荒野の声 NO.77


Japan Survival Mission

 この度、大真面目でJapan Survival Mission(日本サバイバルミッション)なる団体を創設した。これはボランティア団体である。主な業務は核シェルターの普及にある。日本では大馬鹿野郎と思われるかもしれないが世界の常識から考えるなら、そう考えるやつこそ大馬鹿野郎なのだ。我々は次の目的で活動する。

  1. 核シェルターの普及活動。これは民間だけではなく政府機関に働きかけ国家的プロジェクトとすることを目指す。程遠い目的であり、もう遅すぎると思うのだが、やらねばならない。ただし、実際の建設はすでに優秀な企業があるのでそちらに委託する。
  2. 核戦争になっても安全な地帯の研究と移住手段の開発。
  3. 防毒マスク、保存食品、移動手段の研究と普及。ボートは一番有効な手段のようにも思えるが原潜 同士の核魚雷による応酬があれば返って危険かもしれないので研究する。
上記、目標達成の為に、同士を募集する。専門知識を持つ方歓迎。ただし、ボランティアなので報酬は無いが、核シェルターの発注を受けた場合、相応のものが受けられるでしょう。 本部は本紙の住所と同じ。パンフレットは一部1000円。以下はその一部抜粋。

これからの時代に
核シェルターは絶対に必要です

世界は風雲急を告げています。私たち日本は、唯一の被爆国として、核兵器の無い世界、核戦争の無い世界を期待していますが、現実に世界には数万発の核兵器が存在しています。それが、絶対に使用されないと言う保障はありません。
また、広島、長崎の悲惨な経験から、一旦、核戦争になったらそれから逃れるすべは無いと思っています。確かに、核兵器の直撃を受けたら、防ぐ方法は無いでしょう。しかし、その爆心地から少し離れた地帯では、死ぬことも無く、焼け爛れ、うめき苦しむ事態が広範に起こります。これは防ぐことが出来るのです。
世界には核シェルター(核防空壕)を備えた国がたくさんあります。スイス、イスラエルは人口の100%を収容できる核シェルターを備えていますし、その他の多くの国々が真剣にこの問題に取り組んでいます。一人日本だけは、全く準備は出来ていません。これは世界の常識から考えたら、全く異常なことです。
私たちJapan Survival Mission(日本サバイバルミッション)は、間もなく核による世界大戦が起こると言うかなり精度の高い情報を得ています。それは北朝鮮などを問題にしているのではなく、アメリカとロシアの直接対決による大規模なものです。そうなれば日本にもアメリカ軍の基地があり、そこは必ず叩かれるでしょう。
今こそ、私たちは真剣に核シェルターの建設を考えなければなりません。幸い、日本には数十年も前からこのことを予想して、すばらしい核シェルターを建設するノウハウを持った会社が幾つかあります。私たちはあなたと共に考え、お手伝いしたいと思っています。

             Japan Survival Mission
日本サバイバルミッション   会 長 小 石   泉
                              副会長 濱 田 和 男

―この後に写真と核兵器による破壊力、防御力の解説が入る。―

日本人とは何だろう

私は最近になって、つくづく日本人ってなんだろうと考えるようになった。昔は天孫降臨、天皇を父として国民が全て一つの家族のような国だと考えられていた。しかし、今は国民の一致した共通項が見つからない。DNAは25%が中国系、25%が韓国系、あとの50%は雑多な民族系だという。では今までの日本人という一体感は何だったのだ。
 学研の「ムー」7月号に飛鳥昭雄氏が、物部氏について、興味深い記事を書いている。それによれば物部氏は秦の始皇帝の親族であった徐福に率いられて日本に来た童男童女(青年男女?)の子孫で始皇帝も徐福もユダヤ系だった可能性があるという。
 確かに古代の日本には多くの大陸からの渡来人が居た。それらの渡来人はいつの間にか日本人となって融合していった。かつては地方々々にそういう外来民族の名残が残っていたのだが、徳川家によって強制的な移住が行われ、民族が混合していったということも聞いたことがある。日本ほど多彩な祭りがある国も珍しいという。それも外来民族の名残なのだろう。
 今、凶悪な事件が起こると、決まって第三国系の民族がうわさされる。また、日本の政治経済の中枢を動かす、二大新興宗教「統一教会」と「創価学会」のトップは共に朝鮮系だという。それ以外にも政治家、経済人、芸能人には中国、韓国系の出自の人が多いという。それどころか右翼にさえ朝鮮系の人々がいるというのだ。では、どこから、どこまでが日本人で、どこからが外国人なのか? どのくらい経ったら渡来人が渡来人でなくなるのか? そもそも全部が渡来人ではないのか?
 今、日本は中心を失っている。本来、政治が決定すべき国家という概念が、あやふやなのだ。アメリカのような多民族国家は盛んに国旗を掲げ、忠誠を誓わせて国家の概念を作り出すことに懸命だが、日本はそんなことをする必要がないと考えてきた。日本人が日本人なのは当然だからと。しかし、今や、日本も他民族国家になってきたからには、何らかの手段で国家の概念を創設しないと、この国はばらばらになってしまう。
 韓国系とうわさされる小泉元首相が靖国参拝にこだわったのはそれが目的だったのだろうか。我々は一体何者なのか? 日本はどこに行くのか? ・・・・私は何者なのか?
もちろん、私はキリストの僕として天の国籍は持っているのだが。
しかし、わたしたちの国籍は天にある。そこから、救主、主イエス・キリストのこられるのを、わたしたちは待ち望んでいる。ピリピ3:20

中東に侵攻するロシア同盟軍の 同士討ちの予言

ロシアがかつてのソビエト連邦諸国を再び糾合しようと、いろいろな手を使って画策している。それはアメリカの世界各地での横暴に対する怒りと、かつての同盟国を切り崩していることに対する危機感であろう。次に載せるのは最近の動きである。6月15日付けNHKニュースより
二カ国は署名せず−集団安全保障条約機構
「ロシアを中心に旧ソビエトの7か国で作る「集団安全保障条約機構」が首脳会議を開き、NATO=北大西洋条約機構に対抗することを視野に入れて、常設軍を創設するための合意文書の署名を目指しましたが、ベラルーシとウズベキスタンが署名を見送り、足並みの乱れを露呈する形となりました。旧ソビエトの7か国で作る「集団安全保障条約機構」の首脳会議が、14日、モスクワで開かれ、テロなどに対応するために8年前に設立した緊急展開軍を、ロシア軍を中心とした常設の軍に再編成するため、合意文書の署名を目指しました。しかし、ベラルーシのルカシェンコ大統領が、ロシアがベラルーシの乳製品の輸入を不当に制限していると反発して、急きょ首脳会議への出席を取りやめ、文書への署名を拒否しました。これに対して、ロシアのメドベージェフ大統領は「2国間の経済問題を、地域の安全を保障する多国間の機構に持ち込むのは無責任だ」と述べ、ルカシェンコ大統領を批判しました。また、ウズベキスタンのカリモフ大統領も、問題が残っているとして今回の署名を見送りました。ロシアは、去年夏のグルジアとの武力衝突以降、NATOに対抗するため、みずからの勢力圏と見なす旧ソビエトで軍事分野も含めた各国の結束の強化を目指してきましたが、かえって足並みの乱れを露呈する形となりました。」
間もなくロシアはこれらの国々を集めて、イスラエルに侵攻する。その際、アメリカを核攻撃し一時的に侵攻するだろう。それは何度も言うが聖書のエゼキエル書に書いてある。ところがその連合軍は侵攻した後に同士討ちによって壊滅する。
あなたは、わたしの民イスラエルを攻めに上り、終わりの日に、あなたは地をおおう雲のようになる。ゴグよ。わたしはあなたに、わたしの地を攻めさせる。それは、わたしがあなたを使って諸国の民の目の前にわたしの聖なることを示し、彼らがわたしを知るためだ。神である主はこう仰せられる。あなたは、わたしが昔、わたしのしもべ、イスラエルの預言者たちを通して語った当の者ではないか。この預言者たちは、わたしがあなたに彼らを攻めさせると、長年にわたり預言していたのだ。ゴグがイスラエルの地を攻めるその日、――神である主の御告げ。――わたしは怒りを燃え上がらせる。わたしは、ねたみと激しい怒りの火を吹きつけて言う。その日には必ずイスラエルの地に大きな地震が起こる。海の魚も、空の鳥も、野の獣も、地面をはうすべてのものも、地上のすべての人間も、わたしの前で震え上がり、山々はくつがえり、がけは落ち、すべての城壁は地に倒れる。わたしは剣を呼び寄せて、わたしのすべての山々でゴグを攻めさせる。――神である主の御告げ。――彼らは剣で同士打ちをするようになる。エゼキエル38:16〜:21(新改訳聖書)
前の記事を読むと、これが大いに有りうると思われる。旧ソビエトの国々、ワルシャワ条約機構の国々は喜んでロシアに従うわけではない。軍事力や経済封鎖で苦しめられた歴史の恨みを持っているのだ。一旦、中東に侵攻した後に彼らは叛旗を翻す。そして、ロシア連合軍は壊滅する。聖書の予言は見事に的中するだろう。

訂正 103号に誤りがありました。3ページ11行目、350万ドルのレーザーは、35億ドルに。4ページ4行目の「関し」は「監視」に。同16行目「監視システムを取り付けるだろう」は「監視のためのマーキングを行う」に訂正します。