戯画 |
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ヴァリアブル・ジオ
1993
格闘ACT/ゲームB/ 精液?B(顔1?:口0)格闘ゲーム。98DOSの名格闘ゲームとして高く評価されてるみたい。
横田守と並ぶ、汁ゲ界の巨匠、木村貴弘。横田氏と違うのは一般の仕事でもかなりの業績をあげていること。「ダーティペアFLASH」とか「ガオガイガー」とか「ベターマン」とかね。ほんと、うまいよな〜〜。 完璧なデッサン、Gペンでぐいぐい引いたようなしっかりした画線、可愛い顔に痩身巨乳。いわゆる木村絵という奴ですが、モロ好みです。何でこれほどの人がエロゲをやってるのか俄に理解しにくいが・・・・、ま、好きなんだろうけど。 それにこの人ってどんな仕事でも同じ名前でやるよね。VIPERシリーズはソニアの方針で「すがわらあわじ」名義だけど、あとは全部「木村貴宏」。顔はブサイクだが、アティテュードはカッコイイぜ!さらに特筆すべきはこの人、めちゃ精液描きさんなんだ。とにかく量が多い!全原画作品の精液を全部集めたら東京ドーム2.3杯はいく(かどうかはわからないが)。多分本人もかなりのザーメン好きに決まってる(かどうかはわからないが)。も、牛乳ですわ、牛乳。まっ白でとろとろ。ここまでデフォルメされてしまうと江川達也の描くSEXと一緒で、もうリアルさがなくって人によってはダメってゆう人がいるかも知れないけど、日本のエロアニメ・エロマンガやゴールドマン監督のAVのような誇張された性文化の中に育った小生にとってはまさに甘露。
で、木村貴宏原画のゲームにはどんなものがあるかというと、かなり多い。この作品から下はしばらくそう。が、傑作ゲームを全然担当してないのもこの人の特徴。ホント、職人然としとるね。この人は多分横田守のように自分でゲームを作ったりしようとはしないだろう。
この作品もいまいち。98RXじゃ動きがワヤ(戯画のDOSゲはみな重い)。だから、木村貴宏氏のCGしかみてなかったよ。白いの出てるけど女の子のセリフはなんか一人芝居みたいだし男のにおいがしない。H度は低いです。
スチームハーツ
戯画
1994
<STG/ゲームB/精液A+(顔5:口0)>縦スクロールシューティングゲーム。キムタカ原画。
PSに移植されたんだっけ?難しすぎてCG見れないよー。これも原画は木村氏でアニメもあり。白いの(今度こそ精液だ。え!?違うの?)どばどば。でもやっぱり淡泊なH。もったいないなあ。
ヴァリアブル・ジオ2
戯画
1994
格闘ACT/ゲームB/精液?A(顔7?:口0)前作と全く同じ。キムタカ原画。
感想は前と同じとしか言えない。ただし木村氏のCGの白いの(だからこれは精液なの?違うの?はっきりせえ!)は10倍ぐらいになってるぞ。でもHではない。テキストなんとかして。
ハーレムブレイド
戯画
1996
RPG/ゲームA/精液A+(顔6:口1)とらわれの幼なじみを悪いヤツから救え!ロールプレイングゲームです、はい。
戯画ではこれが一番おすすめ。ってゆーか、木村貴宏参加作品で面白いと呼べるゲームは今のところこれしかない。CGはもちろんながらRPGゲームとしても結構いける(マップが狭いが)。不思議なことにRPGだとシナリオが薄いのも大丈夫。巷では「本格同級生RPG」と言われているみたいだが、女の子の攻略はカンペがないと「絶対に」ムリ。これもやっぱりH淡泊。戯画の人たちがそうなの?もったいねえよ〜!
キムタカ、最近は全くエロゲ原画しなくなりましたなぁ。まあ、担当作品の余りなアレっぷりに愛想が尽きたのかも知れんけど。ちなみに戯画・ソニア以外のキムタカ作品は「ホーニースィーパーズ好色仕掛人(夢幻・1995年)」、「シャーマニックアイドル みるきぃ・はみんぐ(メデューサ・1998年)」、「ON AIR(ブラウニー・1999年)」。全部つまんねぇっす。
FOR SEASON.
〜めぐりゆく季節の中で〜
1998
育成SLG/ゲームA−/精液B(顔0:口0)
キーワード:淡泊なテキスト5人のうちから3人選んで大学に合格させるSLG。
SLGとしては良好なゲームバランスで楽しかった。しかし、やっぱりテキストは・・・。戯画のシナリオの人、1行を3行で書く努力してくれないかなあ。ゲーム部分はかなりの出来だけに残念。CG原画は中本尚子というひとだが、木村貴宏ラインの人材でよく似た絵を描く。でも違うんだよー。顔射がない。2段フィニッシュじゃない。木村氏は「アドバイザー」参加だが、こういうところこそ注文付けて欲しいぞ。「もっと大量に!顔まで飛ばして!」って。うーん、戯画に対してはいつも同じ不満だなあ。この作品、またぞろ戯画お得意の「パーフェクトコレクション」とか出るんでしょ?「ハーレムブレイド」とか「スチームハーツ」でもやってたけど、リメイクとかパーフェクトコレクションとかそんな付加価値だけで商売せんと新作をちゃんと出したら?しかも「VGカスタム」は98移植モノではかなり悪い出来という評判だし。剣乃さん抜けてヘロヘロのシーズウェアでもここに比べたらまだマシやな。
V.G.ADVENTURE
2000
お手軽すぎADV/ゲームB/精液A−(顔7:口0)
キーワード:特典はキムタカの「塗り」下ろしテレカ
いけすかん商売や、ホンマ。最年少選手「御剣珠緒」の優勝で幕を閉じた最強ウェイトレス決定戦「ヴァリアブル・ジオ」。それから半年。謝華ミランダが再び世の覇権を握るべく帰ってきた・・・。
なんちゅうか。最近の戯画のゲームって酷くないか?V.G.CUSTOMとハーレムブレイドWINの派手なリメイクダブルエラー以来、すっかり俺のなかでの格が落ちてしまった。今思うと、上の「FOR SEASON」が大傑作みたいに思えてくるわ。地に堕ちたな。と、いいながらやってみました。「V.G.」シリーズの最新作。もうあっという間エンディングを迎えてしまった。30分ぐらいかな?ちょっとヒくぐらい早く終わったぞ。そもそもこれアドベンチャーですらないと思うんやけど。選択肢によって分岐があるようなゲームのことをADVというのであって、こういう選択肢があっても実は全部ダミーとか、戦闘で負けても何の関係もなく話が進んでいくようなゲームはデジコミというのだ。
システムだけはいいんだよな。ここってプログラムはいつもいい。メッセージスキップが出来ないのは画竜点睛を欠くが、軽いし。なによりロードがまさしくセーブした地点から始まるのは良い。何か、DOS時代ってそんなこと当たり前だったのにこんなことで喜ばないといけないというのは情けない気もするが。今のゲームでどれほどの作品がこのセーブロードができるというんだろうか。
戦闘部分もサクサクとテンポよく進んで、エロゲレベルとしてはOKなんやけど、肝心のご褒美(Hシーン)が・・・。
意外なことにVGシリーズおなじみの淡白テキストが今回は結構濃い。「カチンカチンでお腹にバチッを当たってたやんか」とか「ザーメン下さい」とかかなり具体的な表現が使われててテキスト自体は悪くない。が、ボイスがかなりダメダメ。使えまへん。しかも、Hシーンは戦闘で負けた罰として第三者が行うわけで、その間勝った主人公の珠緒は何してるかというと、ひたすらガナってる。これがかなりウザい。「だめ〜!逃げて〜!」「な、何て、ヒドイことを・・・」「あ、あんな卑猥なこと言うなんて・・・」。お前はテレビ見てるオバハンかっ!外野がうるさくって没頭できまへんがね。
しかも塗り・原画ともにCGレベル低い。またもやというか。これが今の戯画を買えない最大の理由なんだが。DOS時代の素晴らしさを思うと哀しくなってくるわ。VGシリーズなんかはキムタカを意識してヘタに似せようとするんで違いがまるわかりで余計に辛い。どれぐらい違うかというと、蝶野のSTFと俺のSTFぐらい違うだろう。かなり違うぞ、ホント。こういうのってものすごステイタスを下げてしまうんで止めた方がいい。キムタカを同じぐらいの力のある人を呼べないんだったら封印するべきだと思うんだけど・・・。
まあ、V.G.シリーズのキモ(と俺は思っている)精液ぶっかけが健在であったのは良かったと思うけど、やはりボリュームの少なさとCGレベルの低さはいかんともしがたく、木村貴宏こそ戯画であったのだな、と思い知らされることしきりの作品なのであった。
この後、一応「ハーレムブレイド II」も俺のプレイ予定に入っているんだが〜。どうしたもんか・・・。
V.G.Re−birth
2001
レトロADV/ゲームB−/精液A(顔9:口2)
キーワード: おまけが「V.G.MAX」同梱・・・いらん・・・。作家志望の大学生の主人公。出版社に持ち込む作品を制作中の彼は、与えられたテーマ「戦う女性の素顔」にふさわしい題材を探し求める。そして、ファミリーレストランで働くポニーテールの娘を取材することにするのだった。取材を快諾してくれたのは「武内優香」という娘。明るく可愛い普通の女の子に見える彼女だったが・・・。
「ハーレムブレード」以来(!)、久しぶりに期待できそうな戯画作品。とりあえず、戯画ってブランドは原画がよくなかったらアイデンティティ喪失。今回は久々に原画が目を引くものだったので、これはと期待していた。
前作同様、ストーリーはかる〜くかっ飛ばしてどんどんとHシーンをこなしていく感じの作品ですわ。一言で言うと凡庸そのものですわ。
しかし、この平凡な雰囲気をぶっとばす禁断のスイッチがこの作品には装備されているんです。それが「男汁モード」オプション。「普通」「多量」「超多量」と3段階に選べるんですが。「超」モードはかなり凄い。もうずっしり、という感じでドバドバとかかっております。これぞ「VG」!量だけなら伝説のVG2を越えましたな、これは!
・・・・え〜っと、以上です。
汁だけでは・・・。3年前やったら、これだけ汁が出ていたら完璧にカウントダウンの上位に食い込んだと思うんやけど、今はこれより良いもん山ほどあるし。余りにもシチュエーション的に味がないので、ぶっかけゲームにとどまっていますねぇ。更に「V.G.ADVENTURE」の時に結構セリフ的にエロ化したのに、ここでまた淡泊テキストに戻ってしもた。セリフがもっとフェチズムをあおるものだったら、絵が良いだけに一気によくなったと思うんですが・・・惜しい。
そもそも、エエ加減「VG」はいらんやろうとも思うのですが・・・。そこまでこだわるほどの素材か?大体、もう誰が誰かわからんぐらいキャラの見た目違ってるし。V16のあきら並にキムタカの面影なし。今回の原画は十分魅力的やけど、格闘シーンは迫力がなくてダメ。そのせいかわからんけど格闘のイベントシーンが全然ない。こうなると、何で「VG」でやる必要があるのかわからん。セルフ同人やんか。 しかしまあ、そう言いながら「VG」の名前がない戯画ゲームなら最初からヤル気もおこらんし・・・。
ま、絵自体は魅力的なので、汁が沢山出ているところを見たい人なら。