撮影地:コーラルベイ(南回帰線の北)、ニンガルーリーフ、西オーストラリア

●  コーラルベイ
西オーストラリアのインド洋岸、南回帰線の北方にニンガルー・リーフ Ningaloo Reefと呼ばれる大珊瑚礁がある。全長257キロ、グレート・バリア・リーフ(GBR)にはその規模において及ばないが、魅力では十分に拮抗する。写真のコーラルベイ Coral Bayでは陸沿いに珊瑚礁が発達している。白い浜からそのまま珊瑚の海に飛び込むことができるのだ。船や飛行機ではるばる沖に出なければならないGBRに比べ、珊瑚が陸からきわめて近くにある。余談ではあるが、ケアンズの泥海を見て失望した方も多いのではないだろうか。コーラルベイではそのようなことはない。目の前は珊瑚礁、まさに"On the Reef"である。エクスマスやカナーボンから赤い荒野を抜けると青い珊瑚の海に出会う、オーストラリア広といえど、ここだけでできる劇的な経験と言える。

Nikon F4,
Ai AF Zoom Nikkor 28-85mm F3.5-F4.5S,
Fujichrome PROVIA ISO 100 (RDP II)
Aperture-Priority Auto @ F5.6
Coral Bay, Ningaloo Marine Park, Western Australia
December, 1997

2001.02.13 掲載
2001.06.04 レイアウト変更・写真拡大
2001.07.06 レイアウト変更・文章修正

2002.11.15 レイアウト変更・写真拡大・アクセス解析対応