荒野の声 NO.48

シスコ・ホィーラーノート

 私は、1月中旬、フリッツ・スプリングマイヤーとシスコ・ホィーラー姉に会うために小野寺益夫氏とアメリカに出かけた。フリッツの刑務所のあるシェリダンまではシアトルから片道700キロほどもあり、想像以上に過酷な旅だったが、シスコさんの友人のシェリーがベンツのデイーゼル車で送迎してくれ感謝だった。フリッツとの面会は予想通り別になんていうこともなく、ただの面会だけだったが、フリッツは大喜びしていた。ただし、刑務所の厳重な警戒にはいささか閉口した。明日のアメリカを見たような気がした。
 それと言うのも、フリッツのところに行く途中で、シスコさんは我々に驚くべきものを見せ、聞かせてくれたからである。我々はかつてイルミナティで“暗黒の母”と言う地位にいた人物の案内で、イルミナティの奥の院と、アメリカ政府の秘密に触れたのである。
 例によって、時間を定めた予言が当たる確率は少ないし、シスコさんの場合、秘密の漏洩経路を調べるために偽情報を流されることがありうるので、特に時間的な経緯は割り引いて考えられたい。内容はあまりにも過激で私には到底信じられないのだが。


1.4・08同時多発核テロ
 今年の4月8日から9月までの間に、全米7州の州都でスーツケース核爆弾(SAMESONITE BOMB)による核爆発テロが行われ甚大な被害が起こる。それはテキサス、カリフォルニア、イリノイ、ニューヨーク、フロリダ、コロラド、ワシントンDCでワシントン州も含まれるかもしれない。これはイルミナティの大患難時代の始まりである。(聖書の黙示録の大患難時代とは同一ではないと思う)それを機に、アメリカはマーシャル法(戒厳令)を発令する。憲法は停止され、国民の権利は剥奪される。表の政府は棚上げされ、影の政府が実権を握り、FEMAが本来の任務を遂行する。国民は赤、青、白、黄、黒に分類され、それに先立つ6週間前に赤は逮捕され、即座に処刑される。青はその6週間後に逮捕拘留され、Samesonite Bomb
強制収容所に収監され、教育を受けるがNWO(新世界秩序)に不従順で獣の印(666)を受けないものは殺される。白は12歳以下の子供で箱型の住居に収監され666のマークを付けた両親とはその屋上でしか会うことが出来ない。両親は Breeder(飼育者)と呼ばれる。子供たちは新しい世界の役人として教育される。黄は13〜20歳の者でやはり新世界秩序の警察か軍隊に所属させられる。黒は50歳以上の成人で直ちに殺される。これらの殺戮には毒ガスとギロチンが用いられる。ギロチンが用いられるのはレプテリアンの飲料と食物になるためである。この間、アメリカ軍はほとんど外国に行っており、国連 (UN)軍がアメリカに駐留する。国連軍はロシア、中国、ドイツ、日本、 中米などの200,000人の軍隊で構成される。また、全ての指揮はイギリスが行う。シスコさんは「アメリカは国家ではなく株式会社だ」と言っていた。正に至言だと思った。イギリス(ロスチャイルド)は筆頭株主というわけだ。まさしくアメリカは東インド会社の末裔だったのだ。
 以上が7年間の患難時代の半分3年半のことで、この後、イスラエルとイランが核攻撃をし合い第三次世界大戦になる。(シスコさんは小さな第三次世界大戦という言葉を何度か言ったように記憶している。)ロシアによるアメリカへの攻撃については、シスコさんは言及しなかったが、その幻を見たというヘンリー・グルーバー師については非常に尊敬していると言っていた。この後半の3年半に女性が女王として王位につく。それはイシス神を表している。ヒラリーは世界NO.1のWitchだが彼女かどうかはわからない。
 小野寺氏が「日本はどうなるのか」と聞いたところシスコさんは「これはアメリカの問題で日本とは関係ない」と。言っていた。


2.強制収容所を見た
          










 フリッツのところに行く途中でシスコさんは我々を、とある田園地帯の森の中に連れて行った。小高い丘の上に、立ち入り禁止の看板があり、そこに広大な刑務所が建設されていた。それはまだ建設中だったが、ほとんど完成間近だったので、入り口付近まで近寄ることが出来た。タイミングが最高で、もし完成していたら近づくことは出来なかっただろうし、未完成では何が何だかわからなかっただろう。それでもシスコさんは「顔を隠して」と言い、監視カメラに注意を促した。それは幾重にも重なった金網と、高圧電流の流れる鉄条網に囲まれた敷地に、格納庫のように巨大な灰色の建物群が建てられていた。また、そこに至る鉄道が新しく建設されていた。さらにガスパイプラインが埋設され、それは日常の燃料のためではなく毒ガス用だということだった。このような収容所が全米に320ヶ所もあり、さらに2000ヶ所建設されると言う。(時間的に間に合うはずがないので、やはり今年の4月はおかしい。)
 こんな奇妙な話があるだろうか、ある国が国家プロジェクトの規模で国民を収容する収容所を莫大な予算を使って建設している。そのために新しい鉄道も建設されている。その収容所は、表向きは刑務所となっているのだが、鉄道で運ぶほどの犯罪者が急激に増えるわけはない。その収容所には男女年齢を問わず、罪のない全国民が収容されるのである。
 我々が見た収容所は、シスコさんは女性用だと言っていたが、写真で確認すると「子供発育センター」とある。子供を貨車で運び、鉄条網の折の中に入れることが「発育」なのだろうか。我々はあの豊かで明るいアメリカの裏で、こんなにも驚くべき悲惨な計画が練られ、着実に実行に移されていると言う現実をどう受け止めたらいいのだろうか。そんなことはうそだと言うなら、私が案内するから行って見てほしい。


3. 国連警察の白バイ
 フリーウェイを走っていたとき、突然シスコさんが「ほら、あれあれ」と指差した。そこには白バイが車を止めて検問していた。ところがその白バイにははっきりと黒字でUN(国連)と書かれていたのだ。何と、今、アメリカでは国連の警察がアメリカ国民を尋問しているのである。これはどういうことなのだろう。日本でそんなことが起きたら、我々は当然、抗議するだろう。ところがアメリカではそんな無法がまかり通っているのである。残念ながら一瞬のことでカメラを向ける暇がなかった。


4.キリスト教会の変質
 アメリカを語るにキリスト教を抜きにしては語れない。ところがそのキリスト教が変質し始めている。503C教会法と言う法律が出来たという。それによると、キリスト教の本質的な部分、キリストの神性、処女降誕、十字架の贖い、救い、復活、再臨などを語ることが禁じられ、語る教会には税金が課せられ、語らない教会は免除されるという。私はまだ、別のソースからの確認が出来ないのだが、事実とすれば由々しいことである。もはやそれはキリスト教とは言えない。中国やソビエトではあるまいし、まさかアメリカで? 
 シスコさんの町の教会はUnitarian Universal(ユニテリアン派 《プロテスタントの一派; 三位一体説を排して唯一の神格を主張し, キリストを神としない》)と書かれていたが、そこの女性の牧師は“イエス”と言う言葉や“救い”と言う言葉さえ忌み嫌うと言う。そして世界の宗教は皆同じだとする。日本人から見れば結構な話だが、キリスト教と言う立場からは、到底、信じがたい変質である。シスコさんは「だからアメリカは裁きに会うのです」と言っていた。この教会はイルミナティによって建てられ、ステンドグラスには悪魔の象徴が描かれていた。
 多くのテレビ伝道者は怪しげな霊媒か超能力者であるかのように振る舞い、莫大な献金を集めて贅沢三昧の日々を送っている。

ステンドグラスは通常のキリストの絵の上に別の意味の絵がある





教会員の車のバンパーにはあらゆる宗教のシンボルが描かれている









5. 悪魔礼拝の施設を見た
 フリッツの所に行く途中、シスコさんは急に田舎道に入った。美しい田園地帯の中に、こじんまりした修道院風の建物が建っていた。そこで悪魔礼拝が行われているという。どうして知っているのかと聞くと、私が来たからと言う。要するに自分がやっていたのである。中は一応美しいステンドグラスや絵が描かれていたが、そこにもサタンの象徴が隠されていた。

祭壇の前に大きな台が置かれていたが、そこには重大な意味があるという。ちょうど犠牲(人間の子供)を置くには適当な大きさだなあと思っていると、私が書いた本に全部書いてあるからという。私はその英文の原稿のCDをもらってきた。シスコさんはその本を出版したいのだがイラストレーターに払うお金など約50万円が無いので出来ないのだという。私は日本でもぜひ出版したいと思うのでこのお金を何とか送りたいと願っている。それにしても、今回、私たちが持っていった50万円は彼女にとって大変な金額の援助だったのである。本当に感謝された。かつての暗黒の母はサタンと縁を切ったために貧困の中にいる。
 ところであの修道院ではチョコレートを売っていた。しかし、事前に「何も買わないように」と言われていたので買わなかった。味見用のものを勧められたがそれも食べなかった。後で聞くと、そのチョコレートには犠牲の血が混ぜられているという! 修道院の庭には沢山の丸々と肥えた猫がいて、人懐っこく近づいてきた。私は何となく、「この猫は人の血の匂いを嗅いでいるのかなあ」と言うとシスコさんは「人の肉を食べている。内臓も肉も豚にやっている。」と言っていた。うんざりしてしまった。