荒野の声 NO.54

         CHANGE

 某情報筋によると、W・G・タープレイというソースからの話で「ワシントンDC,の権力がもはや、ブッシュ・チェイニー・ネオコン一派の手中には存在せず、ブレジンスキー・三極委員会派に移行した」という。前者はイスラエル擁護派であり後者はイスラエルを抹殺しても良いと考えているという。それでイラン攻撃は無くなり、ロシア、中国との直接対決になるという。これはかなり理解しやすい説明で一見なるほどと思わされる。これが本当なら大きな変化だ。
 私は長い間、イランへのイスラエル・アメリカの攻撃がロシアによる対米宣戦布告の口火になるだろうと言ってきた。それは聖書によってゴグ(ロシア)がイスラエル・アメリカを攻撃するときペルシャ(イラン)もその同盟軍に加えられているからである。しかし、ペルシャから戦端が開かれるということまでは書かれていない。私は預言者ではないので、予測は外れたのかもしれないが、ロシアによるイスラエル・アメリカ攻撃は必ず起こる。
 さらに、ヒラリーがアメリカ大統領になるだろうという予測も外れてしまったかもしれない。ヒラリーの邪悪さから言って、自国民を強制収容所にぶち込むのは適任だと思っていた。まさかオバマとは思わなかった。一見人の良さそうな風貌ではないか。(CHANGEはオバマの選挙スローガン) 
 しかし、ヒラリーが追い込まれて、オバマ暗殺を口走ったとき、これでヒラリーは無いと思った。恐らくオバマ暗殺計画はあっただろう。私は何時やられるかと思って見ていた。しかし、あんなにあからさまに手の内をばらしてしまってはどうにもなるまい。ヒラリーも女だなあと思った。愚かなことをしたものだ。これでブレジンスキー派の勝利が決まったようなものだった。
 ただし、この情報は専門家の分析だが、私は素人考えで、もう一つの見方があると思う。イルミナティは二頭立て主義を取る、しかし、究極の目的は一つである。それほど大きな亀裂があるとも思えないのである。さらにオバマはケネデイの選挙キャンペーンを学び、演説もそっくりに真似た。もし、オバマがヒラリーを副大統領にしたら、ケネデイのように処刑されるのも似るのではないか。そしてフォードのように自動的にヒラリーが大統領になる。ケネデイのときも、どこぞの猛者どもが陰で動いていたと言うではないか。あの国がそう易々と、抹殺されるのを承知で、指をくわえて待つはずは無いのだから。
 ところで、ブレジンスキー派はイスラエルの抹殺を計画しているという。それは絶対にない。イスラエル抹殺はサタンの“キリストの再臨阻止計画”(ハルマゲドン)にとって不可欠なのかもしれない。しかし、そうはならない。それは断言できる。確かにいつの日かイスラエルは全世界の軍隊によって攻撃される、しかし、抹殺される前にキリストが再臨する。それは紀元前450年ごろのゼカリヤという預言者が預言している。

見よ、主の日が来る。その時あなたの奪われた物は、あなたの中で分かたれる。わたしは万国の民を集めて、エルサレムを攻め撃たせる。町は取られ、家はかすめられ、女は犯され、町の半ばは捕えられて行く。しかし残りの民は町から断たれることはない。 その時、主は出てきて、いくさの日にみずから戦われる時のように、それらの国びとと戦われる。 その日には彼の足が、東の方エルサレムの前にあるオリブ山の上に立つ。そしてオリブ山は、非常に広い一つの谷によって、東から西に二つに裂け、その山の半ばは北に、半ばは南に移り、わが山の谷はふさがれる。裂けた山の谷が、そのかたわらに接触するからである。そして、あなたがたはユダの王ウジヤの世に、地震を避けて逃げたように逃げる。こうして、あなたがたの神、主はこられる、もろもろの聖者と共にこられる。その日には、寒さも霜もない。 そこには長い連続した日がある(主はこれを知られる)。これには昼もなく、夜もない。夕暮になっても、光があるからである。ゼカリヤ14:1〜7 

 ここにはユダヤ人の希望のメシアが来る場所が書かれている。それはエルサレムの東にあるオリーブ山で、ここから復活したイエスが昇天した。そして新約聖書ではイエスが再臨される場所だと預言されている 。                  

                       エルサレムから見たオリーブ山

 こう言い終ると、イエスは彼らの見ている前で天に上げられ、雲に迎えられて、その姿が見えなくなった。イエスの上って行かれるとき、彼らが天を見つめていると、見よ、白い衣を着たふたりの人が、彼らのそばに立っていて言った、「ガリラヤの人たちよ、なぜ天を仰いで立っているのか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになるであろう」。 それから彼らは、オリブという山を下ってエルサレムに帰った。この山はエルサレムに近く、安息日に許されている距離のところにある。使徒行伝1:9〜12

 この二つの話には500年近くの開きがある。そして同じ内容の預言がなされている。キリストの再臨なんて御伽噺だとか下らない信仰譚だと早計に決めないでほしい。絶対にないと言う根拠も無いはずだ。聖書は数千年のスパンで物事を表しているのだ。
 ぜカリヤ書にはオリーブ山が東西に二つに裂けると書かれている。この地域はアフリカ大陸の東にある南北に伸びる大地溝帯の北端にあたり、地盤が極めて脆弱である。ここで巨大な十字形の渓谷が出来るわけである。
 近年、この近くに高層ホテルを作る計画があった。そこでボーリングしたところいつ裂けても不思議でない断層が見つかった。そのために高層を止めて低層のがっちりしたホテルとなった。
 ところで、間違えないで頂きたいのだが、私はブレジンスキーらがイスラエルを攻撃する時がハルマゲドンだと言っているのではない。それはもっと後のことである。その前でも、イスラエルを抹殺すればキリスト再臨の舞台の破壊はできる。イスラエルにユダヤ人が居なくなれば再臨の意味は無い。キリストはこう言っている。

わたしは言っておく、『主の御名によってきたる者に、祝福あれ』とおまえたちが言う時までは、今後ふたたび、わたしに会うことはないであろう」。マタイ23:39

 ハルマゲドンの前にイスラエルを抹殺しようとする、ブレジンスキーらの企みは決して成功しないだろう。


    ハイアットリージェンシーホテル


          ジュセリーノの予言

 また、ジュセリーノの予言が的中した。四川大地震を日付けまで当てている。911や人工の地震まで当てるこいつは何者なのだろうか。考えられるのは次の4つである。
1. 神の霊による預言者
2. 悪霊による予言者
3. イルミナティのインサイダー
4. 純粋に超能力のある者
 1.は彼の書くものからはクリスチャンの雰囲気は感じられない。神の霊とは思われない。2.の悪霊の場合はもっと邪悪な顔つきになるのだが(ゴアやカーペンターズの兄のように)結構さわやかな顔をしている。4.の場合はそれほどの超能力者が過去に居たとは聞いたことは無い。結局3.ということになるが不思議な人物だ。
 いずれにしても今年の9月13日日本の東海地方と来年の1月25日大阪神戸でマグニチュード9近い地震があるというから、これは無視できない。ご注意を。


           狂気のアメリカ

 デイヴィッド・メイヤー氏のLast Trumpet Newsletter6月号によれば、アメリカは間もなくイラクに途方もない大使館を開設するという。それはバクダットに作られ、104エイカーの土地に27のビルデイングと619のアパート、フードコートを含む沢山のレストラン、インドア・アウトドアのバスケットボールコート、バレーボールコート、インドア・オリンピックサイズのプールがある。そのコストは474百万ドル(474億円?)であるという。さらにバグダット郊外にディズニーランドもできると言う! 誰の土地なんだ? 
 また民主党の大統領候補マッケイン*は「アメリカは今後100年以上イラクに駐留するだろう」と発言した。一体、アメリカは何を考えているのだろうか? 最近のNHKテレビによれば、アメリカには保険も無く医療を受けられない貧しい人々が5000万人もいるというのだ! 
 さらにアメリカでは26秒に一人、年間100万人の子供たちが学校を退学している。ロスアンジェルスでは600人の学生の暴動で学校を一時閉鎖しなければならなかった。また、ジョージアでは9歳の子供が9人で担当の女性教師を肉切り包丁で傷つけ、工事用テープで口をふさぎ、文鎮で頭を殴った。南カルフォルニアでは18歳の優秀な生徒が高性能爆薬で自爆して学校を破壊した。その目的は“天国に行ってイエス・キリストを殺すため”だったという!
 また、最近しきりに報道されることだが、アメリカのミツバチが大量に失踪または死滅している。これは農薬や作物など植物埴生のアンバランスによって免疫性が失われているからだと言うが、ケムトレイルのせいだとシスコさんは言っていた。ミツバチの消失は、今後、作物、果実の収穫に重大な影響を与えるだろうという。これは日本でも報告されている。それにしてもケムトレイルの意味が判らない。撒いている本人も影響を受けるだろうに。解毒剤はもらっているのだろうが。
*メイヤー氏によればマッケインとはアダムの子で弟を殺した人類最初の殺人者カインの子という意味だそうだ。



*前回、中国の人口を1億3千万人と書きましたが、13億人の間違いです。訂正します。