撮影地:マウント・オルガ Mt.Olga ノーザンテリトリー、サンセットポイント

● カタ・チュタ

カタ・チュタは36の巨岩の集合体である。最高峰のオルガ山は地表から546m(海抜1069m)あり、同348mのウルル(エアーズロック)よりも遙かに高い。面積も、地図を目測するとウルルの4倍はありそうだ。ウルル同様にカタ・チュタもアボリジニの聖地であり、東側(写真の裏側)に旅行者は立ち入ることができない。我々が目にできるのは、西側の二つの遊歩道沿いの景色のみである。カタ・チュタのすぐ南側の麓を通り、エアーズロック・リゾート方面へ抜けるダートロードがある。現在一般に開放されているルートよりずっと岩塊の近くを通るので、迫力は大いに期待できる。しかし、入り口は鍵がかけられ、一般人立入禁止である。天を突く巨岩をもっと近くで見てみたい。残念ながら今のところその思いはかなわぬままだ。


Nikon F4,
Ai AF Zoom Nikkor 28-85mm F3.5-4.5S,
Fujichrome PROVIA 100F (RDP III)
Aperture-Priority Auto @ F11
Kata Tjuta Sunset View Point, Uluru/Kata Tjuta NP, Northern Territory
October, 2001

2001.08.27 掲載
2003.02.07 写真変更・レイアウト変更・アクセス解析対応
2003.06.02 文章修正