥インフルエンザで257人が死んだ。しかし、ブッシュは200万人が死ぬだろうと予言した。マラリヤによって毎日3000人が死んでいる。しかし、このインフルエンザはそんなことはない。マラリヤに対するワクチンは誰も作ることができないからである。どうしたら人々は目覚めるのだろう、空しく墓を掘り続けるのだろう!

注:タミフルの製造会社ファイザー製薬のCEO最高経営責任者が当時の副大統領チェイニーだったことを記憶されたい。(小石)

 アイオワ大学の調査によれば、インフルエンザワクチンをとうもろこしに遺伝子操作によって注入させれば、そのとうもろこしを食べた豚にワクチンが残留する。いわば豚肉によるワクチン接種である。このいけにえの豚を食べた人間の血中に免疫性が出来るというわけである!(注:メイヤー氏がこれを歓迎しているのか、警告しているのか、この文章では不明だが、多分、警告だろう。)

4月20日デトロイトニュースはアソシエイトプレスの“なぜ多くの病気が起こるか”という記事の特集を載せた。それによるとアメリカの製造業者は飲用されている水道水に2億7100万ポンドの化学薬品を投入した。これらの薬品はフィルターで漉すことは出来ない。過去20年間に、リチウムや他のmind-altering精神変更剤? 避妊薬、その他混ぜ合わされた22種類のドラッグが水道水に投入されているのを政府は黙認している! 毎年、約1400万トンである!

 以下にオバマ大統領の宗教的混迷(アメリカのファンダメンタルなクリスチャンから見た)、経済的破局による堕胎の増加、同性愛への寛容な政策などが書かれているが、省略する。