荒野の声 No.29

ビリー・グラハムとクリントン


 7月にニューヨークでビリー・グラハムが最後の伝道集会を開きました。そこで非常に奇妙なことが起こりました。しかし、日本ではそのことは全く報道されていません。デイヴィッド・メイヤー氏のラストトランペットニュースレターによれば、それは次のようなものです。
「わが国の最も特筆すべき霊的な盲目と死の実例は最近ニューヨークで開かれたビリー・グラハムのクルーセードである。 およそ8万人の人々がグラハムの話を聞くために集まった。そして彼の15分間の説教の前にグラハムはビル・クリントンとヒラリーに迎えられた。グラハムはビルとヒラリーの手を取って、ヒラリーを次のアメリカ大統領に推薦した。グラハムの正確な言葉は次のようなものである。『クリントン夫妻はすばらしい友人であり、偉大なカップルです。ミスター・クリントンは伝道者とならなければなりません。そして彼の妻がこの国を運営することを許さなければなりません。』ニューヨーク・デイリー・ニュースはビル・クリントンがグラハムの手を取ったとき聴衆は歓声を挙げた(または叫んだ)。なぜグラハムは浮気者のビル・クリントンがかつてその地位に着いた人々の中でも、もっとも過激なリベラリストであるという事実を無視するのだろうか。グラハムは妊娠中絶擁護団体を支持していると公言しているこの二人に対して、ヒラリーがこの国を運営することを支持し、ビルが福音を語ることを支持したのである。グラハムはこの二人が反キリストの特質の一つであるホモセクシャルとレスビアンのアメリカと世界のチアリーダーであることも語らなかった。グラハムはこのことを良く知っている。しかし彼はクリントンのような政治家であり、いつも最も愛される偽り者なのである。」
 私は驚きもしません。同じ穴の狢同士が肩叩き合っているのだと思います。しかし、グラハムのことを神のように崇めるアメリカや世界のクリスチャンは、これを神からの諭しであると受け止め、ビルとヒラリーを熱狂的に支持することになるのではないかと思います。
 これは当然、影の世界政府イルミナティの計画の中にあるのでしょう。こうしてグラハムを通してビル・クリントンの国連事務総長とヒラリーの大統領就任にお墨付きを与えて置いたのでしょう。国連事務総長とは言えないから伝道者といったのでしょうか。実はかつてハマーショルドという有名な国連事務総長は自らを伝道者のように思っていたふしがあります。ビリー・グラハムを単なるキリスト教の伝道師と見るべきではありません。イルミナティの重要な位置にいる人物なのです。
 このような、恐るべき罪を犯しているビリー・グラハムは、神の前に出るとき「私は神に忠実に生きてきた、だから平安に満ちているだろう」と言っています。私は驚きあきれて言葉もありません。