Alicesoft
おい、まだ脱げるやろ
脱げ、脱がんかい!

 
     

 

DARCROWS
アリスソフト(1999)
王族淫売化調教SLG/ゲームB
精液A(フィニッシュ・顔11(ぐらい):口3)

名君の統治のもと、栄えた国カルネア。しかし、王国は今や存亡の危機に陥っていた。隣国との永き闘いのなか、王は病床に伏し、兵は失われ、最後に残された術は只、降伏するのみ。そんな火急の折り、現れたのが8年前の敗戦以来姿をくらませていた将軍クロード。 カルネア救済のため、彼の出した提案とは・・・。

「待たせやがって・・・」

エスパルスサポーターばりの横断幕でも掲げたくなるようなアリスソフトの新作。
ついに巨人が動いた!

初めてやったエロゲが「闘神都市」のオレなのに「エロゲカウントダウン」では今までアリスソフト作品を一つも取り上げていなかった。別にアリスが嫌いという訳でも、やったことがないという訳でもなく、単に最後までやり遂げたゲームが一つもなかったから。でもね、それも致し方ないと思うんでおます。アリスというとCGキレイ。ストーリーは重厚。ゲーム性の高さと合わせてその完成度がウリですけど、その「ゲーム性」ってのがハイブロー過ぎるのよ。「鬼畜王ランス」、「かえるにょぱにょーん」、「ママトト」等々。作りこんでいるのはわかりますわ。でも長い!辛い!ややこしい!「ママトト」の戦闘とか親切にチュートリアル付きで戦闘システム説明とかしてくれるけど、その手順の多さに呑まれてそのままオクラになってしまったわ。

力強いエンジンに美しい塗装が施されたボディ。落ち着いた内装に本革張りのシート。素晴らしいスポーツカー。でも、ドアに取っ手が付いていない。それがオレにとってのアリスソフト作品だった。敷居が高いねん。アリスのヘビーユーザーはそういうのを求めてるのかもしれないけど、オレみたいなヌルイのにはキツイですよ。しかもHシーンがもっさかった。Hシーン一つにつきCG一つずつとか、ゲームシステムほど力入れてるように見えなかったしね・・・。

 

ところがどうだ、この「DARCROWS」

エロエロエロエロ!
しるしるしるしる!

どうしたん、これ? 何が起こったの?もうめちゃめちゃエロいよ、これは。調教モノだけあって、ひたすらHのみ繰り返すゲーム。一気に割り切ったな〜。しかも女性3人分あるからもうたっぷり。調教の種類は乳触りやフェラ、正常位、後背位、アナルという感じで基本的。SM色は弱くスカもないけど、その分週に一度の変態相手の娼婦の仕事でバリエーションを出している。これがクセモノ相手ばっかりで楽しい。CG原画もH。発売前のサンプルの段階ではどうかな〜と思ったけど、実際ゲームの中では非常にいい感じ。フェロモンしっかり出てるし、身体つきもロリキャラでもしっかりと肉感を持って描いていて色気あるよ。いつもどおりクリームのようなまろやか塗りのCGフィニッシュも美しい。

で、アリスの18禁作品では初めてのボイスが入ったけど、これも非常に良い出来。声優の演技力もグー(で、姫乃樹リカが声を当てているって噂の真偽は?)。セリフ的にも最初は喘ぎ声しか出せないのに、「だって、クロードのものがこんなに硬いんですもの・・・。それにこの匂い・・・。」とか「ねえ、見えるでしょ?私のここから、いやらしいお汁が垂れてきてるのが・・・。」とか調教が進んで行くに従って段々と大胆に、そして具体的になっていく感じがスリリングで良く出来ている。同じ調教は同じCGなんやけど、このセリフ回しのお陰で新鮮に進めていける。

ゲームシステムもめっちゃわかりやす〜なった。基本的に数字のカードを引いてある数以上出せばいいだけ。月に一回の戦闘も要するに3種類しかカードのないポーカーやしね。攻略性というか、自分で工夫する要素はいつもに比べてかなり減った。アリス的なゲーム性という点ではかなり後退してるけど、これならオレのような奴にも続けられるわ。

そしてだ。「凌辱〜好きですか?」の質感によく似てて、粘菌のようなドロドロなやつがジャンジャンバリバリ。顔にかかってなくても、外に出しゃあ盛大に出ますわ。これがオレ的にはもう最高やった。よりによってアリスがやるとは・・・あなどれんな〜。

ま、不満な部分も当然あったけどね。

お城とか〜お姫様とか〜ダークなムードとか〜。もういい加減こればっかりでなくても〜。ファンクラブ用の「HASHABY BABY」が結構良さそうだったから、この設定をこっちでやってくれたら最高やったのに。ま、これはアリスらしいといえばらしいからいいとして、もう一つの問題は、せっかく3人の高貴な方々が出ていてそれぞれのキャラ分けもある程度出来ていたのに、Hシーンでそのキャラ性を生かした調教になっていなかったこと。この娘だからこの調教というものが殆どなくって、単に女の絵が違うだけの同じ流れでセリフのトーンもあんまり変わってなかったのが残念。これならいっそ「Maid iN Heaven」みたく一人掘り下げタイプでも良かったぐらいやわ。

なにより一番の不満は、調教が成功するかしないかがサイコロ(1〜6の数のカード)の出目で決まるということ。例えば条件が5の難易度の調教だと、カードを何枚(2〜4枚)かめくって足して5以上が必要ということなんですが、こんなん絶対成功するまでやるでしょ、普通。そしたら失敗したら即ロードせなアカンねんけど、ゲーム中にロードできないのよ。メニューにも戻れないからロードするためには一度ゲームを終了してもういっぺん起動しなおす必要があるのよ!意地悪やわ〜。出目は完全にランダムやから当然うまいこといかないこともあるよ。オレも「大!大!大!大!ダイスでストライ〜ク!!!」「ノンストップゲーム」の横山ノックのような気合い(関西在住者以外は置いてけぼり)でカード引いているんやけど、2枚でたった「4」を出せばいいだけのところに3回連続で「3」が出たりすると、悔しさの余り自害したくなりますわ。

でもね、やっちゃうのよ。また起動しちゃうのよ。もう何度「次失敗したら終了して寝たろ」と思ったか知れん。が、これができない。もう操られるようにまた再起動して続けてしまうや、これ〜。

こういうゲームも久しぶりやわ。最近、エロゲを「義務感」というか労働のようにプレイすることが多い。つまらないけど一応やる、とか、レビュー書かなイカンから最後まではやらんとな〜みたいな。かくゆうアリスのソフトもずっとそうやった。でも、この「ダークロウズ」は久々に身体が欲してプレイしてしまった作品やった。自力で頑張ってHシーンを全部見たいと思ったよ。

こんだけ熱中してしまったのも、エロシーンの出来の良さとゲームのわかりやすさ。ま、この際カードの出目に対するもどかしさも魅力に入れよう。今年一番の傑作と言っていいですわ、これは。皆さん、買いましょう。アリスもこれからこういうのもっと作ってくれよ〜。来年期待。

 

 

妻みぐい
アリスソフト(2002)
奥さん米屋ですSLG/ゲームB/精液B+(顔5:口0)
キーワード:一緒に買ってきたスクープのソフトをヤル気なくなりました。

もうすぐ大学卒業・・・下宿しているマンションの引き払いも間近に迫っている主人公。ほんの少しばかり好意を持っていた隣の部屋の若い未亡人とも、もうすぐお別れ。そんな折り、ある夫婦が主人公のマンションへと引っ越してくる。大人の色気溢れるその若妻と真昼の情事を重ねた主人公は・・・。

おーい、若衆よ!これがDOSゲームじゃよ!
これがオレ達おっさんが昔味わってきた香りだ!

いつもいつもF1狙いの誇り高き技術屋アリスソフト。今回はそのF1の技術を使った軽自動車だ。ライフだ。驚異の定価2800円、内容はヤリゲー。「アリスよ、いい加減パンツを脱げ!」と思っていた俺としては、これを待ってた!待ってたよ!

さすがにプレー時間は短い。1日3回の行動で2週間。イベントシーンはほぼHシーンのみで、後は住人との会話だけの構成。ストーリーはシンプルそのもの。テキストは装飾的なところが全くなく、展開もド直球ですわ。ムンムン人妻・香苗との初Hにしても、あっさりと部屋に招かれた主人公が、最初からヤル気マンマンの彼女の誘いに驚いて股間にお茶を落とすところから始まる。ほとんどテンプレ。しかしですな、この作品はそういう部分は問題じゃない。むしろ小品だと割り切った仕様なんで、その前提をこっちも納得づくでやるから全く気にならない。ゲームではキャラ立てさえやってくれてたら、ストーリーが希薄でも身体を重ねるんでイヤでも脳内補完できる。そういう意味でのキャラ立ての基本はちゃんとやってくれてるので、大丈夫。

ゲームの主眼はとにかくエロ。しかも、ただヤルだけじゃなくって、ムンムン人妻との情事をこなして女の扱い方を学び、男としてのレベルを上げないと「本命」である可憐未亡人を落とせない。つまり、エロはいつでも転がっているんだけど、その一方で適当な努力を経ないと得られないエロもあるという仕組み。これは理想のバランス。これだけの小品にも関わらず、しっかり攻略性を入れてくるのはさすがアリス。もう性だ。しかも規模が小さいゆえに、むしろいつものむやみにハイブローなゲームよりも遙かにとっつきやすい。毎回、こんなもんでええのに。

Hを目標に、Hを重ねる。しかも相手は人妻。閉じられた空間をマウスクリックで徘徊する形式。モラル感の希薄さ。キャラのみのシンプルなハートウォーミングストーリーと適度な攻略性。BGMの雰囲気もあいまって、まさにDOSゲームのテイストが溢れている。 もちろん、いい意味で。なっつかしいダスな〜。

そして、エロい。エロシーンは女キャラ5人のうち、ヅマ2人のみ。やはり小品ゆえに、ボリューム的にはやや少ないものの、内容的には全く問題なし。肉感溢れる原画と相変わらず綺麗な塗りで、下半身をグッド・ラヴィン。汁もグー。今回は体調によって汁量が2段階に変わる。体調が良いときなら「ダークロウズ」ほどではないものの、結構大量に出る。しかも、ちゃんと出る瞬間と出た後を描き分ける3段フィニッシュ。ぬかりは無いですな。ただ、ヤリゲーだけにエロシーンのテキストはもっと濃くてもよかったなか、とも。特にフィニッシュ後のテキストはかなり淡泊だった。ま〜、「人妻」に対して何にも思うところのない俺だから、そこら辺に関心のある人には更に深い魅力があるのかも知れないけどねぇ。

結論・・・こりゃ良い。確かに不満もある。サブキャラの女性3人とエッチできないし、ボリューム的に軽いし、声もない。しかし、定価2800円の前には全て鼻くそ。売価2500円なら大いに上等。めちゃくちゃ、ちゃんと作ってあるよ。ささいなことだけど、ゲームでハッピーエンドにたどり着けなかった時には姉ちゃんが出てきて、ちゃんと攻略に合わせたヒントをくれたりする。こういう部分でも美意識を感じる訳で、このゲームはアリスの良いところだけを楽しめるなかなか素敵な作品でしたな。

むしろアリスソフトには、大作を一回飛ばしてでもこういうのシリーズにして出して欲しい訳で。こういうの見せられると、誰だって「エロいアリスがもっと見たい!」って思うんじゃあなかろうか?この「妻みぐい」、全キャラとHできるようにして、声も入れてストーリーやH的にもボリュームを増やして、しかもゲームバランスをいじらなかったら大傑作になっていたと思う。それなら仮に定価9800円でもどこからも文句でないよ。でも、やらない。そこら辺がパンツは脱いでも前バリがまだあったって感じがするんだよねぇ。「いやいや、やっぱりうちは技術屋でして・・・あくまでエロは余興みたいなもんで・・・」という感じに思えるんだよなぁ〜。オレだけの妄想か・・・?でも、オレは「ダークロウズ」が忘れられない。アリスが自分のアナルの毛まで開陳してくれるのはいつの日か・・・。

 

 

超昂天使エスカレイヤー
アリスソフト(2002)
スーパーガール育成SLG /ゲームB
精液A(顔14[うち顔アップ5]:口5[うち顔アップ3] )

主人公・恭平のクラスに転校生・沙由香がやってきた。驚いたことにかわいい彼女は恭平の昔の幼なじみ。しかし、もっとも驚いたことに、彼女は地球を守る正義の戦士エスカレイヤーだった!地球を守るため、人造人間となった沙由香。彼女の能力はHすることによって上がるのだ。恭平は沙由香の頼みで地球を守るための「特訓」を引き受けることに・・・・。

メガネッ娘は女じゃないということを今一度、訴えさせてください!

結婚した女優がよくメガネをかけたりするが、あれは「私はもう女ではありません、母であり、妻なのです」という脱セックスシンボル宣言なのだよ。メガネは身をやつすためにこそ使い道があれ、性的アピールには何の効力も示さないんであります!むしろ逆!野坂なつみ以外の女はすぐさまメガネを外すべし!野坂なつみは許す!

という訳で、DVDのドライブを持ってないオレは、CD版を待ってのプレイとなった「エスカレイヤー」。「ダークロウズ(’99年)」で遂に覚醒したかと思わせておいて最早3年。「エロをやる」といって「大悪司」とか作ってしまう食えないブランド・アリスだが、今回はかなり期待していた。「妻みぐい」で久々にエロエロ路線の作品を送り出し、その直後に発売告知されたこの「エスカレイヤー」。正義のヒロインがエロ調教によってパワーアップしていくというその割り切った設定と、原画・おにぎりくん(『えびふらい』並に投げやりなPNだね)の実にセンシュアルなCGと相まって「ダークロウズ」臭がプンプン!これをやらいでか!早速、開店と同時にメッセサンオーに飛び込んだですよ。

ゲームはまさに「明るいダークロウズ」と言った雰囲気。幼なじみ同士の主人公とヒロインが色々なプレイを楽しみながら、能力値を上げていくという感じ。ヒロイン沙由香はおとなしい顔して内心欲情しまくっている娘で、エッチの全体的な雰囲気は良好。エスカレイヤーの状態だとメガネもないしね。それにしても、沙由香がおしゃれメガネをかけてなかったのだけはやや救われた。アニメ絵でおしゃれなメガネはダメだ!丸か茄子型じゃないとな!

しかし、後はエロばかりやるだけ、とならないのがアリスのゲーム。相変わらずのパラメータ地獄。今回は調教対象が1人なのはいいんだが、町の平和度と、純愛度&陵辱度のバランス、そして自分のリビドー値との兼ね合いがある。気になってしゃーない。そして、調教の成否は出ました、サイコロの出目。またかよー!しかも、今回はその出目が1日単位で固定されているのだ。具体的に言うと、仮に前の日の版にセーブしておいても、何度やり直したところでサイコロの出目は変わらないのだ。だから、やりたい調教を成功させたい時には2日前に戻ってやりなおさないと、出目が変わらないという・・・。しかも、セーブポイントは一日の終わりにしかできない!こんな形でゲーム性出すなよー。ほんま、いじわるさんやなー。今回は難易度を変えられるサービスがあるけど、それやったらサイコロに鉛しこませんかい!

しかし、それでもまたもや何度もやり直すオレ。
エロがあるからねぇ・・・。

エロに関しては、アリスソフトとしては最高レベルのコンテンツが用意されているのではなかろうか。純愛・陵辱双方の様々なシチュエーションのシーンがてんこ盛り。初々しい初セックスからからブサイク男と乱交まで、淫語朗読からホームレスとまぐわってオマンコに放尿まで、魅せます沙由香の性乱舞!と言った感じ。やっぱり一人掘り下げタイプのエロゲは良いなーと思う瞬間だ。グラフィックは非常に美しく、しかも肉感的で言うことなしですわ。

驚いたのは、沙由香がホームレスの洗ってないチンポの皮をむいてチンカス掃除をやるというプレイ。オレも最近繰り返し「これからのキーワードは包茎!」と発言して周りをヒかせるが、まさかアリスで包茎ネタが見られるとは思わなかったな。こいつぁ〜スゴイや!音声に関しても今回は「オマンコ」「チンチン」「チンポ」等の卑語連発(消しはデカいが)。これなら、サイコロを1回や2回、50回や2000回失敗したところででもないだろうさ。

・・・でも、なんか。個人的には。
「ダークロウズ」の方がヌケたかな・・・と。

エロそのものは確かにゴキゲン至極なんだけど、そのバックボーンが・・・。
ストーリーがねー、アリスにしては「・・・」って感じなんよねー。すんげーベタなんだ。いや、ベタなんは別にかまわんねんけど。「ベタ」って言うのは、観客が全て知っているということがベースな訳で。その構造をどうやって利用するかという点が問題。ベタを笑いにするのか、そのベタ感を引っ張っていって、裏切っていくことでフックを作っていくのか・・・。で、この「エスカレイヤー」はベタをベタとしてそのまま描いている訳だ。これもやり方としては全然ありなんやけど、観客はどういう展開になるか全部わかっている訳で。それを全部引き受けて、しかも良い話にするのはめっちゃくちゃ大変。キャラが恐ろしく立っていれば話は別やけど、そうじゃなかったら、全部予測がつくテンプレみたいな話になってしまう。実際、この作品はそうなっとった。創美研究所のパチシリーズなんかはベタの力を大いに利用しているんやけど、「エスカ」のストーリーはちょっと食い足りなかったってのが正直な感想。

それに伴って、ヒロインの位置づけもやや中途半端になってしまったかも。やっぱり、せっかくのスーパーヒロインなんだから、もっと高嶺の花感があってもよかった

いつも言ってるから「またか」って感じだろうけど、やっぱりエロは落差な訳で。例えばヒロインがナウシカぐらいのカリスマだったとしよう。間違いなく世界の命運を握る奴が幼なじみで、かつ肩の力が抜けた彼女を一人だけ見られて、更にHも出来たらさぞかしステキだろうと思うんだ。で、こっちの「エスカレイヤー」なんだが。最初の雰囲気が妙にパロディというかコメディのノリで始まったので、敵味方ともに緊迫感がなく、地球が危ないって感じが全くしなかった。だから、そこで活躍するエスカレイヤーの地位も、ゲームの世界観のなかでどの程度のもんかさっぱりわからんかったよね。単なる出張イメクラのような感じもした。その点、「ダークロウズ」は王族を陵辱するってことで、こっちよりかは大分落差があったと思うね。エスカレイヤーのルックスとかは良かっただけにもったいないなぁ。コメディ調の出だしなら、いっそ「ぶっかけ天使シルキー&ミルキー」ぐらい飛べればよかったんだろうけど。

そして、エロシーンにおいても、汁フェチ度がそんなに強くなかったのが・・・。確かに汁は出てるし、質もいいんだけど、顔にかかる時は量があんまりな場合が多いんだよね〜。それに、インパクトのある汁シーンはやっぱり陵辱系Hに偏っている訳だ。純愛系でも汁シーンはあるが、そんなにピピーンとくるものはなかったですわ。テキストにおいても、淫乱系で堕ちていく方向へのテキストは飛ばしているんだけど、汁関連セリフに関してはほぼ皆無という状態。フィニッシュ後のあっさりしたことよ。これだけのエロへの期待感を漂わせて、しかも絵面の汁気が多いだけに、多少拍子抜けしたという部分もありますなぁ。

とはいえ、エロに関してはこれでいいんだけどね。とかく、最近オレがインパクト受けた汁系エロゲってのはことごとく一点突破だったから。そんな連中に勝つ必要もないわな。そういう点で「エスカレイヤー」は”万人向け”とも言える。大体、うちのランキングでトップをとって、何の誉れにならんや

まあ例によって色々文句言っちゃったけど、「エロゲ」としてはかなりの良作だと思う。これだけちゃんと作ってあって、CGも美麗。長いこと遊べる感じもするし、何よりエロい。マニュアルも綺麗だし非常にバリューを感じる出来ですわ。オレも「ダークロウズ」をやらないで、これを直でやっていたら激賞したはず。 毎年こういうの出してくれ!

ところで、ボクはこの作品で声・ルックスともに一番惹かれたのが「ルーイ」って子で・・・こいつ男やねん!まっずいよなぁ・・・。