荒野の声 No.70

 核シェルターの建設を急げ

                スイスでは常識

 皆さんに緊急に核シェルターの建設を提案する。これまで私は核シェルターについては必要を感じながらも真剣に考えたことはなかった。しかし、核戦争の危機はかつて無いほど迫っている。私はこれまで核戦争になったら山間部など遠くに逃げろと言ってきた。しかし、現実問題として多くの人は家や会社を置いて逃げるわけにはいかないということに改めて気付いた。
 また、核戦争になったらあっという間に死んでしまう位にしか感じていなかった。しかし、爆心地はともかく、その周りの広範囲な地域で焼け爛れ、うめき苦しみ、長い間ケロイドに悩まされると言う事態が確実に起こるだろう。今は家を建てる前に、核シェルターを作るべき時だ。そして、核シェルターは想像以上に有益なもののようだ。
 日本には核シェルターを作っている会社がいくつかある。その中で神戸市にある株式会社 織部精機製作所という会社は最も早くから核シェルターの建設を手がけているようだ。 ここはスイス軍公認の換気装置などを導入して確実な事業を行っているらしい。近いうちに私はここを見学して皆さんに詳細をお伝えしようと思う。
 私は恐らく日本で最も核戦争の危機を感じている人間の一人だろう。今までにもこの件を本紙に書いてきたし、本にも書いてきた。そして間もなく私の本を下敷きにして友人の在田 実氏が徳間書店から「アメリカ炎上」と言う本を出してくださることになった。3月には書店に出るだろう。内容はすでに同名の私の本を読んだ方には新しいものではないが、本と言う体裁を取るとまた格別な説得力がある。新書版の小さなものだが、とにかく出版できることはありがたい。
 核シェルターは小さなものでも数百万円、大きめのものなら数千万円はするだろうから簡単には作れないが、余裕のある方は緊急に建設されることをお勧めする。私は事の重大さと、緊急性、またその事の必要性を最も感じている者として、早急に核シェルターとその他の災害対策を課題とする会社を立ち上げたいと思っている。雲をつかむような話で、頭がおかしくなったのかと言われそうだが、絶対に必要だと確信している。とにかくこの国の行政には期待できないから。核シェルターはロシア、中国、ヨーロッパなどではすでに相当数建設されているはずで、のんきなのはアメリカと日本ぐらいのものだ。(日本も東京の地下鉄の中には核シェルターを意識して建設されたと思われるものもあるようだが)
 では、仮に核シェルターに入って、爆発をまぬがれたとしても、放射能の残留で、その後どうしようもないのではないかと思っていたが、織部精機製作所のホームページを見ると、2週間程度で放射能の危険は相当減少するものらしい。少なくとも核爆発による衝撃波、熱線、放射線の影響は受けないですむという。その後、遠距離に移動することも考えなければならない。
 さらに防毒マスク、保存食品、薬品、移動手段、山間部の住居などの確保を考えると、これは相当大規模な事業となるだろう。全てが不況の時代に最も有望な?成長産業となるだろうし、ならねばならないと思う。もし投資されたい方が居られたらご連絡願いたい・・・・!!??
 核シェルターの他に沿岸部(東京湾などの湾岸は除く)ならばモーターボートは有益な装備だろう。いざという時、できるだけ陸地から遠くに逃げていることが出来る。実際、シスコさんによると、アメリカの上層部が逃れる手段の一つに船があるそうだ。
以下に織部精機製作所のホームページからいくつかの実例を引用する。http://www.oribe-seiki.co.jp/00frame/framepage01.htm
 
 
 手前の小さな小屋が換気装置だろう
  
 









                           スイス製の換気装置
 
 非常に重要なドア
 

 
  化学兵器、細菌兵器のための防毒          非常食など2週間分必要
  マスクも必要だ
 
 
                                      
                 Ground Zero

 Googleというサイトに核爆発が起こったときの被害地図が出ている。場所と核兵器の大きさを記入すると、どの程度まで被害が及ぶか分かるようになっている。私は何とかコピーしようと試みたが出来なかった。非常に興味深いのでぜひ検索されたい。どこでもground zeroとやれば出てくるはずだが、次のサイトへ。御自分の町を記入されるといい。http://www.carloslabs.com/projects/200712B/GroundZero.html
                                      
                                      
    マルクスとサタンの本
マルクスとサタンの本も「アメリカ炎上」の前に2月中に、やはり在田 実氏が「マルクスの超素顔」と言う題名で徳間書店から出版される。一般書店に出るが入手困難な方はこちらに申し込まれたい。680円だが送料が200円(合計880円)掛かるので書店で買われた方が安上がり。それでもご希望の場合は、いつもの郵便振替か銀行振り込みで申し込まれたい。
郵便振替00120−0−684742
三菱東京UFJ 池袋支店 普通5032237 小石 泉 (必ず送付先を連絡されたい)