ウルザズ・サーガ ブースタードラフト結果

鈴木 篠原 佐藤 森田 井手 藤原
1 鈴木 青白4-1(8-3)

---

2-0
×
0-2

2-0

2-0

2-1
2 篠原 緑黒4-1(8-4)
×
0-2

---

2-1

2-1

2-0

2-0
3 佐藤 赤緑3-2(8-5)

2-0
×
1-2

---

2-0
×
1-2

2-1
4 森田 黒白2-3(5-7)
×
0-2
×
1-2
×
0-2

---

2-1

2-0
5 井手 赤白2-3(5-7)
×
0-2
×
0-2

2-1
×
1-2

---

2-0
6 藤原 黒赤緑0-5(2-10)
×
1-2
×
0-2
×
1-2
×
0-2
×
0-2

---

場所を三鷹に移してのドラフト戦。なんと優勝。最初の色選択が決め手でした。

《ドラフト中》

▼1パック目
いきなり Confiscate。ドラフトで6マナはそれほど重くないと判断して、メインカラーを決定。
途中、カブトガニキラーの Arc Lightning と Rune of Protection: Blue を押さえた以外は全部青。

▼2パック目
エンチャントが恐かったので、2色目を白に定める。
5枚目、ふとレアに目をやると Tolarian Academy! 上流が騒がしいと思ったら、これのせいだったとは。何故か「ここで取らなければ男が廃る」と思ってしまい、大切な生物のかわりにアカデミーを取得してみたりする。
終盤、黒カードが溢れて嫌な予感。生物除去が多そうだ。

▼3パック目
この時点で、生物合計12枚。うち1枚はバリン先生なので、あと4枚は欲しいところ。
しかし、パックごとの内容の差が激しく、青だらけだったり黒だらけだったり。できたデッキは以下の通り。粗悪クリーチャーの Sandbar Merfolk とバリン先生を外して、Power Sink を導入。終盤まで粘って勝機を掴む方向で。

土地(16)
9 Island
1 Tolarian Academy
6 Plains

クリーチャー(13)
1 Sandbar Merfolk
2 Coral Merfolk
2 Horseshoe Crab
1 Veiled Serpent
1 Pendrell Drake
1 Sandbar Serpent
1 Drifting Djinn
1 Monk Realist
1 Opal Gargoyle
1 Sanctum Custodian



1 Mobile Fort
その他 (12)
2 Power Sink
1 Rewind
1 Hermetic Study
1 Cloak of Mists
1 Pendrell Flux
1 Rescind
1 Confiscate
1 Healing Salve
1 Pariah
1 Path of Peace



1 Endoskeleton
ちなみに、カードの順位は白<黄色橙色ですよ。

《第一試合:篠原氏》
黒緑。2枚ある Pestilence と Wall of Junk で場を制するデッキ。

一戦目:篠原氏が沼を出せないうちに、クリーチャーを並べて場が硬直。カニに Hermetic Study をつけて勝ち。
二戦目:2回のマリガン後の土地が Academy のみ。しかし、篠原氏も森が出ない。序盤が苦しいこちらにとっては天国で、Pestilence を奪ったあと、Drifting Djinn を召喚して殴り勝ち。

 土地枚数14枚は少ないのだろうか?とか、やはり色は偏らせた方がいいのか?とか考えさせられる試合であったり。

《第二試合:佐藤氏》
赤緑。ゴブリン、火力、そして Treetop Ranger。

一戦目:Treetop Ranger を止められず、序盤にダメージを食らい続ける。残りライフ3点のところで止めの Arc Lightning。
二戦目:土地が2枚しか出ず、またも Treetop Ranger に殴られて終わり。

 デッキのシャッフル方法が悪かったのか、ここまで土地事故気味。佐藤氏のシャッフル方法をこっそり真似してみることに決定。

《第三試合:森田氏》
Dragon Blood と黒の再生クリーチャー。Rune of Protection に Pestilence に Parasitic Bond。

一戦目:Duress で Confiscate を抜かれ、Dragon Blood を通される。さらに、Monk Realist を先出ししたところで Mobile Fort ← Parasitic Bond、Drifting Djinn ← Despondency と張られ、RoP: Blue まで張られて一気にピンチ。Rescind で Monk Realist を戻して RoP を破壊し、Healing Salve で回復してぎりぎり勝利。
二戦目:Pestilence などで Power Sink を使い果たしたところで Dragon Blood。頼みの綱の Hermetic Study は、カニを殺されて立ち消え。残り3枚で Confiscate を引き、1ターン差でライブラリーアウト勝ち。

 まじ苦しい試合でした。いちいちライフを調べて不利な状況を確認してみたり、最後まで Healing Salve を使わなかったり、手札に土地を残してみたり。いろいろ詐欺臭い小細工しました。
 エコークリーチャーがいなかったため、Pendrell Flux が思ったほど機能しませんでした。あと、Dragon Blood は通しちゃダメ!

《第四試合:藤原氏》
緑赤黒の速効。エコーだらけ。

一戦目:前の試合の疲れからか、Skeleton に Power Sink を打ってしまい、後のもっと重要な呪文を打ち消すことができず、なすすべもなく敗北。
二戦目:気を取り直してマリガン(駄目じゃん)。事故らない、事故らないと自分に言い聞かせて序盤を耐え、Retaliation を奪い、残りライフ2点で場を凍らせ、あとは飛行クリーチャーで殴って勝ち。
三戦目:サイドから3枚目の Pendrell Flux を投入。2ターン続けて Viashino Outrider に Flux を張ったり、Pestilence を狙い撃ちしたり。粘ったあとに Serpent と Drake を召喚。

 3色だったために、使える呪文がなく、何もできないターンがあったのが藤原氏の敗因かしら。

《第五試合:井手氏》
白赤。こちらに負けず劣らずエンチャントに頼ったデッキ。休眠エンチャント4枚。

一戦目:クリーチャーを並べられるも、3ターン目カニ、4ターン目 Study を出して一掃。その後で Gargoyle と Veiled Serpent を出し、手を封じて勝利。
二戦目:サイドから投入したらしき Presence of Master を張られ、Study と Flux を封じられる。しかし、井手氏が受けたダメージの方が大きかったらしく、Merfolk とDrake で殴り勝ち。

 二戦目は思い余っての失敗かと…。

《反省点》
 デッキのシャッフルは大事。
 第三試合以降、Tolarian Academy は Island に変更。やはりアーティファクト2枚ではマナが出ないようだ。(当たり前)
 青クリーチャーは、他でフォローしないといけないくらい粗悪みたい。他に誰か一人でも青を選んでいたなら、良質な生物がここまで揃わなかったはず。
 Pendrell Flux は、白や黒相手には不要でした。
 あと、バリン先生は実は使えたのかも、とか考えてる次第ですよ。Monk Realist と相性がいいし、Parasitic Bond 張られたクリーチャーを潰せるし…。

 US3パックは初体験だったのだけど、家で散々遊んでいたおかげか、効果を知らないカードがありませんでした。カードリスト翻訳者としては面目躍如。Pestilence や Retaliation といったカードの危険さが身に染みていたため、黒相手に待つ戦法を実践できたのが良かったかも。
 しかしとりあえず、ウルザってば時間がかかるし、同じカードばっかり出るし、レガシーが出るまではもういいかな、とか思ったりもしたのでした。