荒野の声 NO.58

 いまいち、分からないグルジア情勢だが、いくつかのインターネット情報をつなげると少し分かってくる。要するにグルジアが、オリンピックの間は、ロシアは動かないだろうと見て、勇み足をして引っかかったらしい。プーチンの戦術だとか。それにしてもグルジアを話し合う、ロシアのメドヴェージェフとフランスのサルコジやドイツのメルケル。みーんなユダヤ人。グルジアの大臣の中にもユダヤ人がいる。アメリカも政府のほとんどがユダヤ人、やれやれ仲間内で何でも間に合っているねえ。ただ、プーチンだけはスラブ魂が残っているスラブ人だというが。
ちなみにグルジアは英語読みではジョージア。


米ロ対立激化は人類にとってきわめて憂慮す

べき事態である―きわめて危険な南オセチア

紛争


http://www.asyura2.com/08/wara3/msg/646.html投稿者 新世紀人 日時 2008 年 8 月 14 日 12:57:31: uj2zhYZWUUp16 http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C04493.HTML http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C04493.HTML
2008.8.11(その1) 森田実の言わねばならぬ【540】
平和・自立・調和の日本をつくるために[535]

米ロ対立激化は人類にとってきわめて憂慮すべき事態である――きわめて危険な南オセチア紛争。即時停戦と平和交渉の開催と民族自決権の承認が基本である。アメリカの過剰関与の狙いは何か。大統領選へのブッシュ政権の思惑を憂慮する声 「この世界における大事件の歴史は、犯罪史のほか何ものでもない」(ヴォルテール)

8月10日、アメリカの事情に詳しい国際問題研究者のY氏に会った。Y氏は言った。 グルジア・南オセチア紛争は大変危険です。アメリカとロシアの対立が激化したら大変です。非常に重視すべき事態だと思います。アメリカ側から見ていると、この紛争の背後にブッシュ政権の米大統領選への思惑が働いているように見えます。ブッシュ大統領と共和党とは、大統領選に対する強い危機感があります。民主党のオバマ氏が大統領になれば、アメリカで大変革が起こります。共和党はピンチです。グルジアで戦争が起こり、拡大し、米ロ対立が激化すれば、オバマ候補は不利になり、ブッシュ大統領の後継者のマケイン候補が有利になります。グルジア戦争の勃発の背景にアメリカ側の過度の関与があることは明らかです。世界は大変危険な状況になりました」 戦争はやめなければならない。米ロ両国は平和共存すべきである。解決の基本は、第一に、双方がただちに戦闘を停止し平和的交渉での解決をめざすこと。第二に南オセチアの民族自決権を認めること、米ロの対立にしてはならないこと、である。アメリカ政府は大統領選のために戦争を利用してはならない。ロシアも現政権強化のために戦争を利用してはならない。
[新世紀人コメント]様々な情勢分析があるが、私はサルコジが「絵図を描いた人物達のメッセンジャー」であってそうであるがゆえに急いでロシアに飛んだのではないかと考えている。そして、グルジャの大統領はロシアの出方と姿勢を伺う為の鉄砲玉として唆されたのではないかと考えている。これは”取り敢えずの仮説”なのだが。そしてグルジャの鉄砲玉が発射された後にロシアが機敏に反応したのでサルコジが慌ててロシアへ飛んだのではないのか。米国は面子を潰されたので慌ててグルジャに肩入れしたが、ロシアは本気では相手にしないだろう。


グルジア軍拡、米に責任とロシア ブッシュ
 

大統領に反論
(47News)


http://www.asyura2.com/08/wara3/msg/645.html投稿者 ああ、やっぱり 日時 2008 年 8 月 14 日 12:50:30: 5/1orr4gevN/c
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008081401000190.html

 【モスクワ14日共同】ロシアがグルジアに侵攻した南オセチア自治州情勢で、ロシアのラブロフ外相は13日、ブッシュ米大統領が同日の声明でロシアに停戦順守を強く要求したことに反論し、ロシアの警告にもかかわらず米国はグルジアの軍備を増強する「危険なゲーム」に手を貸してきたと批判した。 グルジアに対するロシアの大規模な軍事介入に国際社会の非難が高まる中、グルジアの軍拡への米国の責任を明確にすることで、今回の軍事介入を正当化する狙いとみられる。 ブッシュ大統領は、ロシア軍が停戦合意に反してグルジアの港湾都市ポチを制圧しているとの情報があるとし「ロシアは約束を守らなければならない」などと警告。これに対しラブロフ外相は「米大統領のスピーチライターの質に驚く」と皮肉り、ポチにロシア軍はいないことを強調した。 外相はまた、米国が2002、03年にグルジアへの兵器供給と軍隊訓練に乗り出した当時、ロシアが「グルジアが冒険する恐れがある」と警告したのに聞き入れず、今回の事態に至ったと指摘した。

 グルジアへの米軍派遣表明、米露の対立激化へ(読売新聞)

http://www.asyura2.com/08/wara3/msg/650.html投稿者 新世紀人 日時 2008 年 8 月 14 日 13:11:40:

 【ワシントン=黒瀬悦成】ブッシュ大統領が13日、米軍による対グルジア人道支援を発表したのは、グルジア情勢への関与姿勢を明確にし、「民主化のモデル」と自賛してきた親米のサアカシビリ政権を脅かすロシアを強くけん制する狙いがある。米露間の対立の激化は避けられない。  ブッシュ大統領によると、ライス国務長官はトビリシ入りに先立ちフランスを訪問し、ロシアとグルジアの仲介を進めているサルコジ仏大統領と協議する。 ブッシュ政権としてはあくまで外交的解決を優先させる構えで、現時点ではロシアとの軍事対決を避ける姿勢を堅持している。が、人道支援の形とはいえ米軍を現地に派遣したことは、ロシアに対し、軍事的選択肢を完全排除したわけではないとの「強い警告」を発しているのは明白だ。


  ウクライナ:CIS脱退追随も

グルジアへの露軍事介入「毎日.JP」
http://www.asyura2.com/08/wara3/msg/667.html投稿者 怪傑 日時 2008 年 8 月 16 日 02:18:12:
 この連鎖反応をロシアは許したくないのだ。(小石)

【モスクワ大木俊治】グルジア南オセチア自治州へのロシアの軍事介入を機に、独立国家共同体(CIS)内でロシア離れが広がっている。 
 ウクライナのユーシェンコ大統領は13日、クリミア半島セバストポリに駐留するロシア海軍黒海艦隊の出港を規制する大統領令に署名。ウクライナではCIS脱退を決めたグルジアに追随する動きもあり、有名無実化していたCISの実質的な瓦解につながる可能性がある。 インタファクス通信によると、大統領令は黒海艦隊の兵士、艦船、航空機が「ウクライナ国境を越える場合」、事前にウクライナ海軍への通報を義務づけ、人数と搭載兵器などの情報を72時間前までに届けるよう求めている。これに対し、ロシア軍のノゴビツィン参謀次長は15日の会見で「双方の合意が必要」と述べ、一方的な決定は受け入れられない考えを示した。  旧ソ連海軍の黒海艦隊は、ソ連崩壊でロシア軍が継承したが、基地のセバストポリはウクライナ領になった。このため両国は97年、同基地を20年間ロシアに貸与する協定に調印。しかし、ユーシェンコ大統領は今年5月、協定が失効する2017年に貸与を打ち切る方針を打ち出した。 一方、ウクライナ国会の大統領与党「われらのウクライナ」は14日、ロシアを中核に旧ソ連諸国で構成する独立国家共同体(CIS)からの脱退を政府に求める法案を上程した。グルジア国会が同日、CIS脱退を正式に決めたことを受けたものだ。法案は、ロシアが他の加盟国の領土の一体性を認めていないことを非難し、CIS解散も呼びかけている。親欧米のユーシェンコ大統領は12日、グルジアの首都トビリシで開かれた反ロシア集会にバルト3国やポーランドの大統領とともに参加、サーカシビリ大統領への支援を表明していた


    資源は国を富ませない

 興味深い記事が出ていた。資源は必ずしも国を富ませないというのだ。資源のない国は必死で学問や労働で国を富ませるが、資源のある国は資源に頼って努力しないからだという。これがロシアから出ているのも面白い。確かに世界で最も資源の乏しい日本がこれまで繁栄してきたのも学問と労働だった。(小石)

原油高騰で変わる「富の世界地図」
2008年8月14日(木)0時0分配信 クーリエ・ジャポン

本来、富は労働の対価として得られるものだった。欧州に残る中世の美しい街並みは、何世紀にもわたる重労働の賜物だし、先進国と言われる国々が今日の豊かさを享受できるのは、労働力を駆使して経済を成長させ、地道に国家を築いてきたおかげである。 ところが、エネルギー資源の高騰により、これまでの法則はすっかり崩れてしまった。石油やガスなどの天然資源を武器に、中東やアフリカ諸国が世界経済に大きな影響力を持つようになってきたからだ。だが、天然資源それ自体には国を発展させる力はない。「資源の価格変動に対処できなければ、資源依存型国家の経済は簡単に破綻してしまう」 ロシアのエネルギー・金融研究所のレオニード・グリゴリエフ所長は、こう指摘する。「原油高騰は、資源国への『警告』だ」 資源に恵まれた国は、乏しい国よりも経済発展が遅れるという。ロシアもこの「資源の呪い」と闘っていかなければならない。「そのためには科学と教育に力を注ぎ、名実ともに先進国と認めてもらう必要がある。資源で成り上がった”新興国”としてではなく、西側先進国に引けをとらない”強国”として、ロシアは世界に君臨すべきなのだから」アガニョーク(ロシア)より。