□ 帝 国 日 報 □

 クリムゾン・ピーク(Crimson Peaks)のドワーフ都市群は、オークとゴブリンの混成軍によって壊滅し、その援助に部隊を派遣した漆黒の手教団(Order of the Ebon Hand)は、スラル(Thrull)にその隙をつかれ、その教団と和解しようとしたアイケイシア(Icatia)では、ファレル元司祭の率いる狂信者集団が反旗を翻しました。
 また、アイケイシアの援助を求めていたヴォーデイリア(Vodalia)のマーフォークとヘイヴンウッド(Havenwood)のエルフも、それぞれホマリッド(Homarid)とサリッド(Thallid)という厄介な敵の攻撃によって、アイケイシアよりも先に滅亡してしまったのです。

51. Farrel's Zealot / ファレルの盲信者
トロウケアが陥落したとき、ファレルとその従者たちは、アイケイシアに残る者と正式に決別した。
・ドワーフがオークやゴブリンに滅ぼされ、その矛先がアイケイシアに向けられた頃、狂信者たちの破壊活動が始まったみたい。

52. Farrel's Zealot / ファレルの盲信者
アイケイシアの民やトゥーラクのしもべとの戦いによって、ファレルとその従者たちは、侮ることのできない屈強な軍団となった。
・でも結局、この狂信者たちもスラルには勝てなかったみたい。

53. Farrelite Priest / ファレルの司祭
ファレルの従者は正義や徳を守っていると信じていたが、彼らがとる手段はしばしば残酷なものであった。
・わりと強いかも。

54. Feral Thallid / 野生のサリッド
“キノコとして生まれ、育てられてきたため、サリッドを殺すことは不可能に近かった。”
 - 「サーペイディア諸帝国」第一巻
・6/3じゃなくて5/4だったら強かったカード。
・よく考えたら、あの頃はIncinerateなんてなかったんだなぁ。
impossibleは不可能って訳すしかないのかなぁ。

55. Fungal Bloom / 茸の花
“サリッドは森自体から力を吸収することができ、エルフたちでさえ、それらと戦うときには苦戦を強いられた。”
 - 「サーペイディア諸帝国」第三巻
・キノコデッキの友。苗木トークン出しまくり。
・「森の住人である」エルフたちでさえ、ってことで。

56. Goblin Chirurgeon / ゴブリンの外科医
“奴等がどのようにそれを行うのかを、補佐官の一人に尋ねたとき、彼はこう言いました。「本気ですか、市長。知らない方がいいですよ。」”
 - トロウケア市長リディア=ウィンフォース
・リディアさん再登場。
・自分自身を生け贄に捧げるのもok。実は凄い医師かもしれず。

57. Goblin Chirurgeon / ゴブリンの外科医
“結局のところゴブリンも、何かの役には立つかもしれません。”
 - クルゾグ(Khurzog)将軍への報告
・ちょっと難問。
・将軍が何者なのかもわかんないし…。オークなんかな?

58. Goblin Chirurgeon / ゴブリンの外科医
その外科医は、捻れた四肢と切り刻まれた肉の気味の悪い混合物を使って、倒れた仲間を修繕した。
・これも難し。内容はわかるんだけど、どうやって訳したもんか…。
・しっかし、これで再生できるってのも不気味だ。

59. Goblin Flotilla / ゴブリン船団
船乗りとしては非常にお粗末だったので、ゴブリンたちは目的地に辿り着く頃には吐きそうになっていて、とても戦える状態ではなかった。
・赤対青の状況。ゴブリンは、マーフォークとも戦ってたみたい。
・…って、これじゃ戦いになってないか?

60. Goblin Grenade / ゴブリン手榴弾
“奴等には、あのとんでもない代物を投げる知恵なんか無いと思うのだが?”
 - イヴラ=ユルスドッター

・イヴラさんまたまた登場。やっぱし、ドワーフを裏切ってゴブリンに味方しちゃってるみたい。
・FE最凶カードの1つ。赤スライの友。Forkがあれば、3マナとゴブリン1体で10点ダメージ。

61. Goblin Grenade / ゴブリン手榴弾
“数の優位がなかったなら、ゴブリンたちは、このように成功している攻勢を、決して始めることができなかっただろう。”
 - 「サーペイディア諸帝国」第四巻

・手榴弾を投げることを覚えられないゴブリンは、どんどん爆発していくわけで、それでも負けなかった理由。

62. Goblin Grenade / ゴブリン手榴弾
“受け入れられている理論によれば、手榴弾はある種の可燃物の混合であり、不運なゴブリンによって目標地点まで運ばれたようだ。”
 - 「サーペイディア諸帝国」第四巻

・更に裏付け。

62. Goblin Kites / ゴブリンの凧
・フレーバーテキストなし。

63. Goblin War Drums / ゴブリン・ウォー・ドラム
“ゴブリンの恐るべき戦太鼓は、最も勇敢な敵の心臓にさえも、恐怖心を抱かせた。”
 - 「サーペイディア諸帝国」第四巻


64. Goblin War Drums / ゴブリン・ウォー・ドラム
その戦太鼓は、ゴブリンやオークの軍隊が、ばらばらに防衛していたドワーフの都市を破壊することを可能にした。

・第5版にも再録されてるし、わりかし強いカードなんかな?

65. Goblin War Drums / ゴブリン・ウォー・ドラム
“外堀を守っているとき、俺達は暗闇に目を凝らしていました。俺達に聞こえたのは、例の太鼓の忌々しい音だけで…。で、俺の右にいたダブスが最初にやられて、俺達はすぐに、城壁に向かって逃げたんです。”
 - ピーター=ダグラス伍長、軍法会議での証言

・証言ってこんな感じ?

66. Goblin War Drums / ゴブリン・ウォー・ドラム
新しい戦太鼓を造るとき、ゴブリンの設計者は高品質の頭蓋骨を探す。セラの天使の頭骨は最高級品だし、異国の大海蛇の頭骨は重厚な音色で定評があるという。
Goblin War Drums4つ目。
・これもちょっと飛んだ訳かも…。

67. Goblin Warrens / ゴブリンの巣穴
“ゴブリンは地底で繁殖し、敵がその数を知ったときには、すでに手遅れだった。”
 - 「サーペイディア諸帝国」第四巻
・無限コンボの友。2匹捧げて3匹出して、また2匹捧げて…。

68. Hand of Justice / 裁きの御手
“我々が正しいなら、裁きの手はこの世界の浄化のために現れて下さるだろう。”
 - オリヴァー=ファレル(Oliver Farrel)
・アイケイシアから離反した元牧師さんの言。
Icatian Townで3体出して、すぐさまタップで何でも破壊ってコンボで有名だった…はず。

69. Havenwood Battleground / ヘイヴンウッドの古戦場
・フレーバーテキストなし。
・一番最初に組んだまともなデッキに入れてたっけかなぁ。

70. Heroism / 英雄行為
・フレーバーテキストなし。

71. High Tide / 満潮
“シヴィエルンと彼女の潮流の祝福があらんことを。”
 - マーフォークの伝統的な祝福
・青のマナ加速呪文。ザリガニ(Deep Spawn)を召喚してみるというのはどうか。
・パリンクロンと組み合わせると、無限マナになるらしい。

72. High Tide / 満潮
“潮が退きはじめたときが、引退を考えるべきときだ。”
 - クルゾグ(Khurzog)将軍
・クルゾグ将軍はマーフォークの偉い人だったのか。

73. High Tide / 満潮
“彼らの敵が、海の雰囲気の変化に気をとられたとき、ヴォーデイリアの民は陣形を変え、攻撃の準備を整えるという。”  - 「サーペイディア諸帝国」第五巻
・で、シヴィエルン(Svyelun)はマーフォークが信じる神様。

74. Hollow Trees / 虚ろの森
・フレーバーテキストなし。
・最初のデッキでは、お世話になりましたよ。

75-78. Homarid / ホマリッド
・フレーバーテキストなし。
・ヴォーデイリアが戦っていた相手は、寒冷化によって北方からやってきたこいつら。

79. Homarid Shaman / ホマリッドの巫女
“大地は湿原と化した。蹄やかぎ爪は、泥地に沈んでしまった。水嵩が高くなっていくにつれ、混乱した怒りと絶望のざわめきが、木々を通して反響していった。”
 - ヘイヴンウッドのキリキ(Kyliki)著「ヘイヴンウッドの記憶」
・日報復活第一弾。

80. Homarid Spawning Bed / ホマリッドの産卵場
・フレーバーテキスト無し。
・ザリガニ君のお供。面白い呪文ですよ。

81-83. Homarid Warrior / ホマリッドの戦士
・またまたフレーバーテキスト無し。
・タップしちゃう上に次のターンにアンタップしない、使えない奴。

84. Hymn to Tourach / トゥーラクへの讃美歌
“トゥーラクは、彼の死後、しもべたちが神として崇めたほどの力を持っていた。”
 - 「サーペイディア諸帝国」第二巻
・FE最強カードの一つ。2マナ2枚捨て。
・撃たれてシビれるようだと、社会復帰できないらしい。

85. Hymn to Tourach / トゥーラクへの讃美歌
その讃美歌の力を知り、リトーバーの信者たちは、彼らが略奪した写本を慎重に管理するようになった。
・またHymn
86. Hymn to Tourach / トゥーラクへの讃美歌
教団の信者たちはしばしば、彼らの犠牲者の骨より作り出した道具を使い、讃美歌を演奏した。
・またまたHymn
・心底忙しいので、訳文だけ〜。

87. Hymn to Tourach / トゥーラクへの讃美歌
“その不気味な嘆きの讃美歌は、鍛練した戦士でさえも狂気に追いやった。”
 - 「サーペイディア諸帝国」第二巻
・またまたまたHymn

88. Icatian Infantry / アイケイシア歩兵部隊
アイケイシア軍は、モントフォードなどの国境の都市に対するオークの奇襲を、たやすく撃退した。
・白の使えるコモンクリーチャーの一つ…だった気が。

89. Icatian Infantry / アイケイシア歩兵部隊
漆黒の手教団とは長きに渡って交流していたが、アイケイシアの民はゴブリンとオークの略奪部隊による、同等の脅威に直面していた。
・またIcatian Infantry
・前半部分の訳が支離滅裂。後で直さねば。

90. Icatian Infantry / アイケイシア歩兵部隊
“勇敢なるアイケイシアは、サーペイディア諸帝国のうち一番最後に滅亡した。誠実な兵士たちは、最後の最後まで彼らの都市を守りぬいた。”
 - 「サーペイディア諸帝国」第六巻
・またまたIcatian Infantry

91. Icatian Infantry / アイケイシア歩兵部隊
“降伏するなかれ。”
 - アイケイシアの城壁の破片に刻まれた標語
・またまたまたIcatian Infantry

92 - 94. Icatian Javelineers / アイケイシア投槍兵
・フレーバーテキストなし。金曜日までお休みです。
・強力な白の1マナクリーチャー。なんせ死なないMogg Fanatic
・6版には…入らないかな。

95. Icatian Lieutenant / アイケイシアの副官
アイケイシアの兵士が将官となるためには、立て続けに行なわれる試験で合格しなければならない。そこでは戦闘能力や指揮能力だけではなく、知性、忠誠心、そして道徳心の強さが評価されるのだ。
・スムーズに訳せた一品。
・カード名の訳の途中、何故か「アイケイシアの副将軍」が浮かんでしまって、悪徳Moneychangerを懲らしめたり、印篭で威圧したりする爺さんとダブって大変。

96 - 98. Icatian Moneychanger / アイケイシアの両替商
・フレーバーテキストなし。
・場に出たときのダメージを、防御円で防いだりしたなぁ。カウンターが溜まったところで殺されたり。

99. Icatian Phalanx / アイケイシアの密集軍
防壁が次々と打ち破られていくなか、その密集軍は侵略者の突撃に対して抵抗を続けていた。多大な損害を与えられても、彼らは最後まで、訓練された通り、ひたむきに防衛を続けた。
・言いたいことはわかるのだけど、適切っぽい訳語が見つからなくて時間切れ。無念。
・個人的にはこれくらいの重さが好みかな>コスト

100. Icatian Priest / アイケイシアの僧侶
“不浄なるものを打ち破るため、あなたが強く勇敢でありますように。”
 - “リトーバーの祈祷文句”
enemies of the pureを、不浄なるものって訳したのは反則かも。
・3マナで+1/+1と聞くと、最近はDragon Bloodを思い浮かべてしまいますよ。